これがキャリア2年で2勝だった投手か?!
現地2021年4月23日(金)、前日が移動日でお休みだったアスレチックス。このゲーム前まで11連勝を達成。1日空き、しかも気温の低い東海岸のボルチモアへの遠征がどう出るか?と思っていましたが、アスレチックスはむしろ貫禄さえ漂う戦いぶりを見せてくれました。アスレチックスは接戦をものにし、3−1で勝利。12連勝を達成しました!
アスレチックスが先制
アスレチックス@オリオールズの3ゲーム・シリーズのGame1は、アスレチックスがコール・アービン(Cole Irvin)、オリオールズがホルヘ・ロペス(Jorge Lopez)の先発。
投手を育てるには援護も必要です。2回表、突如制球を乱したオリオールズ先発のホルヘ・ロペス。先頭のミッチ・モアランド、つづくショーン・マーフィーに連続四球を出してしまいます。つづくセス・ブラウンの時にはワイルドピッチでランナーをそれぞれ2、3塁に進めてしまいます。こうなれば、アスレチックスのペースで、セス・ブラウンがシフトを敷いている2Bに強いゴロを放ち、これで3塁ランナーのモアランドが還り、1点を先制。さらに、つづくスティーブン・ピスコッティーがシングルを放ち、2ー0。先発、コール・アービンを援護します。
ロレアーノがソロHR
さらに5回表にはイニング先頭のラモン・ロレアーノがCFに大きなソロHRを放ち、アスレチックスが5回表を終えて3−0トリードを広げます。
コール・アービン、6回途中1失点の好投
このゲームの主役となったのはやはりアスレチックス先発のコール・アービン。コール・アービンは5回までランナーを背負う投球が続いたものの、落ち着いて打者を打ち取り続け、前半5回を無失点に抑える好投。味方のリードをしっかりと保ち、流れをキープ。
6回表、好投のコール・アービンにピンチが訪れます。先頭のトレイ・マンシーニからDJ.スチュアートまで3連続でシングルを浴び、ノーアウト満塁。つづくライアン・マウントキャッスルを三振に仕留めて1アウトを奪いましたが、ペドロ・セベリーノにタイムリーを浴びて1−3に。
コール・アービンはここで降板。5.1イニングで被安打8、失点1、与四球1、奪三振6という成績。6回はヤスメイロ・ペティットに助けられましたが、十分にゲームメイクしたと思います。
アスレチックスはその後、J.B.ウェンデルケン、ジェイク・ディークマンも無失点に抑え、3-1で勝利しました。リリーフも安定しています。
コール・アービンとは
アスレチックス先発のコール・アービンはとてもこれまでMLBキャリア2年で2勝の投手とは思えない投球ぶりでした。被安打は多い投手です。上半身があまり動かない、きれいな投球フォームを見ると、一流の左腕投手に見える美しさがあります。
このコール・アービンですが、アスレチックスに移籍してきたのは2021年1月30日のこと。フィリーズから金銭トレードで入ってきました。これは事実上、フィリーズはもういらないという見切りをつけたとも言える金銭トレード。
2016年フィリーズ5巡目指名
もともとは2016年のフィリーズの5巡目指名の投手。実は高卒時の2012年にブルージェイズから29巡目指名を受けたものの、拒否。オレゴン大学に進学します。その後、2015年にはパイレーツから32巡目で指名を受けるもこれも拒否。結局、2016年まで待つことになりました。
2018年にトリプルAで14勝
昇格は早くドラフト翌年の2017年には早くもダブルAに。ダブルAでは5勝3敗、ERA 4.06。そして2018年はフルイヤーでトリプルAに在籍。26試合中、25試合に先発し、14勝4敗、ERA 2.57と首脳陣も期待を寄せる成績を残します。
2019年5月12日のロイヤルズ戦でメジャー・デビュー。25才のときです。メジャー昇格後、2連続で2勝を上げ、このまま順調にローテーション入りとなるかと思われましたが、その後はリリーフでの登板のみに。
翌2020年は3試合に登板するも、いずれもリリーフのみの登板。2020年までのメジャー通算成績は、2勝2敗、ERA6.75。
マイク・ファイヤーズの怪我でチャンス
2021年、アスレチックスに移籍したコール・アービンは、マイク・ファイヤーズの股関節痛が予想以上に時間がかかることが判明。A.J. パックらとそのスポットを争ったところ、スプリング・トレーニングで5試合、13.0イニングでERA1.00をマークしたコール・アービンがそのスポットを勝ち取ったという流れです。
アスレチックス、油断が無ければこの3ゲームシリーズを取るかもしれませんね。
どうなるでしょうか!?
お読みいただき、ありがとうございました。
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