君もか!コペックがトミージョン手術へ
またしても!というニュースです。
現地2018年9月7日、ホワイトソックスのルーキーでマイナー時代に105マイルを投げたことのある右腕、マイケル・コペック( Michael Kopech)が肘の腱に重大な損傷があることが発覚。チームドクターにトミー・ジョン手術を勧められる事態となりました!
残念ながら、もう断裂に近い状態のようですね。
9月5日が最後の登板
マイケル・コペックは9月5日のタイガース戦に先発。4回持たず、3回1/3、82球、被安打9、自責点7、与四球1、奪三振7、被本塁打4でチームも2-10で敗戦。
次への意欲を見せていたところだったが・・・
大崩れしたゲーム後、このように語っておりました。
“You know, after a rough beginning to the season for me, turning it around is really big,” Kopech said. “It’s exciting for me. I accomplished everything I wanted to accomplish. I cut down my walks. I went deeper in games. I pitched more efficiently. I got myself to the big leagues.
「ひどい立ち上がりになってしまったが、成長するにはいいきっかけになる。自分にとって成長はとてもワクワクすることです。ここまで課題をクリアーしてきています。ファアボールも減ったし、深い回にも投げられるようになった。もっと効率的なピッチングもしたいし、大リーグで投げている自分に誇りを持っています」(筆者の超意訳)
非常に前向きなコメントを出していたんですね。しかし、くじかれてしまったのは本当に残念。
予兆だったのか?球速ダウン
コペックはここまで4試合に登板。デビュー戦の8月21日は雨のディレーなどもあり、2回52球で降板。
真のデビュー戦となった8月26日のタイガース戦では、6回、86球、被安打7、失点1、無四球、奪三振4でメジャー初勝利を上げたところでした。
3度目は8月31日に元の所属先であるレッドソックス相手に3回、31球、被安打1、無失点、無四球、奪三振1で勝敗はつかず。
そして今回の4度目のラフ・スタートということで、ここまで4試合、14.1 IP、256球、1勝1敗、被安打20、自責点8、ERA5.02、与四球2、奪三振15、被本塁打4。4度目の登板が悪かったのでERAが一気に悪化してしまいました。
もっともフレッシュだった2度目の登板のファストボールは平均95.7で、MAXは99.0。3度めのレッドソックス戦は平均95.8でMAXは97.9。4度目の登板のファストボールの平均は93.9、MAXは96.5と、4度目のファストボールのベロシティーが落ちているのがわかります。
コペックが投げる変化球はチェンジアップとスライダー。
断裂の原因はわかりませんが、強いボールを投げる人ほど結構傷むのが急な傾向があることから、強い筋力が腱に負担をかけているのかもしれません。
今後
本人はじめチーム全体もショックなのですが、チームはセカンドオピニオンも伺って今後の方針を決定する予定です。
大谷投手といい、コペックといい、残念です。
大谷投手の場合はTJを施した上で1年間野手としてフル出場もあり得るというプランも出ているようですが、こちらもしっかりと方針を決めてから結論を出すことになっております。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
北海道の大きな地震の安否不明の方々が見つかりますように。電力も不足し、雨も降る大変な中、被災者の方々が健康を害されませんように。
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