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【MLB移籍2021】エンゼルス、ブルペン強化にジェイク・ファリアとマイナーディール

MLB移籍/FA情報

エンゼルス、味のある右腕と契約

 現地2020年12月6日、エンゼルスが小さく動きました。

 レイズ、ブルワーズで活躍した右腕のジェイク・ファリア(Jake Faria )とマイナー契約を結びました。ジェイク・ファリアは2021スプリングトレーニングでNRI(Non Roster Invitee)としてメジャー・キャンプに参加する予定です。

 ジェイク・ファリアのMLSは2019シーズンを終えたところで1.168。まだ調停資格前ですので、サラリーはメジャーへ上がったら、メジャー最低年俸でということになります。$0.55Mから$0.57Mの間です。

大量に出したブルペンの補強

 現地2020年12月2日のノンテンダー・デッドラインでエンゼルスは実績のあるブルペンの面々にノンテンダーを出しました。

 $1M以下の選手にもノンテンダーを出したことには驚きましたが、今回のジェイク・ファリアとの契約はそのブルペン補強が目的です。

【2020年エンゼルスのノンテンダーFA】 

  • マット・アンドリーズ(31) /RHP-RP/ 1.9M
  • ハンセル・ロブレス(30)/ RHP-RP/ $3.9M
  • ジャスティン・アンダーソン(28)/ LHP-RP/ $700K
  • キーナン・ミドルトン(27)/ RHP-RP/ $900K
  • ホビー・ミルナー(30)/LHP-RP

2017年にSP/RPとして86.2イニングに登板

 ジェイク・ファリアは1993年7月30日生まれの27才。高校卒で2011年アマチュアドラフトでレイズから10巡目指名を受けてプロ入り。

 デビューは2017年で23才のシーズン。

 このシーズンはスターターとして14試合、リリーバーとして2試合に登板。先発では6イニングから7イニングまで投げることが多く、合計で86.2イニングで、5勝4敗、ERA 3.43となかなかの成績を残したのでした。

 翌2018年も先発が中心の登板。17試合中、12試合に先発。65.0イニングを投げ、4勝4敗でERAは5.40。

2018年に左腹斜筋痛で60day IL

 かなり期待されていたジェイク・ファリアですが、2018年5月下旬に左腹斜筋を傷め、IL入りに。当初は10Day ILですぐに復帰すると思われたのですが、これがかなり深刻で結局、60Day ILとなり、6月と7月と2ヶ月間はメジャーに復帰できませんでした。

2019年のTDLでブルワーズに

 2019年からはリリーバー専門に。また、この年のトレードデッドラインでレイズがヘスス・アギラルを獲得したトレードで、その交換要員としてブルワーズへ移籍。

 2019シーズンは16試合に登板し、ERAは6.75。前半のレイズ在籍時は7試合、10.0イニングでERA 2.70を記録したものの、ブルワーズへ移籍した後は、9試合、8.2イニングでERA 11.42と悪化しました。

2020シーズンは登板なし 

 そして2020シーズンは登板がなく、トレーニングサイトでの待機に。そしてシーズン終盤の9月初旬にDFAとなり、マイナーへのアウトライトを経て、9月28日にリリース。FA状態でした。

腹斜筋が完治していれば面白い存在

 レイズはジェイク・ファリアをローテーションの一員としてかなり期待していたのですが、上記の通り、腹斜筋痛以降、マイナーとメジャーの間を往復という状態が続いています。

 ただ、この腹斜筋痛が完治していればかなり面白い存在になります。

ベロシティーはデビュー時よりアップ

 2017年のデビューイヤーは、4シームのアベレージが91.7mph。2018年も同じような数字でした。ところが、2019年はアベレージで93.5mphを記録し、ベロシティーはアップ傾向。

スプリット使い

 ややベロシティー不足なものの、それでも通用していたのはメジャーでは珍しいスプリット使いだったからで、なんと27%前後も投げます。そのほかの球種はスライダーとカーブ。ただ、カーブは2019シーズンは封印しました。

 スプリット、フォークは前腕の腱に負担をかけるので、メジャーではあまり投げません。やがて屈筋にも影響を与え、ひいてはUCLを損傷し、トミー・ジョン手術へというルートが多いが多いからです。

 それでも投げているのは上記の通り、ベロシティー不足を補うためでしょうね。

どちらかと言えばスタータータイプ

 チェンジアップを覚えてほしいなと思います。ボールのキレはベロシティー以上のものがあるだけに球速差をつけるためにも余計にそう思います。

 そしてどちらかと言えば、この人はスターター・タイプかと思います。よって、ブルペンとしての補強はどこまで適合するか、わからないのですが、エンゼルスはディラン・バンディー、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・カニングがローテーションの柱としております。そして大谷選手も。

 よって当分の間はブルペンでチャンスを待つということになりそうです。

 いい投手なのでとにかくヘルシーな状態でシーズンに入ってくれることを祈るばかりです。案外、化けるかもしれませんよ!

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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