大谷が通算300号HRのマイルストーンを達成
現地2026年7月7日、大谷選手がやりました!ロサンゼルスで行われたロッキーズ@ドジャースのGm2で大谷選手が1回表にいきなりのリードオフHR!今季第20号HRはMLB通算300号という記念すべき節目の一発となりました!
Congratulations!
2匹のアライグマが来場
このゲーム開始前、実は特別な来場がありました。2匹のアライグマ(尾に縞模様が入っていたのでアライグマで良いかと)が、フィールドに出現したのです。その体はまだ小さく、幼い2匹は内野のウォールの隙間に登場。
何か兄弟がお母さんでも探してたのでしょうか?幼い2匹は目立たないようにこっそりウォールの陰に隠れて静かにしていた賢い子たちでした。この後、無事に保護されたか、あるいは車を避けて山へ帰ったのかは不明ですが、無事であることを祈るばかりです。大谷選手を特等席に見に来た!くらいに思っておこうかと思います。
大谷がリードオフHR!20号はキャリア300号HR
ゲームは1回表、ドジャース先発のジャスティン・ロブレスキーが1回表をスムーズに無失点に抑え(BB1はありました)、いい流れを作りました。
1回裏、ロッキーズの先発は大谷選手のエンゼルス時代の元チームメイトのマイケル・ローレンツェン。いみじくも二刀流をやっていた選手ですね。

ナ・リーグは2022年からDHを採用。それまでは今のNPBのセリーグのように投手も打席に立ち、マイケル・ローレンツェンは破格の打撃を見せておりました。特に2019年頃はその才能を大いに発揮しました。

そのマイケル・ローレンツェンはリードオフで打席に入った大谷選手に長打警戒の配球でアウトコースに2球を投げて2-0とカウントを悪くしてしまいます。その直後の3球目、シンカーがほぼど真ん中に入ってしまう失投となり、大谷選手はこれをCF寄りの左中間スタンドに放り込みました。打出速度は112.2mph、アングル29度という弾丸ライナーのHRは今季節目の20号HR!そして同時にこれはMLBキャリア通算300号HRということになりました!
300本塁打はMLB170人目
ちなみに、NPB時代からカウントするとこれが日米通算348号。NPBでは48本を放っておりました。そしてもしもWBCもカウントに入れたとすると2回の出場で4本のHRを放っているので計352号となります。
300本塁打はメジャー史上170人目。ドジャースの現役選手としては 6月24日のミネソタでのゲームでムーキー・ベッツが達成したばかり。そしてフレディー・フリーマンはすでに2023年に達成していて計3人目ということに。
なお、300本塁打は現時点の現役ランクでは19位!現役NO.1はジャンカルロ・スタントンになります。
【現役選手の通算HRランキング( 現地2026年7月7日 時点)】
- ジャンカルロ・スタントン(NYY):456
- マイク・トラウト(LAA):421
- マニー・マチャード (SDP):387
- ポール・ゴールドシュミット (NYY):386
- アーロン・ジャッジ (NYY):385
- ブライス・ハーパー (PHI):383
- フレディー・フリーマン (LAD):382
- カイル・シュワーバー (PHI):370
- ノーラン・アレナド (ARI):363
- カルロス・サンタナ (ATL-Minor):335
投打の兼ね合い
現地2026年7月7日時点の大谷選手はMLBで投手として765奪三振、打者として300HRをマーク。ちなみにベーブ・ルースのキャリアは投手として488奪三振※、打者として714HR。
※ベーブ・ルースの奪三振数はBaseball Referenceによると488。しかし、501奪三振と記録する場合もあり、集計の取り方に差があります。いかんせん1914から1933年の頃のことですから、なかなかはっきりさせることは出来ませんが、今回はBaseball Referenceの数字を使わせていただきました。
これまで大谷選手は投手として510奪三振以上を記録した選手の中で最多の本塁打数を誇っていました。しかし、前回のパドレス戦で通算765奪三振を記録したことで、今度は300本塁打を達成した選手の中で最多奪三振数を記録した選手となっております。
大谷選手は2日前の 現地2026年7月5日に 32歳になったばかりですが、メジャー通算300HRの節目に到達するのにかかったのはわずか9シーズン。エンゼルス時代から驚異的なパワーを発揮してきましたが、ドジャースでの3シーズンでさらにその力を開花させたと言っていいでしょう。
大谷選手は2024年に54HRをマーク(この年にメジャー通算200本塁打を達成)、翌2025シーズンには自己最多となる55HRをマーク。もはや60本も見えておりましたね。
2026年は長打のペースこそ落ちていますが、それでもこの時点でチーム最多の20HRを放ち、リードオフマンとして十分な長打力を発揮しております。
マイケル・ローレンツェンが持ち味を発揮
幸先よく先制したドジャースでしたが、実はこの後、マイケル・ローレンツェンに苦戦します!2回裏、3回裏と三者凡退に抑えられ、大谷選手も2打席目はCFフライ。
4回裏にはランナーを二人出すも、カイル・タッカーがダブルプレーに打ち取られて無得点。
5回裏は先頭のダルトン・ラッシングが四球を選んで出塁し、アレックス・フリーランドのシングルでチャンスを拡大。続くミゲル・ロハスが投手前にスクイズを行うも、これはローレンツェンのフィールディングに阻まれ、ラッシングがホームでアウトに。
この後、大谷選手が四球で歩き、1アウト満塁でパヘスが打席に。このパヘスの打席でロッキーズ・バッテリーは少なくとも2球のストライクをボール判定されましたが、捕手のブラクストン・フルフォードはかたくなにABSチャレンジを行わず。ロッキーズはすでに1回をロストしており、ゲーム後半を見込んでの処置だったかもしれませんが、明らかにストライクだっただけにこれは投手が可哀想でしたし、結果、ドジャースに押し出しで追加点が入ってしまいました。
そうこうしているうちに、ロッキーズは6回表に1アウトから コール・キャリッグ とタイラー・フリーマンの連続長短打で1アウト1、3塁のチャンスを作ると、ジェイク・マッカーシーのSSゴロの間にコール・キャリッグが生還して1点を返します。
ドジャースは6回裏にエラーがらみでチャンスを作り、1点を追加して3-1とリードを拡大。ゲームは終盤へ。
8回表に守備が乱れる!
ドジャース先発のジャスティン・ロブレスキーは7回表まで投げ切り、被安打6、失点1、ER1、BB2、SO9と好投。彼がなんでオールスターのロスターに入っていないんだ!という声が上がるほど、今季のロブレスキーはいいですね。ちなみにこのゲームを終えたロブレスキーのスタッツは、10勝2敗、ERA 2.69。素晴らしいですね。
8回表のマウンドに上がったのは、ウィル・クライン。ドジャースとしては安定感のある右腕をマウンドに上げたのですが、ここでまさかの展開に。
ウィル・クラインは先頭のカイル・キャロスに四球。これは避けたいピンチの芽ではありました。このあと1アウト後にコール・キャリッグにRFへシングルを許し、1アウト1、2塁に。つづくタイラー・フリーマンの打球はSSゴロ。6-4-3のダブルプレーで終わりかと思われましたが、ミゲル・ロハスがまさかのエラーで打球は外野へ。
打球速度は速かったとは言え、グラブに当たっていましたし、これは処理してもらいたかったですね。これでカイル・キャロスが生還してスコアは2-3。
さらに1アウト1,3塁となったことで、ドジャースは早めにジャック・ドライヤーにスイッチ。これは左対策だったかと思われます。
ところが、ここでジェイク・マッカーシーがまさかのスクイズ。打球は3塁へ転がり、マックス・マンシーがこれを処理。もうホームへの送球を諦めて1塁に送球し、バッターランナーのマッカーシーはアウトに。しかし、ベースカバーに入った2Bのアレックス・フリーランドが1塁ランナーのタイラー・フリーマンが3塁への進塁を試みていることに気づき、3塁へ送球します。ただ、これがランナーの前に投じられた形となり、スローイング・エラーでボールはファウルグラウンドに。これでスクイズで生還したコール・キャリッグとタイラー・フリーマンの2人が生還。ドジャースは守備の乱れでこのイニングに3点を失い、3-4と逆転を許します。
この後、ドジャースは8回裏は三者凡退、最後の攻撃となったお9回裏はノーアウト1、2塁で大谷選手に打席が回りますが、元ブルージェイズ・クローザーのジョーダン・ロマーノが3Bインフィールドフライに打ち取り大きなピンチを脱出。
この後、パヘスとフリーマンも打ち取られ、ゲームセット。

ドジャースが「らしくない」守備の乱れで逆転を許すという珍しい展開で勝ち試合を落としたのでした。
お読みいただき、ありがとうございました。

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