ブレイク・スネル、今季も長期離脱へ
現地2026年5月16日、ロサンゼルス・ドジャースは先発ローテーションの大きな柱の一人でもあるブレイク・スネル(Blake Snell)を左肘の遊離体除去手術するを実施すると明かしました。
ブレイク・スネルは現地15日のエンゼルスとのハイウェイ・シリーズの初戦に先発が予定されていましたが、左肘の違和感で急遽先発を取りやめ。この日、ドジャースはブルペン・ゲームでその穴を補い、計8人の投手を用して6-0のスコアで勝利しました(スコア)。
ブレイク・スネルは15日時点で12日から遡る形で15 days ILに入っておりました。
今季中の復帰は確実
ブレイク・スネルの左肘遊離体除去手術は現地2026年5月19日に行われることが決まっており、復帰時期は現時点では未定ですが、ドジャースは今シーズン中に復帰できるとみております。
タリク・スクーバルはすでに投球再開
今季は遊離体除去手術がかなり発生。開幕前にはブレーブスのスペンサー・シュウェレンバックとハーストン・ウォルドレップが発症。ともに2月下旬に手術を受け、このうち、ウォルドレップはすでに投球を再開。夏には復帰出来る目処が立っています。しかし、シュウェレンバックは回復に時間がかかっており、5月に再度ドクターの意見を聞く状態で投球再開には至っておりません。

また、ドジャースからもクローザー・ロールで今オフに獲得したエドウィン・ディアスが肘の違和感を発症し、遊離体除去手術を受ける必要が生じ、すでに術後です。抜糸後に投球再開となる見込みで順調ではありますが、オールスターブレイク後の復帰を目指しています。

そして、2024、2025年とALサイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバルも5月4日に同症状を発症。6日に除去手術を受けております。

そのタリク・スクーバルですが、ナノニードルスコープ手術を受け、術後1週間も経たないうちに、軽いキャッチボールを再開!強気な見立てでは6月中に復帰という見方も。
ドジャースはブレイク・スネルの手術方法をまだ検討中ですが、関係者によると、おそらくタリク・スクーバルが受けたナノニードルスコープ手術を受けることになるだろうと言われています。タリク・スクーバルの手術を執刀したのは大谷選手の右肘の手術も行ったニール・エルアトラッシュ博士。おそらくブレイク・スネルもこのスーパー・ドクターによって同手術を受けることになるだろうと言われています。

そしてもしニール・エルアトラッシュ博士で、ナノニードルスコープを実施したなら、復帰もかなり早くなる可能性があります。
ただ、現時点はまだ復帰のタイムテーブルを出すことが出来ず、まずは手術方法を決定して手術を実施し、その経過を最初に見てからということになりそうです。
今季は1試合のみの登板
ブレイク・スネルは今季は左肩の疲れによって開幕をILで迎え、4月22日にリハビリ登板を開始。5月9日にILから復帰となり、その当日のブレーブス戦でシーズン・デビュー。3イニングで被安打6、失点5、ER 4、BB 2、SO 5で負け投手となっていました。
上述のエンゼルス戦は復帰2戦目となる予定でしたが、登板を回避。今季はまだ1試合しか登板しておりません。
2025年も約4か月離脱
ブレイク・スネルは2025年も開幕して2戦に登板した後に2025年4月6日に左肩痛でIL入り。5月17日には60 days ILに移管し、復帰したのは8月2日。ほぼ4か月離脱し、終盤の2か月とポストシーズンに稼働。
レギュラーシーズンでは計11試合、61.1イニングのみの登板で、5勝4敗、ERA 2.35。
ポストシーズンでは6試合(先発は5試合)で、34.0イニングを投げてERA 3.18と大いに稼働しました。
CY受賞→2シーズン怪我に悩まされる
ブレイク・スネルは2023年にNLサイ・ヤング賞を受賞。2018年にもALサイ・ヤング賞も受賞しています。
彼の傾向としてフル稼働してサイ・ヤング賞を受賞すると、2年ほど稼働が鈍ります。2019年は107.0 IP、2020年は50.0 IP(短縮シーズンではありました)、2021年は128.2 IP。
2023年に180.0IPを投じサイ・ヤング賞を受賞し、2024年は104.0 IP、2025年は61.1 IP。年齢を重ねる事に回復のシーズンもちょっと遅れているという感じになっています。2026年はまたやってしまいましたね。
ただ、この傾向からすると、2027年は相当、やると思われます!!
ドジャース、グラスノーも離脱中
ドジャースはタイラー・グラスノーも腰痛で離脱中。グラスノーはうまく行けば5月中には復帰できるかもわかりませんが、ブレイク・スネルとタイラー・グラスノーという主要な2人を失っている状況。
よって、6人のローテーションのうち2人を欠き、40manロスターの投手も不足している状況です。
現状のドジャースのローテーション
現状のドジャースのローテーションはご覧の陣容です。
- 山本由伸
- 大谷翔平
- エメット・シーハン
- ジャスティン・ロブレスキー
- 佐々木朗希
不安定な佐々木朗希投手は本来ならマイナーへ降格して再調整ということも考えていたようですが、そうなるとローテーションが足りないのでとりあえず、ローテーションに組み込んでいるという状況。
そして6番目はウィル・クラインを先発させるブルペン・デーという状況でもあります。
なお、ブルペンではボビー・ミラー、ランドン・ナック、ベン・カスパリアス、ジェイク・カズンズ、ギャビン・ストーンが60 days ILです。
リバー・ライアンはもう少し後
ドジャースとしては内部からローテーションを補いたいところではあります。
ここで期待されるのは現地2024年に衝撃デビューを飾ったリバー・ライアン。
リバー・ライアンはデビューは良かったものの、2024年8月にトミー・ジョン手術を受けました。彼はかなり期待していい投手だったのですよね。

ただ、術後すでに1年9か月が過ぎており、実は彼はトリプルAオクラホマで復帰登板を果たしています。5月16日には100mphをタッチし、彼も候補の一人。
ただ、ロバーツ監督によれば、スネルの穴を埋める「可能性は低い」とのことです。ロバーツ監督はころころ変わりますので、どうなるかわかりませんが、彼の場合、将来のエース候補ですから、焦って二次災害のような形になっては困るというのもあるでしょう。
しかし、夏以降は大いに期待していいと思います。
よって、ドジャースは過去2シーズンと同様に、ローテーション不足をブルペン・デーで補う状況があと最低でも1か月は続きそうです。3連覇を目指す上で、今回も何とか乗り越えなければならない試練ですね。
ただ、今季の場合は山本、大谷、シーハン、ロブレスキーの4枚はかなり強力。これでグラスノーも6月には復帰してくれれば、昨年ほど、ブルペンにしわ寄せがいかないかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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