2021年サイ・ヤング賞右腕がようやく復帰へ
現地2026年9月8日、カウフマン・スタジアムで行われたDバックス@ロイヤルズ戦で、2025年6月にトミー・ジョン手術を受け離脱していたコービン・バーンズ(Corbin Burnes)が復帰登板を果たしました。
コービン・バーンズとは
コービン・バーンズは2016年のブルワーズの4巡目指名でプロ入り。
デビューは2018年で同年は30試合に登板するも、いずれもリリーフ。38.0 IPでERAは2.61リリーフのみで7勝0敗でした。
2019年は32試合中、4試合に先発。1勝5敗、ERA 8.82と荒れました。
本格的に先発に入ったのは短縮シーズンの2020年で12試合中、9試合に先発。4勝1敗でERA 2.11をマーク。この年、サイ・ヤング賞投票で6位に入っています。
2021年から先発ONLYとなったコービン・バーンズは28試合、167.0 イニングを投げ、11勝5敗、ERA 2.43、奪三振 234をマーク。NL ERAのタイトルの他、オールスター、MLBファースト・チームの先発など投手の栄誉を全て集めました。




2022年は33試合に先発し、202.0イニングを投げ、12勝8敗、ERA 2.94、奪三振243。サイ・ヤング賞投票7位で、先発数33、奪三振243はNLトップでした。
2023年も32試合に先発し、193.2イニングを投げ、10勝8敗、ERA 3.39、奪三振200をマーク。サイ・ヤング賞投票では8位。
2024年2月にオリオールズにトレードとなり、32先発、194.1 IPで15勝9敗、ERA 2.92、奪三振181をマーク。サイ・ヤング賞投票では5位に入り、MLBファースト・チームのスターターにも選出。
何より凄かったのは2020年から2024年まで5年連続でサイ・ヤング賞投票で8位以内に入り、2021年から2024年までは4年連続で167.0イニング以上をマーク。2022年から2024年までは3年連続で200イニング近辺を投げているというタフさを発揮していたことです。
2024年終了後にFAとなり、Dバックスと6 年/$210M (2025-30)でサイン。なおこの契約は2026年ワールドシリーズ終了後にオプトアウトが入っており、今オフはその去就が注目されます。

2025年はオープニングには間に合わず、4月1日に初登板となり、以降11試合に登板して3勝1敗、ERA 2.66 と安定した力を発揮していたものの、現地2025年6月1日のチェイス・フィールドでのナショナルズ戦で右肘にトラブルを発症。同年6月6日にはトミー・ジョン手術が決定したのでした。
メジャーのマウンドは464日ぶり。手術から約1年3ヶ月を経ての復帰となりました。今季はもうタイミング的に「ない」と思われていたものの、かなり早く復帰してきました。
3イニングをスコアレス
そんなコービン・バーンズのシーズン・デビューデビュー戦のファストボールは得意のカット・ボールで92-93mph、シンカーで94mphほどを表示し、まずまずの強さだと思いました。もともと100mph連発という投手ではないですから。
1回裏、先頭のカーター・ジャンセンにはフルカウントの後に四球。つづくボビー・ウィット・Jr.は94mphのシンカーでRFフライに打ち取り1アウト。その後、ヴィニー・パスカンティーノ、サルバドール・ペレスをそれぞれフライアウトに打ち取り、初回を無失点に切り抜けました。
2回裏は先頭のマイケル・マッシーに二塁打を浴びるも、つづくニック・ロフティンを94.9mphのシンカーで見逃し三振に打ち取り、復帰後初奪三振を記録。この後、四球を出しましたが、マシュー・ルーゴとカイル・イズベルをまたもフライアウトに斬って取り、この回も無失点。
3回裏は2アウトからヴィニー・パスカンティーノに二塁打を打たれるも、サルバドール・ペレスから三振を奪って、無失点。
初勝利も期待されましたが、この日はもともとは60-65球が目安でした。本人は4イニングまで投げきりたいという意思もあったようですが、3回のヴィニー・パスカンティーノの打席で10球を費やしたので、これで3イニングまでとなったようです。
3イニングを投げて57球、ストライクが35球で、被安打2、スコアレス、BB 2、SO 2という成績でした。
11回でDバックスが勝利
コービン・バーンズは3イニングのみでしたが、それでもこのゲームメイクが効いたのは間違いないです。
ロイヤルズ先発のマイケル・ワカも6イニングで被安打3、スコアレスと好投し、両クラブとも7回を終えてスコアレス。
Dバックスは8回表に連打と犠牲フライで1点を先制し、9回表はティム・タワのソロHRで2-0とリードし、9回裏を迎えましたが、ロイヤルズはジョン・レイブの2ランHRで土壇場で2-2の同点に追いつき、ゲームは延長戦に。
10回表、Dバックスはティム・タワのタイムリーで1点を勝ち越すも、その裏、ロイヤルズもヴィニー・パスカンティーノの犠牲フライで同点に。
11回表、Dバックスはケーテル・マルテの犠牲フライなどで2点を勝ち越し。その裏をブレイク・ウォルストンが無失点に抑えて、ゲームセット。Dバックスが5-3で競り勝ったのでした。

DバックスはWC3枠目
この勝利で4連勝となったDバックスは、ワイルドカード3枠目に入っております。
コービン・バーンズの復帰でさらにポストシーズン進出へプッシュしたいところです。
お読みいただき、ありがとうございました。
ダイヤモンドバックスのポストシーズン進出に貢献することを目指す。
