またしてもYellow ジャージで勝利!
現地2023年4月16日、ボストン・レッドソックスはエンゼルスとの4ゲームシリーズのGame3で、この日は、ローカル時間で午後1時34分のファースト・ピッチ。
2時間を切る!
このゲームはレッドソックス先発のギャレット・ウィットロック、エンゼルス先発のリード・デトマーズがそれぞれリズミカナルな投球を披露。テンポ良く進んだゲームはなんと1時間57分で2時間を切るゲームとなりました!
yelloWWW. pic.twitter.com/UXV0Ew1nP4
— Red Sox (@RedSox) April 16, 2023
ウィットロックが今季初勝利
開幕をILで迎えたギャレット・ウィットロック。Right Hipを傷めていたのですが、Hipというのが腰なのか、あるいは股関節なのか、今ひとつはっきりしない訳ですが、おそらく股関節なら鼠径部という言い方をすると思うので、腰の低い部分を傷めたのではないかと思います。
今季初登板は、4月11日のレイズ戦で、5回、85球を投げて被安打8、失点5、HR3と結果が出ませんでしたが、それでもBB 0、奪三振 5と希望を持てる内容でもありました。
迎えた今季2戦目。ウィットロックは初回を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。しかし、2回に先頭のアンソニー・レンドンの2塁打をきっかけに、2アウト1、3塁からブランドン・ドゥルーリーにシンカーをうまくRF前に運ばれ、アンソニー・レンドンが還り1点を先制されます。
しかし、ピンチらしいピンチはこのイニングだけで、3回と6回にはランナーを出すも、ダブルプレーに打ち取るなどリズミカルな投球を披露。
エンゼルスに流れを渡しませんでした。
ウィットロックは、7回を投げ、エンゼルス打線を被安打3、失点1、BB 2、SO 5に抑える好投を見せました。
デトマーズも好投
一方のエンゼルス先発のリード・デトマーズも好投。こちらは2回にキケ・ヘルナンデスのシングルと吉田選手へのデッドボールでノーアウト、ランナー1、2塁のピンチを迎えますが、クリスチャン・アローヨをダブルプレーに取るなど、序盤にややもたついたところを打たせて取る投球でもって乗って行きました。
以降は三振の数も増えて行き、6.1イニングで被安打6、失点2、BB 1、HBP 1、SO 7、HR 1という内容でした。
ジャスティン・ターナーが逆転2ランHR
1点を先制されたレッドソックスは、3回裏にシングルで出塁し、盗塁を決めたアレックス・ベルドゥーゴを2塁に置いてジャスティン・ターナーがベテランらしいうまい打撃で、インコースの難しいコースの4シームをうまくさばき、これがグリーンモンスターを超える2ランHRに。
早い段階で逆転に成功。
ブルペンに休息
ウィットロックが7イニングを投げたことで、レッドソックスは勝ちパターンのブルペンを休ませることが出来ました。8回表には、ケイレブ・オルト、9回表にはライアン・ブレイジャーが登板。どちらもひっくり返される恐れを抱かざるを得ない起用でしたが、ふたりとも僅差のリードを守りました。
レッドソックスは、2-1で勝利。このシリーズ3連勝とし、翌日の大谷投手登板日の前にしっかりと勝ち越しを決めました。
クリス・マーティンがILへ
開幕から3戦連続登板など、コーラ監督の信頼の厚かったベテラン右腕のクリス・マーティンですが、右肩の炎症を訴え、15 Day ILとなりました。
なお、今季未登板ながらブルペンの一人として期待されていたワイアット・ミルズは右肘の炎症のため、60 Day ILに入りました。今季はちょっと厳しいかもしれません。
吉田選手が復帰
ハムストリングスを傷めていた吉田選手ですが、このゲームから復帰。DHでの起用でした。成績は、死球、三振、2Bゴロとこのゲームは2-0でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント