パヘスがIL入り
ドジャースにとっては大きな痛手です。現地2026年8月22日、ロサンゼルス・ドジャースはCFのアンディー・パヘス(Andy Pages)を左手の骨折で10 Days ILに入れました。
また同日、ドジャースはトリプルAオクラホマシティからアレク・トーマスを昇格させました。アレク・トーマスは5月8日にDバックスからDFAとなり、5月12日にトレードでドジャースに入団。今回が移籍後初のアクティブ・ロスター入りとなります。
なお、アレク・トーマスはすでに40manロスターに入っていたため、これに伴うロスター調整は特にありませんでした。
Gm1で死球
アンディー・パヘスは現地2026年8月21日に行われたパイレーツとのGm1に3番CFで先発出場。このゲームは延長10回裏に5対4でドジャースがサヨナラ勝利を収めています。
3回表の第2打席で、アンディ・パヘスはパイレーツ先頭のバッバ・チャンドラーの投じた100.2mphのシンカーを左手に受け、一旦は塁にも出て、4回表の守備にも就きましたが、5回表の守備から離脱。キケ・ヘルナンデスに交代していました。
復帰まで4-5週間
試合後、デーブ・ロバーツ監督はアンディー・パヘスの症状を説明。骨折したことを明らかにしました。手の骨折は手術の有無にかかわらず、復帰まで4〜5週間が一つの目安です。
NLウエストで2位パドレスに9ゲーム差をつけているドジャースは、もうポストシーズンを見据えている時期。アンディー・パヘスの復帰は早くてギュラーシーズンの最終盤くらいですから、もし回復が遅れるようなことがあれば、さらに遅れてプレーオフでの出場も危ぶまれることになります。
仮に4〜5週間で復帰できたとしても、どの程度活躍できるかは未知数。手の怪我は打者にとって厄介で、全く違和感なしにスイング出来るようになるまでには、少し時間が必要。完治しないまま、フルスイングをしてさらに悪化という悪いパターンもありますから、慎重に見て行くことでしょう。場合によっては10月半ばくらいからの可能性も。こればかりは回復度合いに依るという感じです。
CFにアレク・トーマスを起用
パヘスの離脱中のCFにはキケ・ヘルナンデス、アレックス・コール、ユーティリティのトミー・エドマンらが起用されることが予想され、もしもエドマンがCFとなった場合、2Bにはキケ・ヘルナンデスあるいはミゲル・ロハスが補うだろうと見られております。
実際はどうだったか?というと、22日のGm2ではCFにアレク・トーマスを起用。フル出場で4打数1安打、RBI 1をマークしました。23日のGm3のCFにもアレク・トーマスが入り、3打数1安打、RBI 1をマークしています。
常に攻守で貢献してきたパヘス
ポストシーズンで地区優勝し、勝率がリーグ2位以内ならワイルドカード・シリーズは免除されNLDSからの参戦となりますが、ドジャースはまずはそこを目指します。現時点の勝率はブルワーズに次いで2位。ブルワーズとは勝利数が1つの差ですから、残り1ヶ月で変動するポジションです。
そんなドジャースにとってアンディー・パヘスの離脱は大き過ぎる痛手です。パヘスは大谷選手やムーキー・ベッツ、フレディー・フリーマンらがいる中、過小評価されがちですが、攻撃、守備に欠かせない選手です。2026年にはオールスターにも選出されました。
春先に、大谷選手の調子が上がらない中、パヘスだけは3月、4月に.321/.366/.518、OPS .884を記録し、チームのオフェンスを支えました。
今季はここまで550打席で.272/.338/.458、HR 21を記録し、fWARでは3.9をマークし、MLB 28位。もっと高くてもいいくらいです。
確かにここ2年は6月、7月にやや落ちる傾向はあるとは言え、8月に入って再び打撃の調子が上向いてきていました。
それに彼のすごいところはMLB屈指の守備力。今シーズンはCFとしてDRS(守備防御点)で+17、OAA(平均的な野手と比較してどれだけアウトを取ったかを示す指標)で+9を記録。コーナーOF(両翼)を守るカイル・タッカーやテオスカー・ヘルナンデスの数値の低さを補ってきました。カイル・タッカーは元ゴールド・グラバーなのですが、大きな失敗も目立ちます。
ただ、ナ・リーグのCFはカブスにPCAというとんでもない守備力を持つ選手がいますので、ゴールドグラブも厳しいところではありますが、ウォール際、それに送球とパヘスのディフェンスのチームへの貢献は計り知れません。
アレク・トーマスも守備はいいのですが、打撃が今ひとつなので、彼がどれだけオフェンス面で貢献出来るか、ここは見ものです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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