ドジャースは6連敗
現地2026年8月5日、リグレーでのカブスとのシリーズ・ファイナルを迎えたドジャースはここまで2連敗。前のレッドソックスとのシリーズでスウィープされた分も入れると5連敗中です。このGm3で勝って気を取り直して次のアリゾナでのロードトリップに備えたいところでしたが・・・この日もチグハグな内容で敗戦。ドジャースは2連続でシリーズをスウィープされ、6連敗となりました。
直近7試合(この日を含む)のドジャースのチーム成績ですが、打率は.274でMLB7位、OPSは.723でMLB11位とオフェンスはいい数字を出しています。ところがピッチングの方ではERA 6.88でこれはMLBワースト2。
前日のGm2ではタリク・スクーバルが移籍後初登板を果たして結果を出しましたが、降板後にリリーフが打たれて敗戦。先発、打撃、リリーフとそれぞれが日替わりで悪いところが出ているという悪いサイクルに陥っています。

大谷がリードオフHRを含むマルチHR(今季初)
そんな悪い流れを払拭するべく、この日は大谷選手がその先陣を斬りました。
この日のカブスの先発は今永投手。1回表、リードオフの大谷選手への初球が高めに。これを大谷選手が大げさにのけぞって今永投手を軽く睨むという微笑ましいシーンがありました。カーソン・ケリーは大谷選手のスイングの軌道を意識してか高めへの要求を続けました。7球目、91.7mphの4シームを高めに投じた今永投手でしたが、これを大谷選手が見事にかぶせて打球は弾丸ライナーでRFスタンドへ。打出速度110.2mph、角度20度の打球でした。
大谷、リードオフHRでクラブ史上2位に
今季25号HRは今季11本目となるリードオフHR。また、ドジャース移籍後通算29本目のリードオフHRでもありました。これで大谷選手はムーキー・ベッツがもつリードオフHRのクラブ・レコード32本にあと3本に迫っております。また、28本だったデイビー・ロペスを抜き、クラブ史上単独2位に浮上しました。
ちなみにMLBのシーズン最多リードオフHRの記録はカイル・シュワーバーが2024年に記録した15本。大谷選手は今季中にその両方の記録を更新する可能性が高まりました。
エリック・ラウアーが乱調
幸先よく先制点を得たドジャース。この日の先発は左腕のエリック・ラウアー。5月終盤にドジャースに加入した左腕は5月26日のドジャース・デビュー以降、9試合に登板していずれもドジャースは勝利。本人もこの間、勝ち星4つを計上し、このゲーム前までは6勝5敗でした。
ある意味、福の神的な存在であったエリック・ラウアー。ドジャースのシーズン成績を盤石にした功労者の一人ではありますが、この日は大炎上しました。
PCAもリードオフHR
1回裏、カブスはリードオフのPCAが、エリック・ラウアーが投じた初球の90.2mphの4シームをCFに弾き返すソロHRを放ち、リードオフHRにはリードHRでという形でドジャースに対抗。1-1の同点に追いつきます。
これでリズムが狂ったのか、エリック・ラウアーは2回裏にはダンスビー・スワンソンとPCAにそれぞれタイムリー・ダブルを打たれて2失点。
4回裏にはPCAにこの日2本目となるHRを打たれ(2ランHR)、さらに鈴木選手の2塁打とアレックス・ブレグマンのタイムリー・シングルでこのイニング3失点目。
4回を終えて1-6とリードを許す展開に。
この日、エリック・ラウアーは4.0イニングを投げて、被安打が11、失点 6、ER 6、BB 0、SO 2,HR 2という内容でドジャースに移籍して以来、初めてゲームメイク出来ませんでした。
ドジャース、大谷の2本目のHRなどで追撃
今永投手は5イニングで降板しましたが、被安打6、失点1、ER 1、BB 0、SO 6、HR 1と好投。ランナーを背負うシーンが続くも、粘りの投球で大谷選手のリードオフHRによる1失点のみに抑えました。
ゲームの方はカブスが7回裏にもニコ・ホーナーのタイムリー・ダブルで追加点を上げ、7-1とリード。
しかし、ドジャースは8回に入ってようやく反撃。ケイレブ・ティールバーに襲いかかり、まずはマックス・マンシーがランナー2人をおいて3ランHRを放ち、4-8に。
カブスはこの後、トレード・デッドラインでエンゼルスから獲得したライアン・ゼファージャンが登板。2アウト1塁で大谷選手と勝負しましたが、これは裏目に。スウィーパーをラインドライブで左中間スタンドに放り込まれる2ランHRを浴び、このイニング5失点目。スコアは7−6の1点差に。
1点差まで詰め寄ったドジャースでしたが、9回表にマウンドに上がったジェイコブ・ウェブを捉えられずに三者凡退。6-7のスコアで敗戦となりました。

大谷はLADで135本目のHR
大谷選手の2本目のHRは26号で、ドジャース加入後、通算135本目のHRとなりました。
同一チームでの最初の3シーズンでこれまで最多HRを放ったのはカージナルス時代のマーク・マグワイヤで159 HR。2位はレンジャーズ時代のアレックス・ロドリゲスで156HR。3位はヤンキースでのベーブ・ルースで148 HR。大谷選手は4番目となります。またもベーブ・ルースが出てきましたね。
それでも一時的と割り切る
9連戦を終えたドジャースは2シリーズ連続被スウィープの6連敗を含む2勝7敗で終えました。ドジャースが6連敗以上を喫したのは、2019年4月以来2度目で、直近は2025年7月の7連敗。

確かに調子は悪いのですが、このゲームでも8回表に5得点を挙げて追撃したことで、連敗による後味の悪さを多少なりとも緩和しました。そして大谷選手もシーズン後半の出遅れから脱却しつつあり、これで9試合連続安打を達成。投打のチグハグさはまだ残りますが、この悪い流れは一時的なものと割り切ることが出来そうです。先発の補強も行っていますし。
ドジャースは移動日で休息を1日挟み、次はアリゾナでのDバックス3連戦。 7月8日時点では地区2位にシーズン最大となる14.0ゲーム差をつけていましたが、最近の不振によりそのリードは1桁にまで縮小。それでも2位Dバックスに8.0ゲーム差をつけています。
この不振も一時的なものと割り切れそうです。上述のように2025年の方が先発の駒が不足し、悲惨な状況でしたが、それでもワールドシリーズ連覇を達成。
お読みいただき、ありがとうございました。

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