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【MLBトレード2023】元ROYのカイル・ルイスがDバックスへトレード

エリートOFの復活に期待

 現地2022年11月18日、マリナーズとDバックス間でトレードが成立。2020シーズンに攻守に素晴らしいパファーマンスを披露し、ROY(Rookie of the Year)に輝いたカイル・ルイス(Kyle Lewis)のトレードが決まりました。

トレード概要

 今回のトレードは1:1のイーブンなトレード。

DバックスGet

  • カイル・ルイス(Kyle Lewis/27)OF/右投げ右打ち

マリナーズGet

  • クーパー・ハメル(Cooper Hummel /28) C/OF/DH/ 右投げ両打ち

選手紹介

カイル・ルイスとは?

 カイル・ルイスは、1995年7月13日生まれの27才。マーサー大学(Mercer University)の出身で2016シーズンに打率.395、HR 20、RBI 72をマークし、 カレッジ・ベースボールのMVP的な位置づけのゴールデン・スパイク・アウォードを受賞。大学3年のシーズンです。その年(2016年)、アマチュア・ドラフトでマリナーズから1巡目指名を受けてプロ入り。全体順位11位。

 スーパー・エリートOFだったのです。

プロ1年目でACLを断裂

 カイル・ルイスはマリナーズと即座にサイン。クラスAマイナスのエバレット・アクアソックスでプロとしてのキャリアをスタートさせました。30試合を終えた時点で打率.299、OBP .385、SLG .530、二塁打 8、三塁打 5、HR 3、RUN26、RBI 26と最高のスタートを切ったものの、同年7月19日にホームプレートでの交錯により膝を負傷。ACLに加えて2つの靭帯を断裂してシーズン・エンドしたという過去がありました。

 2017年はルーキー・リーグ、ハイAで49試合の出場に押し止め、怪我の回復に時間をかけました。

 2018年はハイAからスタートし、ダブルAに昇格。2019年はダブルA・スタートで、セプテンバー・コールアップにより、9月10日にメジャー・デビューを果たしました。メジャー1年目の成績は、18試合で、71-19、打率.268、OBP .293、SLG .592、HR6と粗いながらも、素晴らしい長打力を発揮。

 短縮シーズンとなった2020年、カイル・ルイスは60試合中58試合に出場。206-54、打率.262、OBP .364、SLG .437、HR 11をマーク。守備でも素晴らしいパファーマンスを披露し、満票でROYを受賞。

 

 ところが、2021年は右膝の怪我により、わずか36試合の出場に終わり、打率.246、HR 5、RBI 11で期待とは程遠い成績となったのでした。

 2022年も引き続き膝の怪我に悩まされ、わずか18試合の出場にとどまり、打率.143と厳しいシーズンを過ごしたのでした。また、膝だけでなく、脳震盪にも悩まされたシーズンでもありました。

クーパー・ハメル

 クーパー・ハメルは1994年11月28日生まれの27才。すぐに28才になります。2016年ドラフトのブルワーズの18巡目指名でプロ入り。

 2021年7月、エドゥアルド・エスコバーがブルワーズに動いたトレードの交換相手としてDバックスに移籍。

 メジャー・デビューは2022年で、66試合に出場し、打率.176、OBP .274、SLG .307、HR 3、RBI 17に終わりました。

 ハメルはユーティリティー・プレーヤーで2022年はLF、C、DHで出場。捕手としてはCS%が0というのがどうかと思うのですが、その分柔軟性はあるというメリットも。非常に重宝する選手ではあるもののやはり打撃次第ということかと思います。

背景

 マリナーズのOFは2022年ROYのフリオ・ロドリゲスが台頭するなど、ポジション争いが非常に厳しい状況になりました。カイル・ルイスは怪我の影響もあり、このままでは飼い殺しにもなりかねない状況に。であるならば、他のクラブでチャンスをというのがこのトレードの目的だったと思うのですが、クーパー・ハメルで良かったのか??とも思います。

 カイル・ルイスが再びエリートOFとして輝くことと、クーパー・ハメルの成長に期待したいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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