パーフェクトはムーキーのエラーで崩れる!
現地2026年6月13日、ドジャース@ホワイトソックスのシリーズGm2で山本由伸投手が先発。この日、山本由伸投手は初回を11球、2回を13球、3回を17球といずれも1イニング15球を下回るペースで序盤をパーフェクトに抑える投球。中盤はさらにそのペースも加速し、追い込まれた後のスプリットを警戒するホワイトソックス打線は早いカウントから攻勢をかける打者も増え、パーフェクトは6イニングを終わったところまで継続。
ざわつき始めた終盤8回裏
そして7回裏も三者凡退に抑え、いよいよざわつき始めた8回裏、コルソン・モンゴメリーとブレーデン・モンゴメリーの二人も打ち取り、2アウト。そしてチェイス・メイドロスも3球目のスライダーで打ち取り、これで最後のイニングまでパーフェクトを持ち込むか?と思われた瞬間、SSのムーキー・ベッツがゴロを弾く痛恨のエラー。これでパーフェクト・ゲームは途切れてしまいました。
守備側もかなりプレッシャーのある中、最後のバウンドが合わなかったですね。ムーキー・ベッツも非常に苦い表情を見せました。
この後、ジェイコブ・ゴンザレスを2Bゴロに仕留めた山本由伸投手。まだノーヒット・ノーランの記録がかかっておりました。
NO-NOはHRで崩れる
迎えた9回裏、山本由伸投手は先頭のトリスタン・ピーターズへの2球目、4シームがほぼど真ん中に入ってしまい、これをピーターズにRFへのソロHRを打たれ、ここでノーヒット・ノーランも途絶えました。同時にシャットアウト勝利も終了。
山本投手はこの後、エドガー・クエロをCFフライに抑えて1アウトを奪ったところで降板。この後、アレックス・ベシアが打者2人を抑えてゲームセット。
山本投手は8.1イニングで109球を投げ、被安打1、失点1、ER 1、BB 0、SO 7、HR 1というほぼ完璧な投球を見せましたが、最終的にはパーフェクト、ノーヒット・ノーラン、シャットアウト・ゲームのいずれも達成することは出来ませんでした。
双方からスタンディング・オベーション
山本投手がマウンドを降りるとき、ホワイトソックスとドジャースのユニフォームを着た双方のファンが立ち上がり、彼の投球を称えました。チームメイトも、山本がマウンドを降りた後、彼に感謝と称賛の意を表しました。
試合後、山本投手は「9回まで投げ切ってノーヒットノーランを達成できなかったのは少し残念ですが、自分の投球内容にはかなり満足しています」と語りました。ナイスピッチングでした。
大谷がリードオフの14号HR
山本投手は初回から大いなる援護をもらいました。
1回表、リードオフの大谷選手がホワイトソックス先発のショーン・バーク(Sean Burke)の2球目のインハイの94.2mphの4シームを鋭く捉え、これが打出速度109.6mphのライナーでRFスタンドに入るソロHRとなり、1点を先制。大谷選手の今季14号HRでした。
ドジャースはさらに、2アウトからムーキー・ベッツが2B内野安打で出塁すると、マックス・マンシーが右中間に2ランHRを放ち、追加点。ドジャースは初回から3点を奪って、山本投手を援護したのでした。
ドジャースは3回表、6回表にもそれぞれ1点ずつ追加し、5-0とリード。さらに終盤8回表にもムーキー・ベッツがシングルで出塁し、マックス・マンシーがこの日2本目となる2ランHRを放ち、7-0とリード。序盤、中盤、終盤としっかりとゲームの流れを掴み続けました。
大谷選手はこの日、HR1本のみでしたが、BBが3とその存在感でプレッシャーを与え続けました。
ゲームの方は7-1でドジャースが勝利。もはや勝利は確定的で、あとは大記録達成なるか?というゲームでしたが、さすがにそう簡単にには行きませんでしたね。

連続アウト45!=MLB2位タイ
なお、山本投手は前回の6月6日のエンゼルス戦で8回2ヒッター、失点1、ER1と好投しましたが、この時は、1回裏2アウトからウェイド・メックラーのシングルとオズワルド・ペラーザのトリプルによる1点を計上したのみ。そして3アウト目をノーラン・シャニュアルから奪ってから、8回終了まで7イニング連続で三者凡退。9回はジャック・ドライヤーにスイッチしました。よって、この時点で22人連続アウト。
そしてこの日、8回2アウトまで連続アウトを継続しましたから、この日は23人連続でアウト。
ということは2試合を通じて45アウトを連続で奪ったということに。
この45連続アウトはMLB史上2位タイ。1位は2014年に46連続アウトを達成したユスメイロ・ペティット(Yusmeiro Petit)でジャイアンツ時代に記録しました。そして2位タイはマーク・バーリーで2009年に45を記録。近年のホワイトソックスの名投手ですね。

2025年にもニア・ノーヒッター
なお、山本投手は2025年9月6日にはあと1アウトでノーヒット・ノーラン達成というところまで行きました。

同年5月20日には6回までノーヒット・ノーランは記録。


山本投手はNPBで2度のノーヒットノーランを達成しています。
なんとかMLBでも達成してもらいたいですね。
それにしてもNLはまたもサイ・ヤング賞候補が出てきて、ジェイコブ・ミズロウスキー、クリストファー・サンチェス、大谷選手、山本投手、チェイス・バーンズ、クリス・セールとすごいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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