ダルトン・ラッシングが重症
色々物議を醸しているドジャースの捕手、ダルトン・ラッシング。フィールド上は大谷選手にマウンドで教育されて以降は、かなり修正されてはおりました。もっとも、この大谷選手のやり取りの際もしっかりと自責の部分は認める素直さはあり、それだけにもう少し軌道修正してもらいたいところではありました。

そして現地2026年8月4日、そのラッシングに今度はフィジカル面で重大な問題が発生。ロバーツ監督に依ると、右肘のUCL(内側側副靭帯)に部分断裂を負っていることが判明しました。
8月3日にはIL
ダルトン・ラッシングは2026年8月1日のレッドソックス戦で9番捕手で出場。ディフェンス面では最後までマスクを被ったものの、9回裏の最後の打席は投手が左のアロルディス・チャップマンだったこともあり、ピンチヒッターにアレックス・コールを送られておりました。
ラッシングは翌2日には欠場し、エリーザー・アルフォンゾがマスクを被りました。そして現地3日に右肘の炎症で10 Days ILになっておりました。
今回、その詳細な症状が発覚し、UCLの部分断裂が判明したという流れです。また、ロバーツ監督はラッシングは打撃練習は続けるものの、投球は控えることになると述べましたが、左打席のラッシングは利き腕の右腕を前にしてスイングしますので、果たしてその処置も適切であるとも言い切れず、しばらくはスイングも自重させるのでは?とも思います。
現時点では治療方針はまだ出ておらず、果たして本当に打撃面はそのままキープして今シーズンをなんとか乗り切るのか?あるいは来シーズンの早い時期の復帰を見込んでここで思い切って離脱させるのか?今後の方針に注目が集まります。
すぐにメスを入れないにしても4~6週間は離脱する可能性があり、今シーズン残りの期間のドジャースの戦い方にも大きな影響が出そうです。
ウィル・スミスは首の炎症
ドジャースは正捕手のウィル・スミスが6月11日付けで60 Days ILに入り。ゆえにラッシングがずっとマスクをかぶっていたのですが、ウィル・スミスの現状は、痛みがようやく消えて、7月31日時点で軽い打撃をスタートしている段階。これから徐々に症状を見ながら調子を整えて行く訳ですが、復帰は早ければ8月後半、余裕をもったスケジュールだと9月に入ってからという具合です。ただ、ポストシーズンには間に合いそうです。
ウィル・スミスは2025年も9月3日という最後の大事なタイミングでファウルチップが右手に当たるアクシデントに遭遇。結果、右手にヒビが入ってしまい、そのままシーズン・エンドに。ただ、この離脱の決断は正しく、ウィル・スミスは残りシーズンを捨てた代わりに、ポストシーズンではNLDS Gm1から出場出来るようになりました。

ドジャースはロードヴェットとフェドゥーシアを獲得
ただ、不幸中の幸いと言ってはダルトン・ラッシングに失礼ですが、肘の違和感が出たのが8月1日であったことで、ドジャースは3日に設定されていたトレード・デッドラインで補強に動くことが出来ました。
このトレードデッドラインで補強出来たのは2人。ベン・ロードヴェットとハンター・フェドゥーシアです。
ベン・ロードヴェットのディール
ドジャースは期限の8月3日にメッツからかつてのチームメイト、ベン・ロードヴェットを獲得。
ドジャースGet
- ベン・ロードヴェット(Ben Rortvedt/28)C | B/T: L/R
メッツGet
- チェイス・マクダーモット(Chayce McDermott/27※)RHP
※2026/8/22の誕生日で28歳
ベン・ロードヴェットは2025年オフはロスター上、頻繁に移籍を繰り返し(もっともこれはドジャースのロスター調整と大いに絡んでのことですが)、今季はメッツでプレー。
- 【ウェーバー/・・・NYM】ベン・ロードベット(Ben Rortvedt/28) C | B/T: L/R
- 11/12、CINがウェーバーでクレームオフ・・・2/6、LADがウェーバーからクレームオフ→2/11、LADがDFA→2/15、NYMがウェーバーでクレームオフ
メッツでは怪我の影響もあり、メジャーでの出場はなく、トリプルAでの出場に終始。トリプルAではAB 145で、.234/.319/.414。

2025年、LADの投手のERAは改善
ベン・ロードヴェットはその卓越したリードが最大の武器で、2025年は18試合でマスクをかぶり、彼が捕手の時のドジャース投手陣のERAは2.89を記録。
今回もそのディフェンス力に大いに期待がかかります。
メッツに動いたチェイス・マクダーモットは7月31日にドジャースからDFA。もともとはオリオールズの投手で2026年4月にオリオールズからDFAとなり、ドジャースはトレードで獲得していたのでした。
下記の埋め込みは2025年9月30日、レッズとのNLWC Gm1後のベン・ロードヴェットのインタビューです。
ハンター・フェドゥーシアのディール
また、8月3日にはレイズからハンター・フェドゥーシアも獲得。
ドジャースGet
- ハンター・フェドゥーシア(Hunter Feduccia/29)C | B/T: L/R
- ジェイコブ・クマッツ (Jacob Kmatz/23)RHP
レイズGet
- ジャック・スウィンスキ(Jack Suwinski/28) OF | B/T: L/L
- インターナショナル・ボーナス・プール : $250K
ドジャースはフェドゥーシアとともにマイナーの投手ジェイコブ・クマッツを獲得し、レイズにはOFで元パイレーツのジャック・スウィンスキとIBPの$25K枠を出しました。
ハンター・フェドゥーシアは元ドジャースで2018年ドラフトのドジャースの12巡目指名。2025年のトレード・デッドラインでドジャースがベン・ロードヴェットを獲得シたトレードでレイズに移籍していました。
フェドゥーシアはレイズで160打席に立ち、.234/.306/.340を記録。レイズではニック・フェルテスのバックアップとして起用されておりました。
捕手を入れ替え
このディールにより、ドジャースはエリーザー・アルフォンゾをマイナーへオプション、チャッキー・ロビンソンをDFAとしました。チャッキー・ロビンソンはそのままマイナーへオプションになると思われます。
現状、40manの捕手は、ウィル・スミスが60 Days IL、ダルトン・ラッシングが 10 Days IL、そして今回獲得したベン・ロードヴェットとハンター・フェドゥーシアがアクティブ・ロスターに入っている状況です。
ベン・ロードヴェットは打撃はある程度目をつぶる必要はありますが、2025年は結構、いいところで打つこともありました。ただ、彼のリードは見ものですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
