ブルワーズ、地区優勝まであとわずか
現地2026年9月9日、今シーズン最後のカブス@ブルワーズ戦は中盤以降、ブルワーズがカブスを大きくリードし、楽勝かと思われましたが、9回表にカブスが猛追。PCAまで回ればGm2のリベンジとなるか?!という状況となりましたが、ブルワーズが全力で阻止。見事にシリーズをスウィープし、ゲーム差は10.0に開き、ブルワーズの地区4連覇がカウントダウンとなりました。


それにしてもブルワーズは強いですね。
ローガン・ヘンダーソンが快投
Gm3はカブスはケビン・ゴーズマン、ブルワーズは24歳のルーキーで今オフ、ROY投票で上位に来る事間違い無しのローガン・ヘンダーソン。
そのローガン・ヘンダーソンは1、2回を打者6人から5三振を奪う完璧な立ち上がり。4シームは95mphほどなのですが、とにかくチェンジアップとカットボールのキレが素晴らしく、しかも制球が良く、4シームも数字以上に強く感じます。
3回表も三者凡退に仕留めたローガン・ヘンダーソンは2巡目となった4回表にPCAへのシングルヒットをきっかけに1点を奪われたものの、まったく危なげのない投球。
6回表に先頭のカーソン・ケリーにシングルを打たれたところでローガン・ヘンダーソンは交代。5.0 IPで2ヒッター、失点1、ER 0、BB1、SO6と見事にゲームを作りました。
ローガン・ヘンダーソンはジェイコブ・ミズロウスキーに次いでNO.2としてポストシーズンも機能しそうです。
ブルワーズが一発攻勢
ローガン・ヘンダーソンが好投をしている中、ブルワーズ打線もそれに応えました。
1回裏、ケビン・ゴーズマンから先頭のジャクソン・チューリオがシングルで出塁すると、1アウト後、ウィリアム・コントレラスも歩いて1アウト1、2塁。4番のアンドリュー・ボーンは三振に倒れて2アウトとなったものの、この日、5番DHでスタメンに入ったクリスチャン・イェリッチが2球目の甘い4シームを捉え、左中間スタンドに放り込む3ランHRを放ち、ブルワーズから初回から点数を拡げます。
ブルワーズは2回裏にもジャクソン・チューリオのソロHRと、ウィリアム・コントレラスの2ランHRで3点を奪い、序盤2回で6−0とリード。
さらに3回裏にはカブスの守備の乱れをついて、ジャクソン・チューリオがタイムリーを放ち、3回で7-0と一方的な展開に持ち込みます。
4回表に1点は失ったものの、6回裏にはまたもカブス守備陣のエラーが絡んでウィリアム・コントレラスがタイムリーを放ち、8-1とほぼ試合を決めたような状態となりました。カブスはミスが2つも出たのでこれは流れ的には負けムード。ところが、さすがライバル対決です。最終回はもつれました。
9回表にカブスが猛攻
ブルワーズは8回表から3番手のブランドン・スプロートが登板。8回は死球でランナーを1人出すも、ダブルプレーで切り抜け無失点でした。
ところが、9回表のマウンドにも上がったスプロートは先頭のPCAに対し、慎重になりすぎて四球を出し、ここから崩れて行きます。PCAの足にも惑わされたスプロートは牽制悪送球、ワイルドピッチでPCAを3塁へ進塁させると、つづく鈴木選手、マイケル・ブッシュを連続で歩かせ、ノーアウト満塁の大ピンチ。
ここでアレックス・ブレグマンという高いハードルが待ち構えていましたが、ノーアウト満塁時の鉄則である1アウト目を三振で奪うというのをこのブレグマンで実現。これまでがこれまでだけにここは踏ん張りました。
しかし、続くイアン・ハップにはまたも四球を与え、押し出しでカブスは2点目をゲット(スコアは8-2)。
ブルワーズはこれではだめだということで、アブナー・ウリーべをマウンドに送ります。しかし、ウリーべと雖も、この流れはとめられず、ニコ・ホーナーにLFにタイムリーを打たれて失点。これでスコアは8-3。
1アウト満塁でペドロ・ラミレスの内野ゴロの間にカブスはもう1点を追加して、8-4。
さらにこの後、マイケル・コンフォートにはCFへラインドライブの二塁打を打たれて2人のランナーが生還してスコアは8-6の2点差に。
まだ2アウト2塁とカブスはチャンスが残っています。ここでカーソン・ケリーの打席でしたが、BJ・マーレイを投入。オン・デックにはPCAが控えているという状況にアブナー・ウリーべもギアを上げました。BJ・マーレイから三振を奪ってなんとかピンチを脱出。
一方的な展開かと思われましたが、8-6の接戦でブルワーズがGm3も取り、シリーズをスウィープしたのでした。
ブルワーズ、事実上カブスのチャンスを断ち切る!
数学的には、NL中地区の優勝争いはまだ決着がついていませんが、過去10日間に行われた7試合の直接対決のうち5勝を挙げたミルウォーキーは91勝56敗とし、残り15試合を残してゲーム差を10.0に広げ、81勝66敗のカブスがシーズン再終盤に巻き返すチャンスを事実上断ち切りました。
ブルワーズはタイブレークの優位性も握っているため、残りの試合でブルワーズが5勝するか、カブスが5敗すれば、ブルワーズは4年連続の地区優勝を確定させることになります。
前年に発表されたスケジュールからこの終盤の7戦を頭に入れていたというブルワーズ。シーズン前から余念がないですし、現時点でクリスチャン・イェリッチが「まだ何も成し遂げていない」と語ったほど、地区優勝が決まるまで油断もありません。
カブスはPCAが絶好調でかなり強い状態だったのですが、ブルワーズがそれを上回りました。いい野球をしますよね。
地区優勝がいつ決まるか?というモードになりました。
あと、ローガン・ヘンダーソンはこの日の勝利でシーズン10勝目。ERAは2.34でROYレースで一気に前に出た感じです。
お読みいただき、ありがとうございました。
