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【MLB2021】レイン・ディレー約3時間!ブレーブス@レッドソックス戦は深夜1時終了の死闘

レッドソックス

久しぶりのメジャー流「決着」

 「お疲れ様でした」と言うしかなかったのが、現地2021年5月26日(水)、フェンウェイパークで行われたブレーブス@レッドソックス戦のGame2。

 東部時間7時10分に定刻どおりにスタートしたゲームは、双方ともに序盤から打線が活発な展開に。ただでさえボリューム増のような内容に加えて、この日は東海岸の天気が大荒れ。

大荒れの東海岸

 この日、ニューヨークで行われる予定だったブルージェイズ@ヤンキース戦は雨で中止になったほど。このゲームはブルージェイズのトップ・プロスペクトで身長198cmで横も巨漢の右腕、アレク・マノア(Alek Manoah)がデビュー戦を迎えるはずでしたが、翌日27日にダブルヘッダーのGame1にスライドすることになりました。

レイン・ディレーが2時間53分

 それほど東海岸の天候が荒れていたのですが、ボストンでは6回までゲームが順調に進んだものの、6回終了時点でレインディレーに。

 そこから再開まで、待機時間が2時間53分!もう1試合分ですね。

ゲーム終了は夜中1時

 選手達は体も冷え切ってコンディション作りが大変な中、ゲームは7回表から再スタート。そして試合終了時間は深夜0時59分に。ほぼ1時ですね。プレーボールから5時間49分も経過し、選手たちには「お疲れ様でした」という言うしかないようなゲームとなりました。

原則、決着をつける

 NPBであれば、5回でゲームが成立していたなら、雨天コールドゲームということで途中で打ち切りの判断を下すところ。

 ゲームをどうするかの判断はNPBもMLBもアンパイアが握っている点は同じなのですが、メジャーでは原則、9イニングで決着がつくまでやります。

フェアな観点も

 そうする理由は一つには、選手のスタッツをフェアにという観点もあります。原則9イニングゲームでプレーする中で成績を競うという観点です。そしてその観点は勝敗に関しても同じで、原則9イニングゲームで162試合を行う中で競うというもの。あくまでもフェアな条件のもとでという考えです。

コロナ禍で特別ルールに慣れてきた中

 2020年のコロナパンデミックの環境の中、ダブルヘッダーは7イニングまで、そして延長はオートマティック・ランナーが2塁についてスタートというのが慣れてきた中で、今回のブレーブス@レッドソックス戦の旧来の考えに基づいた9回までやり抜くというメジャー流を久しぶりに見た気がします。

 考え方はそれで良いとして、ただ選手のコンディションを考えるとNPB流のコールドゲーム成立というのもありかと思います。

スケジュールの都合

 9イニングまでやったというのは上記のような理由からですが、そのほかにこのゲームを続行させたのは、このカードがインターリーグで2ゲームシリーズの2試合目だったこともあるでしょう。

 MLBではゲームを打ち切って、翌日にその続きからやることもあります(サスペンデッドゲーム)。

 ただ、インターリーグゆえに仮に7回からは別の日にやると言っても、3イニングのためにブレーブスはボストンまで遠征するのは大変ですし、ナ・リーグ東地区はメッツの開幕がコロナ・パンデミックで遅れたため、その埋め合わせですでに選手に負担がかかっている状況。もう今日はやりきってしまうという判断だったようです。

デバースがHR、二塁打と躍動

 ゲームの方ですが、ブレーブスがドリュー・スマイリー、レッドソックスがニック・ピベッタの先発で始まったこのゲームは、初回、ブレーブスがオジー・アルビーズのトリプル、ダンスビー・スワンソンのダブルで2点を先制。

 ブレーブスは2回表にも、ピベッタに3長短打を浴びせ、追加点。ただ、このイニングで1点しか取れなかったのが、ピベッタを立ち直らせました。

 2回裏にハンター・レンフローのソロHRで1点を返し、1-3としたレッドソックスは、4回裏にラファエル・デバースが2ランHRを放ち、3-3の同点に。

 ブレーブスは5回表に好調のオースティン・ライリーがグリーンモンスター超えの弾丸ライナーのソロHRを放ち、4−3と勝ち越し。

 ピベッタの踏ん張りで流れをキープしていたレッドソックスは、6回裏にラファエル・デバースのタイムリー・ダブルなどで一挙に4点を奪い、7-4と逆転。

 レッドソックスは8回裏にもハンター・レンフローのダブルをきっかけに、2点を追加し、9-4とリードを広げました。

このゲームにマット・バーンズを投入

 9回表、マット・アンドリーズで締めたかったレッドソックスですが、ウイリアム・コントレラスに5号HRを打たれ、9-5に。

 1アウトで4点差があり、アクーニャが1塁にいたこと、そして迎えるバッターがフレディー・フリーマンであったことから、アレックス・コーラは2点差に追い上げられることを嫌ったようで、ここでマット・バーンズを投入。もう休ませてあげればいいのにと、素人はついつい考えてしまいますが、勝負は厳しいですからね。2点差になる前にその芽を摘みに行きました。

 マット・バーンズはフリーマンを打ち取り、レッドソックスが9-5で逃げ切りに成功。約6時間にもわたる死闘を制しました。

  中断前の6イニングを4失点でしのいだニック・ピベッタが勝利投手。今季、6勝0敗です。

ロッカールーム情報

マーセル・オズーナは6週間

 前日のGame1で三塁へのヘッドスライディングでしようとしたところ、ちょうど左手を出そうかというタイミングで送球を受けたデバースの左足が来てしまい、デバースのスパイクの一部に指が引っかかったような形になったマーセル・オズーナ。悶絶して即座に退場しましたが、左手中指と薬指の2本を骨折したことが判明。最低でも6週間という診断がくだされました。

 下記の動画は一応、閲覧注意で。

  お読みいただき、ありがとうございました。

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