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【MLB2021】レッドソックス、盤石の体勢で後半戦をスタート!E・ロッドが好投!タナー・ハウクがメジャー復帰へ

後半戦スタート!

 現地2021年7月16日、メジャー・リーグは後半戦がスタート。レッドソックス@ヤンキース戦は、本来なら現地13日がオールスターで、1日置いて現地15日からスタートする予定でしたが、ヤンキース内でCOVID-19のアウトブレイクが発生。

 せっかくのライバル対決も、15日はCOVIDイシューということで中止に。結局、両クラブとも他のクラブと同様に16日からの後半スタートとなりました。

 もっとも、オールスターにラファエル・デバース、ザンダー・ボガーツ、J.D.マルチネス、マット・バーンズ、ネイサン・イオバルディの5人を輩出していたレッドソックスにとっては休みが出来たのはよ朗報でした。同様に、ヤンキースはアーロン・ジャッジとゲリット・コールがオールスターに出場し、彼らにも1日休みが出来たのはよかったのですが、ちょっと大変なことになっています。

ヤンキースがCOVID-19アウトブレイク

 ヤンキースがCOVID-19のアウトブレイクに襲われたということで、以下の選手たちがアクティブ・ロスターから外れました。

  1. 3B ジオ・アーシェラ
  2. C カイル・ヒガシオカ
  3. OF アーロン・ジャッジ
  4. RHP ジョナサン・ロアイシガ
  5. LHP ネストル・コルテス
  6. LHP ワンディ・ペラルタ

 このアウトブレイクは7月9日から11日のアストロズ戦の間にジョナサン・ロアイシガから始まったようです。選手の中には風邪のような症状とだるさともなっているとされていますが、カイル・ヒガシオカ、アーロン・ジャッジは濃厚接触者ということでのCOVID ILです。ちなみに全ての選手はワクチン接種済みとのこと。 アーロン・ブーン監督は、濃厚接触者も含め、少なくとも10日は欠場するであろうとの見込みを発表しています。

L・ボイトは膝

 なお、そのほかにマッチョマン1Bのルーク・ボイトもIL入り。彼の場合は左膝の炎症。13日に遡ってIL入りとなっています。

G・コールはゲイリー・サンチェスとコンビを

 現地17日予定されているGame2では、レッドソックスがネイサン・イオバルディ、ヤンキースがゲリット・コールが先発。そのゲリット・コールは本来の相棒であるカイル・ヒガシオカがいなくなったことにより、ゲイリー・サンチェスとバッテリーを組むことに。これで良いピッチングをされると・・・と思うと、ヒガシオカも気が気じゃないでしょう。

 長いシーズンを戦っていると、互いにベストのメンバーで勝負する機会はなかなかありませんが、せっかくのライバル対決ゆえ、可能な限り互いのベストメンバーでのガチンコの戦いを見たいですね。いずれにせよ、妙な変異株でないことを祈るばかりで、早く復帰しもらいたいものです。

レッドソックス、ロスター・ムーブ

 レッドソックスは後半戦に向け、ロスターを動かしてきました。

 トリプルAから期待のプロスペクトで五輪のアメリカ予選にも参加していたジャレン・デュランをコールアップ。スプリング・トレーニングから評価の高かったトップ・プロスペクト。

 デュランはひょっとしたら15日のゲームで出たかもしれませんが、結論から言うと、16日のGameでは出ませんでした。お預けですね。

 さらに、2020シーズンにデビューして抜群の投球を見せるも、4月に登板した3試合で、10.1イニングで被安打14、失点5と調子が上がらず、その後マイナーで調整していたタナー・ハウクがメジャー復帰。

 ハウクは先発も期待したいところですが、後ろがマット・バーンズにかなりの負担がかかっていることもあり、リリーフでの起用もあり得ます。

 なお、レッドソックスはロスターを空けるため、RHPのブライス・ウィルソンをDFAとしています。

 レッドソックスはクリス・セールもフロリダでのリハビリにアサインされ、先発投手の状況が明るいことから体勢はかなり盤石です。

 その盤石さをさらに強化するように、この日、E・ロッドことエドゥアルド・ロドリゲス(Eduardo Rodriguez)がナイス・ピッチングを見せてくれました。

E・ロッド、別人!

 この日、マウンドに上がったE・ロッドですが、見た目が変わりました。理髪店にいったかのごとく、きれいにそられた耳の後ろと首元。「あれ?」と思ったのはそれだけではありません。

 なんと、シェイブしているではないですか!

 あごヒゲを剃ったE・ロッドはまるで別人。驚きました。

 E・ロッドと言えば、この見た目でした。

 この日のルックです。

 E・ロッドが投げているとわかっていても、外見と名前が一致するのに時間がかかりました。

 なお、ヒゲをそったのは娘さんからヒゲをやめてと言われたからだそうです。子供はヒゲが嫌いですからね。

E・ロッド、6回途中、8K

 そのE・ロッドは立ち上がり、いきなりD.J.ルメイヒューにヒットを打たれるも、ジャンカルロ・スタントンをダブルプレーに取り、乗っていきました。

 もうすこし投げたかったようですが、6回途中、2アウトまで投げて被安打がたったの2、与四球2、奪三振8と好投。チェンジアップがよかったですね。まだ2019年のE・ロッドとは言い難いところもありますが、丁寧なピッチングが好感でした。

アローヨが2ランHR

 レッドソックスはヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーを2回に攻め、デバースの2塁打などで塁を埋めた後、ハンター・レンフローの内野ゴロの間に1点を先制。さらに、クリスチャン・アローヨに右中間への2ランHRが飛び出し、3−0とリード。

 8回には、J.D.マルチネスの一発も飛び出し、4-0。

タナー・ハウクが3イニングに登板

 そして3番手としてタナー・ハウクが7回の頭から登板。てっきりセットアップかと思われましたが、コーラ監督はこのままゲームセットまで起用。

 タナー・ハウクのメジャー復帰戦は3回を被安打1、無失点、与四球1、奪三振3。

 2020年のタナー・ハウクに戻りました。ハウクはキャリア初SVです。

 なお、レッドソックスはE・ロッドの後を継いで澤村投手が6回2アウトから登板。打者1人をSSゴロに仕留め、いい仕事を果たしています。

 今後、ハウクが先発でも投げるのか、ちょっと注目したいと思います。

 ゲームは4-0でレッドソックスが勝利。今季、ヤンキース戦は8戦8勝です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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