7月最後のゲームを勝利で飾る
現地2026年7月31日、レッドソックスは西海岸遠征の締めでドジャースとの3ゲームシリーズがスタート。
この勢いが本物であるかどうかを測るのに実力者ドジャースとの対戦は非常に興味深いものでしたが、アスレチックスとの激闘に引き続いてその力を発揮。守備、走塁、打撃といいゲームを見せました。

ドジャースはブルペン・デー
ただ、この日はドジャースはブルペン・デー。Gm2の山本投手との対戦がさらなる興味を掻き立てるのですが、それでも力のある複数のドジャース投手陣と対戦してどのような打撃を見せるのかが面白いところだったのですが、いい戦いを見せてくれました。
レンジャー・スアレスが5回途中まで好投
レッドソックスの先発はレンジャー・スアレス。鼠径部(そけいぶ)の怪我からの復帰して初のマウンドで中20日。
大谷選手と相対するのはWBC以来となります。

レンジャー・スアレスは1回裏、大谷選手を空振り三振に仕留め、アンディー・パヘスには四球で歩かせるも、ミゲル・ロハスをダブルプレーに打ち取り、三者凡退の立ち上がり。
その後、スアレスは味方の先制点をもらった後も2回、3回と三者凡退に仕留め、リズムに乗ります。
しかし、4回裏に大谷選手には2ストライクと追い込みながらも、最後は4シームが浮いてしまい、それを豪快に左中間に運ばれて2塁打を許します。 この後、パヘスがSSゴロに倒れた後、ミゲル・ロハスがCFに犠牲フライを放ち、大谷選手が3塁へタッチアップ。ここでフレディー・フリーマンにタイムリーを浴びて1失点。
大谷が24号HR
5回裏、スアレスは1アウトを奪うも、カイル・タッカーへの四球をきっかけにキケ・ヘルナンデス、エリーザー・アルフォンゾに連打を許してこのイニング1失点。なお、キケはエリーザー・アルフォンゾの当たりで2塁をオーバーランしてタッチアウトとなり2アウト。
しかし、ここでバッターは大谷選手。チャド・トレーシーは4回2アウトで勝利投手の権利まであと1アウトというところで、レンジャー・スアレスを交代。ジョバンニ・モランをマウンドに送ります。
大谷選手と対したモランですが、2ボール後にチェンジアップが決まり、ここまでは良かったのですが、4球目、そのチェンジアップがアウトコースではなく内に寄ってしまい、これを大谷選手にライナーでライトスタンドに放り込まれる2ランHRを許し、3-4と逆転を許します。
大谷選手は今季24号HR。打出速度が112.1mph、打球角度24度の弾丸ライナーでした。もうこれは完全に失投で逆転を許しましたが、これはもうすっきりしてよかったのではないかと思います。
ただ、その後は追加点を許さず、このイニングを3失点で抑えました。
レッドソックスが先制
遡りますが、先制したのはレッドソックス。2回表にケイレブ・ダービンが四球で出たあと、2アウト3塁で問題のジャレン・デュランがドジャース2番手のウィル・クラインからCFへクリーン・ヒットを放って1点を先制。下位打線で1点を奪ったのは大きかったです。
ウィルソン・コントレラスが頭部への死球で退場
さらに3回表はソガード、ラファエラの1,2番でチャンスを作ると、1アウトからウィルソン・コントレラスが頭部への死球で出塁して満塁に。
ウィル・クラインはこのウィルソン・コントレラスの打席で死球の前にも1球、抜け球があり、危なかったのですが、さらにもっと危ないところに放ってしまいました。ウィルソン・コントレラスは一度は1塁に歩き、このイニングはで続けたのですが、レッドソックス・ベンチは大事を取って3回裏の守備からベンチに下げました。
試合後、初期検査の結果は良好でしたが、土曜日に追加検査を行い、今後の出場可否を判断する予定です。
ドジャースのロバーツ監督は暗黙のルールでここは投手を交代させ、左腕のコール・アービンがマウンドへ。

吉田が1塁への2点タイムリー
1アウト満塁となり、打席は吉田選手。吉田選手は1球目、インコースへのカットボールを見逃し、2球目、低めのシンカーを叩き、これが1塁のフレディー・フリーマンのエラーとなる当たりとなり、これで走者2人が還って2点を追加。3−0とリードします。
ただ、上述のように5回裏に大谷選手の2ランHRで逆転を許します。
7回に5得点
ドジャースが4-3とリードして迎えた7回表、レッドソックスはニック・ソガードが四球でチャンスを作り、セダン・ラファエラが初球のチェンジアップを見事にLFスタンドに運ぶ2ランHRを放ち、これで5-4と逆転。この後、吉田選手のシングルなどで満塁のチャンスを作った後、アンドリュー・モナステリオがLFへタイムリー・ダブルを放ち、2点を追加して7-4。
この後、デュランの打ち損ないでも1点を追加し、8-4に。
レッドソックスは9回表にも吉田選手のシングルをきっかけに1点を上げ、9-4に。
ブライアン・ベイヨー、またロングリリーフで好投
レッドソックスは6回裏からブライアン・ベイヨーが登板。今季はオープナー後の2番手などロングリリーフなら力を発揮するものの、先発では大炎上してしまう強いクセをもっているのですが、この日はロングリリーフの日でやはり素晴らしい投球を見せました。


ベイヨーは被安打3、スコアレス、BB 1、SO 3をマーク。2シーム、スライダー、そしてチェンジアップが面白いように決まり、ほぼ完璧な投球でした。
なぜ、先発では力を発揮できない?と思うのですが、その当たりはNHKの解説に入っていた田口さんが「先発だと先を考えてしまうからではないか?しかし、リリーフだと行けるところまでと肚をくくりやすいから思い切った投球が出来るのでは?」との仮説を唱えておりました。さすが、田口さん。
21勝4敗(勝率.840)は球団史上最高の月間勝率を達成
このゲームに勝利し、7月の成績を21勝4敗としたレッドソックス。これはクラブ史上最高の月間勝率です。
オールスター戦後は12勝3敗です。
なお、Xで面白いことを投稿されている人がいて、レッドソックスはこのゲームで109試合目でしたが、このゲームが始まる前の108試合目の成績はなんと2023年から4年連続で57勝51敗。
ちなみに109試合目はどうかというと、2024年から2026年まで3年連続で58勝51敗。2023年は57勝52敗でした。
デュラン起用はどう見る?
この日、レッドソックスはジャレン・デュランを8番LFで起用。結果的にはマルチ安打でしたが、厳しく見れば、CF前へのタイムリー1本かなと思います。デュランは平常運転で出場というか、むしろヒットも出たせいか楽しそうにやっておりました。

果たしてこのままデュランの復調を待つのか?それともこれが最後のシリーズということで出しているのか?この答え合わせは8月3日のトレード・デッドラインまでに判明しそうです。
明日の山本投手で厳しい投球をされた時にどういう取り組みを見せるのか?非常に楽しみです。
ただ、おもしろいゲームであったことは間違いないです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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