カイル・シュワーバーが量産体制へ
現地2026年5月15日、フィリーズ@パイレーツはすごいゲームになりましたね。
そもそもの発端はアーロン・ノラの乱調。立ち上がり2イニングを無失点で抑えたアーロン・ノラ。ここまでは良かったです。
アーロン・ノラ、3回に6失点
しかし、3回裏、ノラは先頭のコナー・グリフィンにシングルを許すと、エンディー・ロドリゲスには四球を出してノーアウトランナー1、2塁。ここでパイレーツは手堅く送りバントを選択し、ジャレッド・トリオーロは送りバント成功。チャレンジしなければノーアウト満塁でした。
パイレーツはオニール・クルーズに2点タイムリーが出て先制すると、1アウト1塁でつづくブランドン・ラウがRFへ2ランHRを放ち、このイニング4得点。
さらにブライアン・レイノルズにシングルが出て、2アウト後にマーセル・オズーナがCFへとどめの2ランHRを放ち、このイニング6得点。
アーロン・ノラは4回裏にもマウンドに立ちましたが、2アウト後にシングルを打たれたところで交代。3.2イニングで被安打6、失点6、ER 6、BB 3、SO 2,HR 2という内容でERA は5.91となりました。ノラの被HRはある程度覚悟ではありますが、ちょっと集中打を浴び過ぎまたね。
フィリーズ、6点差を跳ね返す!
フィリーズは6点を奪われた直後の4回表に打線がつながり、まずはブライソン・ストットの犠牲フライで1得点。
カイル・シュワーバーが19号
さらに5回表には2アウトからランナーを1人置いて、カイル・シュワーバーがパイレーツ先発のブラクストン・アシュクラフトから右中間へ飛距離400フィートの2ランHRを放ち、スコアを3-6と3点差にします。
ただこの後、パイレーツは5回裏にブランドン・ラウの2打席連続のソロHRが出るなど、6回を終えて8-3とリードを拡げます。
カイル・シュワーバーが20号!
リードを拡げられたフィリーズですが、7回表、ランナーを一人置いてカイル・シュワーバーが2番手のメイソン・モンゴメリーからCFへ408フィートの飛距離の2ランHRを放ち、5-8と追撃。
カイル・シュワーバーの2打席連続のこのHRは20号となりました。
フィリーズ、9回に追いつく!
ゲームは8-5とパイレーツがリードして9回表に。パイレーツはグレゴリー・ソトをマウンドに送ります。
フィリーズは先頭のエドムンド・ソーサがSSゴロを放ち、これで3点差の追撃は無理かと思われました。しかし、ここでトップ・プロスペクトのコナー・グリフィンがエラー。これがパイレーツにとって痛かったですね。
この後、コントロールに不安のあるソトは押出四球などで1点を奪われると、ブライス・ハーパーにあわやHRかという長打を浴びて、これでランナーが2人還ってフィリーズが8-8の同点に追いつきます。
そして延長に入り、フィリーズは10回表に3点をゲット。10回裏はオライオン・カーカリングが出て、1点を奪われたものの、11-9のスコアでフィリーズが逃げ切って勝利。フィリーズは非情に不利な展開から大逆転勝利を収めたのでした。

シュワーバー、45試合で20HR!
さて、追撃の2発を放ったカイル・シュワーバーですが、この日がフィリーズにとって45試合目。
45試合で20HRに到達したのは、1923年にサイ・ウィリアムズが樹立したクラブ・レコードに並ぶ快挙。
また、カイル・シュワーバーは、直近8試合で9HRをマーク。
8試合で9HRというのはフィリーズ史上2人目で、殿堂入りしたマイク・シュミットが1976年に記録して以来のこと。
さらに、カイル・シュワーバーは2021年6月にもナショナルズで同じ記録を達成しており、これはアルバート・ベルが1998年と1995年に記録したのに次いで、MLB史上複数シーズンで8試合で9HR以上を記録した2人目の選手となりました。

カイル・シュワーバーはキャリアの中で6月にHRを量産することが多かったのですが、今季はや早めにそれが出ております。
ちなみに2025年6月は6本のみで、むしろ、7月と8月にそれぞれ12本ずつをマークし、シーズン終盤のHR攻勢はチームを助けました。
今季も自身のHR数はあまり関心のないカイル・シュワーバーはむしろ、シーズン成績が22勝23敗となり、勝率5割まであと1勝に迫ったのが嬉しいようです。
この勝利はチームを強くするかもしれませんね。
フィリーズの巻き返しに注目したいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。

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