首位攻防戦Gm1
現地2026年9月14日、ホワイトソックス@ガーディアンズの今季最後の直接対決となる3ゲームシリーズがスタート。
このゲーム前までの両者の成績は、首位のホワイトソックスが76勝73敗、2位のガーディアンズが76勝74敗で、ともに勝利数では並んでいるものの、ガーディアンズの方が負け数が1つ多く、勝率の差で2位となっています。ただ、ゲーム差はたったの0.5。
まさにALセントラルの地区優勝の行方を占うシリーズでもあります。
ガーディアンズとすれば、ここで一気にひっくり返したいところ。というのもホワイトソックスは現在、調子を落としていて、直近6試合の成績は1勝5敗。2シリーズ連続で負け越しております。
そんな劣勢の感があったホワイトソックスでしたが、6回表にトリスタン・ピーターズが勝利の扉をこじ開けるスキルを発揮。彼の粘りがガーディアンズのペースを崩したと言っていいでしょう。

両先発が好投
このゲームの先発はガーディアンズがチームトップの13勝を誇るギャビン・ウィリアムズ。7月23日のツインズ戦ではイマキュレート・イニングを達成しております。

ホワイトソックスの先発は左腕のショーン・ニューカムでしたが、ホワイトソックスはこの日、オープナーを採用し、ショーン・ニューカムは1イニングのみ。2回からは右腕のショーン・バーク。ショーン・バークがマウンドに上がりました。ショーン・バークは今季4度目のオープナーの2番手を担います。
5回までスコアレス
このゲームは5回までは両先発(ホワイトソックスは2人の投手)が踏ん張り、5回まではスコアレスの展開に。
危なかったのはギャビン・ウィリアムズの方で、1回表にはランナーを2人背負う投球ながら無失点。
4回表には先頭の村上選手に死球を与え、アンドリュー・ベニンテンディーにはRF前のシングルを許して、村上選手が激走。ノーアウト1、3塁のピンチを迎えました。さらに1アウト後にも四球を出して満塁に。
ここでホワイトソックスは勝負強いチェイス・マイドロスの打席でしたが、ギャビン・ウィリアムズは3Bゴロに打ち取り、ガーディアンズの3Bのホセ・ラミレスがホームで村上選手をフォースアウトにして2アウト。さらに、この後、ブレイデン・モンゴメリーを三振に打ち取り、最大のピンチを切り抜けました。
一方、ホワイトソックス先発のショーン・ニューカムは1アウトからホセ・ラミレスにシングルを許したものの、つづくチェイス・デローターをダブルプレーに斬って取り、無失点のままショーン・バークに引き継ぎました。
ショーン・バークもランナーを背負う投球となるも、5回までは無失点で切り抜けます。
(CWS)トリスタン・ピーターズが18球も粘る!
ピンチを凌いで流れを渡さずという投球をしていたギャビン・ウィリアムズでしたが、6回表に崩されます。
1アウトからアンドリュー・ベニンテンディーにSS内野ゴロで出塁を許したギャビン・ウィリアムズはワイルド・ピッチもあってベニンテンディーを2塁に進塁させます。
凄かったのがつづくバッターのトリスタン・ピーターズ。26歳のCFは2025年はレイズで4試合に出場したのみ。同年12月にロスター調整もあって、レイズをDFAにされ、DFAの2日後にホワイトソックスへの金銭トレードが決まり、ホワイトソックスへ移籍。
2026年はホワイトソックスのCFとして、ここまで145試合に出場し、.277/.345/.459、OPS .804と好成績をマーク。HRは12本で、二塁打は31本。大化けしました。
そのトリスタン・ピーターズの打席ですが、なんと粘りに粘って計18球をギャビン・ウィリアムズに投げさせました。
ガーディアンズ、プランが狂う
初回から球数を費やしていたギャビン・ウィリアムズは5回を終えて89球。スティーブン・ボート監督は6回まで投げきってくれればと思っていたはずですが、6回表は先頭のアンドリュー・ベニンテンディーにも6球を投げており、トリスタン・ピーターズの18球も併せると計24球。初回からのカウントは113球に達したことから、ここで交代を余儀なくされました。
なお、試合後、ギャビン・ウィリアムズはトリスタン・ピーターズに対し、何球投げたかをカウントしていたものの、もう途中からは止めたと語っています。
ホワイトソックスが一気に6得点
ギャビン・ウィリアムズが降板した後のホワイトソックスは、ノーアウト1、2塁でガーディアンズ2番手のティム・ヘレンから、コルソン・モンゴメリーが1Bゴロを放って、ダブルプレーになるかと思われました。ところが、ナサニエル・ロウの2塁への送球が1Bランナーのトリスタン・ピーターズの頭に当たり、これが大きく転がる間にアンドリュー・ベニンテンディーがホームへ還って1点を先制。
さらにこの後、チェイス・マイドロスのタイムリー・シングル、カイル・ティールの2点タイムリー・ダブルなどで追加点を上げ、4-0とリードを拡大。
この後、ガーディアンズは投手を交代させ、ダニエル・エスピーノをマウンドに送りましたが、ホワイトソックスの流れを止めきれず、ミゲル・バルガスに2ランHRを打たれてこのイニングで計6失点。
ガーディアンズからすれば、トリスタン・ピーターズの18球の粘りで、ゲームプランが完全に崩された形となりました。
ホワイトソックス2番手のショーン・バークは2回から6回まで5イニングを失点1、ER0に抑えて見事にゲームメイク。
ホワイトソックスがこの大量リードを背景に逃げ切り、7-3のスコアで勝利。まずは初戦を取りました。

ホワイトソックス、タイブレーカーを取る!
試合後の両者の成績はご覧の通りです。ゲーム差は1.5に広がりました。
| # | Club | W | L | W% |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ホワイトソックス | 77 | 73 | .513 |
| 2 | ガーディアンズ | 76 | 75 | .504 |
残りは直接対決の2試合を含む12試合。ALセントラルはどうなるでしょうね?
ただ、Gm1の勝利でホワイトソックスがかなり優位になりました。ホワイトソックスはガーディアンズとの直接対決を7勝4敗とし、仮にGm2、3で2連敗したとしても7勝6敗ですから、勝ち越しが決定。
もしもシーズン最終日に両者の勝率が並んだ場合、タイブレーカーのフィルター1つ目として直接対決の勝敗が考慮されますので、ホワイトソックスが上に来ることになります。これは大きいですね。
とは言え、まだ2試合も直接対決が残っています。ALセントラルはどうなるでしょうね!?
お読みいただき、ありがとうございました。

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