【INJURY2020】ヤンキースのセベリーノ、前腕部痛で離脱へ(追記あり)

本人は開幕へ向け強い意欲!

 今週はINJURYの話題が続いております。

 スプリング・トレーニングのワークアウトが始まって約10日。ニューヨーク・ヤンキースのローテーション右腕、ルイス・セベリーノ(Luis Severino)が現地2020年2月20日、前腕部痛のため投球をストップするという事態になりました。ヤンキースはしばらく様子見をすることに。

ブルペン・セッションでチェンジアップを投げた後に痛みを発症した模様です。

 何やら2年連続で同じような記事を書いている気がしないではないですが。

2019年はローテーターカフ

 2019年、ルイス・セベリーノはシーズンを通してILとして長期離脱しましたが、傷めた箇所は右肩のローテーターカフ(回旋筋腱板)。投手の肩痛と言えばここですが、長期化しました。

ルイス・セベリーノが右肩に炎症を発症 現地2019年3月5日、ヤンキースのベースボール・オペレーションが慌てております。...

 ようやく復帰したのがレギュラー終盤。2019年は3スタート、12.0イニングで1勝1敗、ERA 1.50、奪三振17というスタッツに終わりました。

PSにも2試合に登板

 そしてポストシーズンにも登板。ツインズとの対戦となったALDSではGame3に登板(記事)。4イニングを被安打4、無失点に抑えてゲームメイク。チームへALCSへ導きました。

 さらにアストロズとのALCSでもGame3に登板。4.1イニングで被安打5、失点2でこのゲームでは負け投手に。

現地2019年10月16日、アストロズがALCS Game3に勝利。2勝1敗としました

 ポストシーズンでの登板を見込んで、シーズン終盤に復帰となったわけですが、できれば2019年は全休して欲しかったところではあります。

前腕部痛はTJ前の兆候

 セベリーノはどこか肩をかばう動きをしていたのかもしれません。そのしわ寄せがどうも肘周辺に来ていたように思います。セベリーノの投球フォームは腕も重心もかなり高い位置から放たれます。角度があり、しかも腕のスイングも速いですから、低く叩く要素が入っており、もともと肘への負担も大きい投げ方なのではないかとは思います。

 前腕部痛がいやなのはUCLの損傷や断裂の前段階の兆候でもあるからです。断裂となると即トミージョン手術です。

追記:TJとなりました。

 追記です。現地2020年2月25日、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはセベリーノがシーズンエンディングのトミージョン手術に向けて準備していることを明かしました。復帰は早くて2021年後半、ひょっとしたら9月以降になるかもしれません。これに伴い、ヤンキースは前年のフューチャー・ゲームで関係者の度肝を抜いたデイビ・ガルシアをローテーションに加えることを検討する模様です。

現地2019年7月7日、2019フューチャー・ゲームが行われ、モンスター級の素材がレベルの高いプレーを披露しました。

タイラー・グラスノーは手術回避で復帰

 2019年、4月のピッチャー・オブ・ザ・マンスに選ばれ、非常にセンセーショナルなスタートとなったレイズのタイラー・グラスノーですが、5月に離脱。前腕部痛でした。

現地2019年5月11日、レイズのタイラー・グラスノーの肘の状態が明らかになり、軽度のハリでとりあえず済みました。復帰には4-6週間かかります

 離脱時はもうトミージョン手術かと想いましたが、レイズの判断が懸命だったのはすぐにサイドラインに押しやったこと。おかげでグラスノーはシーズン後半に復帰。ポストシーズンでも剛球を披露しました。癖を掴まれたことで敗れはしました。

現地2019年10月4日、ALDS Game1でアストロズがレイズに先勝しました。

 グラスノーの成功例から、やはりしばらくは投球を控えるのが復帰への近道になるのではないかと思います。TJになるかどうかはあくまで正確にUCLの状態を把握できてからになりますね。軽い処置で済むことを祈りたいと思います。

 セベリーノ自身は開幕へ強い意欲を見せてはいます。

ヤンキースのローテーション

 ゲリット・コールを補強して鬼のように強いローテーションとなったヤンキースですが、セベリーノがいなくなるとやはり厳しいですね。すでにジェームズ・パクストンもヘルニアで欠きますから、余計です。パクストンの手術があっての判断ではありましたが、よくJ.A.ハップをトレードに出さずにキープしたものだと思います。

ジェームズ・パクストンが腰を手術し、2020年は開幕アウト。ローテーションの危機かと思いきやまったく余裕でした。
  1. ゲリット・コール
  2. 田中投手
  3. J.A.ハップ(L)
  4. ジョーダン・モンゴメリー(L)
  5. ジョナサン・ロアイシガ
  6. マイケル・キング
  7. ニック・トロピアーノ
  8. チャド・ベティス

 セベリーノ、軽症であって欲しいですね。やはり彼の投球は素晴らしいですから。

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