15連勝ストップ後の試合
クラブレコード・タイの15で連勝がストップしたレッドソックス。現地2026年7月24日からはフェンウェイ・パークで地区ライバルのブルージェイズを迎えての3ゲームシリーズです。このシリーズが終わった後、レッドソックスは西海岸に飛び、アスレチックスとの4ゲームシリーズをこなした後、ドジャー・スタジアムでのドジャース戦が控えます。
前年にALのペナントを獲ったブルージェイズですが、今季は開幕から投手陣にけが人が相次ぎ、さらに自慢の打線も開幕当初は機能していたものの、現時点のチーム打率はMLB18位と沈み、ALイースト最下位に甘んじております。
とは言え、一時的に沈んでいるに過ぎず、力はあるクラブなのでレッドソックスとしてはここで連勝のぶり返しだけは避けたいところ。
そんなレッドソックスはパトリック・サンドバルが先発しました。
パトリック・サンドバル、高品質投球を披露
インターナル・ブレイス手術からの復帰後3度目の登板となったパトリック・サンドバル。未だ初勝利を上げていませんが、それでも復帰後の登板としては非常に良い内容を誇っています。
立ち上がりはやや苦戦
そんなパトリック・サンドバルの立ち上がり、リードオフのアーニー・クレメントにアンラッキーな当たりのピッチャー・ゴロを打たれて出塁を許すと、ゲレロ・Jr.をLFフライ、岡本選手からは三振を奪い、2アウトまでこぎつけるも、ジョージ・スプリンガーの打席でワイルドピッチでクレメントの2塁への進塁を許すと、今度はサイン違いなのか、コナー・ウォンがあり得ないミスチャッチを演じ、クレメントの3塁への進塁を許します。
ここでアレハンドロ・カークにはストレートの四球を出し、2アウトながら1、3塁のピンチを招きます。ヒットレスで招いたピンチでしたから、ここでの得点は嫌な流れを生みかねないところ、サンドバルはここで踏ん張り、2-0からデービッド・シュナイダーを三振に仕留め、このピンチを切り抜けます。
これはサンドバルが踏ん張りました。
その後のサンドバルは2回表に先頭のドールトン・バーショウにシングルを打たれ出塁を許すも、後続を断ち切り無失点。
3回表は三者凡退。4回表はシングルヒット2本で1アウト1、2塁のピンチを迎えるも、落ち着いて後続を断ち切って無失点。
勝利投手の権利がかかる5回表、サンドバルは先頭のクレメントを3Bゴロに仕留めてまず1アウト。しかし、ゲレロ・Jr.にはLFへのクリーンヒット、岡本選手にはあわやHRか?という大きな当たりの二塁打を打たれて1アウト2、3塁のピンチを迎えます。
ここでジョージ・スプリンガーと相対したサンドバルは97mphの4シームとシンカー、そしてチェンジアップを使い、ジョージ・スプリンガーをキャッチャー・フライに仕留めて2アウト。
あと1人というところだったのですが、チャド・トレーシーは交代を告げ、ここで降板となりました。
サンドバルは4.2 IPで84球を投げ、ストライクが51球、被安打5、スコアレス、BB 2、SO 3という素晴らしい内容でした。
アンソニー・シーグラーが4安打
サンドバルがスコアレスで踏ん張っている間、レッドソックス打線はサンドバルを援護。
1回裏はリードオフに入っていたアンソニー・シーグラーがブルージェイズ先発のトレイ・イェサベージからHRを放ち、先制。
3回裏にはアンソニー・シーグラーがLFへのシングルを放つと、セダン・ラファエラがLFへ2ランHRを放ち、3-0。
パトリック・サンドバルが降板後はタイソン・ゲレーロが引き継ぎましたが、6回裏、レッドソックスはブルージェイズ3番手のブレイドン・フィッシャーを攻め立てます。きっかけとなったのが1アウトから四球を選んだ吉田選手。その後、ケイレブ・ダービンも死球で出塁し、ジャレン・デュランがSSへの内野安打を放って1アウト満塁とすると、アンドリュー・モナステリオがCFへの犠牲フライを放ち、吉田選手が生還してレッドソックスは6回を終えて4-0と試合を優位に進めます。
アンソニー・シーグラーはこの日、4安打を放ち、あと三塁打が出ればサイクル達成という活躍を見せました。
岡本が3ランHR
しかし、その直後の7回裏。この連勝中は非常に良かったザック・ワイザートがまたもやってしまいました。
ワイザートは先頭打者から三振を奪い、1アウトを奪ったまでは良かったものの、アーニー・クレメントに死球を与え、出塁を許すと、ゲレロ・Jr.にはCF前にきれいに運ばれて1アウト1、2塁とし、ここで岡本選手を打席に迎えます。
その初球、96.3mphのシンカーがほぼどまん中に来たのを岡本選手が強振。これがCFへ入る3ランHRとなり、ワイザートはリードを一気に吐き出し、1点差まで詰め寄られました。
岡本は大谷のルーキー・イヤー超え
HRを放った岡本選手はこれが今季第23号。岡本選手は大谷選手がルーキー・イヤーに放ったHR数22本を超える一発に。やりましたね。
8回表に同点に
ブルージェイズの追撃は止まりません。8回表、レッドソックスはギャレット・ウィットロックを投入するも、ネイサン・ルークは2塁打、ドールトン・バーショウにはシングルを打たれ、ノーアウト1、3塁のピンチに。
ブルージェイズはルイス・ウリアスの打席で、ピンチヒッターにアンドレ・ヒメネスを起用。そのヒメネスはCFへの犠牲フライを放ち、ネーサン・ルークが生還。ブルージェイズが終盤に4-4の同点に追いつきます。
同点に追いつかれたウィットロックでしたが、その後は打者2人を抑えて勝ち越しは許しませんでした。
またもシーグラーが打点!
同点に追いつかれたレッドソックスは、8回裏、この回から登板のCJ・バン・アイク(CJ Van Eyk)からジャレン・デュランがLF前にシングルを放ってチャンスメイク。アンドリュー・マナステリオがポップフライに倒れて1アウトとなった後、コナー・ウォンの打席でロミー・ゴンザレスが代打で起用されます。
そのロミー・ゴンザレスは2球目の甘いカットボールをLFに運び、これでジャレン・デュランが1塁から一気にホームインし、5-4と勝ち越しに成功。ロミー・ゴンザレスは2塁へ。
さらにアンソニー・シーグラーがこの日4安打目となる二塁打を放ち、ロミー・ゴンザレスが生還して6-4。その後、ブルージェイズは左腕のアダム・マッコにスイッチし、2アウト満塁で左キラーのジャーマイ・ジョーンズが出てきましたが、ここは三振に倒れてさらなる追加点はならず。
アロルディス・チャップマンが通算391セーブ
そして9回表、レッドソックスはアロルディス・チャップマンを起用。セーブ・シチュエーションです。
そのチップマンは先頭のゲレロ・Jr.を四球で歩かせるも、後続を断ち切ってゲームセット。

レッドソックスが6-4のスコアで逃げ切り、連勝ストップ後の初戦を勝利で飾りました。
アロルディス・チャップマンは今季24セーブ目。これが通算391セーブとなり、ダニー・エカーズリーを抜き、歴代単独9位となりました。
【MLBセーブランク】 (年数/現役投手は年齢) / Saves数/ IP / Throw
- マリアーノ・リベラ (19) 652 1283.2 R
- トレバー・ホフマン (18) 601 1089.1 R
- ケンリー・ジャンセン (17/ 38) 487 954.0 R
- リー・スミス (18) 478 1289.1 R
- クレイグ・キンブレル(17/ 38) 440 852.2 R
- フランシスコ・ロドリゲス (16) 437 976.0 R
- ジョン・フランコ (21) 424 1245.2 L
- ビリー・ワグナー (16) 422 903.0 L
- アロルディス・チャップマン (17, 38) 390 854.0 L
- ダニー・エカーズリー (24) 390 3285.2 R
現在、現役でトップ10に入っている投手はいずれも38歳です。アロルディス・チャップマンは引退までにあとどれだけのセーブを積み重ねるのでしょうね。
以上、連勝ストップ後の初戦を勝利で飾ったレッドソックスでした。
お読みいただき、ありがとうございました。

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