ようやく大砲のアンソニーが復帰!
現地2026年8月30日、今季最後となるレッドソックス@ヤンキース戦がブロンクスで行われました。
このゲームでレッドソックスはローマン・アンソニーとトレーバー・ストーリーが合流。
右手首・右手を傷めていたアンソニー
ローマン・アンソニーは今春、WBCでアメリカの中軸を任され、シーズン開幕後はその活躍が大いに期待されましたが、低調な成績が続き、5月8日には右手首の捻挫で10 Days IL入り。さらには6月28日には60 Days ILに移管。なかなか治らない右手をさらに調べたところ、右薬指の腱の一部断裂が判明。ハンド・スペシャリストの治療を経て、ようやく8月18日にマイナーでのリハビリ出場が可能となり、ブロンクスでの最終戦に間に合わせました。
ストーリーはスポーツ・ヘルニア
またトレバー・ストーリーはアレックス・コーラが監督を解任になった頃がもっとも低調な成績となり、どうもその頃から腰が悪かったようです。

5月16日にはスポーツ・ヘルニアで10 Days IL入り、6月4日には60 Days ILに移管となっておりました。8月16日にはマイナーでリハビリ出場を開始。ただ、ストーリーは3Aウースターで35打数6安打(打率.171)、RBI 3と万全ではないままのメジャー合流でした。
アンソニー、いきなり強烈な二塁打
この日、アンソニーはいきなりリードオフDHで出場。マイナーでも万全の調整を行ってきたアンソニーは、1回表の復帰第1打席で、ヤンキース先発のウィル・ウォーレンの投じた2球目の93.9mphのシンカーを101.6mphの打球速度で弾き返し、これがRFの頭を超える2塁打に。HRかと思った惜しい当たりでした。
また、アンソニーは6回表の第3打席でも、109mphの打球速度のCF前シングルを放って出塁。復帰初戦は4打数2安打でした。
ストーリーも2安打
心配されたストーリーは8番SSで出場。第1打席は見逃し三振。第2打席でSSへの内野安打を放ち、第3打席ではRFへの二塁打を放ち、この日は3打数2安打と結果を出しました。
中盤まで拮抗
ゲームはレッドソックス先発のレンジャー・スアレスとヤンキース先発のウィル・ウォーレンの投げ合いが4回まで続き、非常に静かな序盤でした。これはレッドソックスがチャンスを作りながら1本が出ず、ウォーレンを攻略しきれなかった面の方が大きかったです。
5回裏に5失点
均衡を破ったのはヤンキースで、5回裏、先頭のホセ・キャバイェロのSSハーフライナーをトレーバー・ストーリーが逆シングルで対処するも、これを抑えることが出来ずに出塁を許します。
つづくジャズ・チザム・Jr.のCFへのライナーにセダン・ラファエラがグラブ側の手首を還しながら、地面ギリギリにキャッチし、飛び出したキャバイェロを1塁で刺してダブルプレーに取ったかのように見えました。
ところが判定はボールが地面についたとみなされ、ノーアウト1、2塁に。
このアンラッキーな2つの当たりに対し、レンジャー・スアレスは堪えきれず、送りバントで進塁を許した後、ポール・ゴールドシュミットに前進守備の二遊間を破られるタイムリーを打たれて2失点。
さらにこの後、コディー・ベリンジャーにもシングルを許し、1アウト1、2塁で、このトレードデッドラインでジャイアンツから移籍してきたエリオット・ラモスにLFへの3ランHRを打たれて、このイニングは計5失点。
この後、6、7回にも失点を許したレッドソックス。7回裏から登板のジョバンニ・モランは制球が悪く、甘い球を痛打され、7回を終えて0-7と一方的な展開に持ち込まれます。
ジョバンニ・モランは8回裏には2本のHRを浴びてスコアは10-1。2アウトを奪ったところで、SSのアンドリュー・マナステリオがマウンドに上がり、バッティング投手状態となって8回裏は計9失点。
結果、16-1 のスコアでヤンキースが勝ちました。

レッドソックス、NYYに負け越し
この最終シリーズはダブルヘッダーもあり計4試合でしたが、レッドソックスは1勝3敗。ジェイク・ベネットで1勝しただけでした。
ヤンキースとのゲームはレギュラーシーズンではこれが最後。結果は6勝7敗で負け越しとなってしまいました。
これでシーズンを終えた時点でもしも両クラブとも勝率で並んだ場合、直接対決で勝ち越したヤンキースが上の順位となります。
現在のレッドソックスは74勝63敗で、アメリカン・リーグのワイルドカード2枠目を確保しており、ガーディアンズ(69勝68敗)に5ゲーム差をつけています。
アンソニーとストーリーが離脱した後、レッドソックスは6月下旬の時点で、勝率5割を14試合下回り、順位表ではヤンキースに15.5ゲーム差をつけられていました。
その状態からここまでもってきたのですから、そこは称賛したいところです。
アンソニーもストーリーも現時点でプレーオフ進出の可能性を高めたチームメイトに感謝しておりました。
ロスター調整
さて、レッドソックスはアンソニーとストーリーの復帰で打撃好調なDHのミッキー・ギャスパーと、チームの復調過程で重要な場面を役割を担ったアンソニー・シーグラーの2選手を3Aウースターへ降格(オプション)させました。
怪我人の代役として復帰する場合を除き、この2名は最低でも10日間、マイナーに留まらなければ、なりません。
ロースター枠が28人に拡大される9月1日には、ベテラン内野手のアイザイア・カイナー=ファレファ(IKF)がチームに合流する予定。
ストーリーに関しては、万全とは言い難いので、アンドリュー・モナステリオ、あるいはIKFと出場をシェアすることになりそうです。
またここのところ、ケイレブ・ダービンもやや疲れが見えており、IKFの3B起用もあるかもしれません。
それにしてもウィルソン・コントレラスが3打数0安打、アドレー・ラッチマンが4打数0安打とゲームの中軸が湿っているのが気になりますね。
現地31日からはフェンウェイでマリナーズを迎えての3ゲームシリーズです。マリナーズはカル・ロリーが復調しているので、気をつけてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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