スポンサーリンク

【MLB移籍2019】ニール・ウォーカーはMIAへ、フレディ・ガルビスはTORに決定

内野手2人のディール

現地2019年1月29日、ベテランの内野手2人のディールが決定しております。いずれもこの遅いFA市場においては3月を過ぎるのではないか?と懸念していた2人でしたので、1月中にディールが決まってよかったです。

ニール・ウォーカーがマイアミと1年で合意

ヤンキースからFAとなっていた元パイレーツで2014年シルバースラッガー賞受賞のニール・ウォーカー( Neil Walker )がマイアミ・マーリンズと合意しております。

こんないい選手が1年たったの200万ドルで合意です。

2018年も400万ドルだった

ニール・ウォーカーは2018年においてもヤンキースと400万ドルの契約でした。最高はメッツ2年めの2017年の1,720万ドル。

叩かれておりますね。

ニール・ウォーカーとは

ニール・ウォーカーは33才で2019シーズンを迎えるベテラン内野手。2004年パイレーツ1巡目でドラフト指名された選手です。

2014年シルバースラッガー賞受賞、20HR以上を2シーズン達成(2014・2016年)。

MLB10年の通算成績は1,173試合に出場、打率.268、OBP .339、SLG .430、HR 141 、二塁打 216、打点 568。

本職は2Bですが、1B、3B、LF、RFなどユーティリティとしても活躍しております。

マイアミの内野陣は?

マーリンズは2Bにスターリン・カストロ(Starlin Castro)、SSにJT・リドル(JT Riddle)のセンターラインを中心に、3Bにマーティン・プラード(Martin Prado)、さらにピーター・オブライエン(Peter O’Brien)さらにミゲル・ロハス(Miguel Rojas )がおります。

またルーキーのブライアン・アンダーソン( Brian Anderson)も控えております。

ニール・ウォーカーはバックアップ的位置づけになるとは思いますが、勝負強いベテランが内野に控えるのはマイアミにとっては頼もしい限りです。

打ち勝つ作戦か

2018年はERA 4.76でナ・リーグ最下位だったマーリンズ。打率の方はリーグ11番めとこれまたあまりよくありませんでした。

投手陣の整備はお金も時間もかかりますから、手っ取り早く攻撃力を強化してピッチャーに腕を振らせて調子を取り戻させようという作戦かもしれませんね。

それにしてもニール・ウォーカーの200万ドルは安すぎる!

パドレスのフレディ・ガルビスがトロントへ

もうひとり、ディールが決まっております。

パドレスからFAとなっていたフレディ・ガルビス(Freddy Galvis)のブルージェイズ入りが決まりました。

契約は1年400万ドル。2020年はクラブ・オプションでクラブ側が再契約を望む場合は550万ドルでの契約となります。またクラブがオプションを行使しない場合はバイアウトとなり100万ドルがガルビスに渡ります。

よって、実質的に1年500万ドルが保証されている内容となります。

フレディ・ガルビスはゲームに出まくり

パドレスの正SSだったフレディ・ガルビスは29才になったばかり。2012年から2017年までフィリーズで活躍していた選手。2018年にパドレスに移籍しました。

2017年、2018年と2年連続で162試合に出場を果たしております。

その前の2年もずっとゲームに出ており、2016年は158試合、2015年は151試合に出場。もう4年連続皆勤賞のような扱いでいいと思えます。

天候不順などで20連戦などが発生する昨今のMLBにおいて、これだけ毎試合ゲームに出ているのは非常に珍しいですことです。

MLB7年で通算打率は.246 、HRは65 本、打点が300。

守備も打撃もよいいい選手です。

パドレス退路を立ったか

パドレスは2019シーズン、トップ・プロスペクト2位のフェルナンド・タティス・Jr.を正SSに使うつもりでおります。

ガルビスはFAステータスではありましたが、もしもパドレスが噂されているリアルミュート獲得に参戦するなら、タティス・Jr.がマーリンズから要望されるのは必至なので、なんとかガルビスともう1年契約しておけば?とは思っておりました。

しかし、ガルビスのブルージェイズ入りが決まったことで、その選択肢が断たれ、タティス Jr.をSSで起用するか、トレード要員として出すかということになりました。

マーリンズは捕手のプロスペクトであるフランシスコ・メヒア(SDP) Cを欲しがっているという噂もありますので、タティス・Jrをキープ出来るかどうか注目したいと思います。

グリエルとのポジション争い

フレディ・ガルビスは能力が高いので内野はどこでも守れますが、おそらくSSとしての起用が増えるのではないかと思われます。

現状、ブルージェイズのSSは25才のルルデス・グリエル・ジュニア( Lourdes Gurriel Jr. )で2018年には65試合、打率.281、HR11、RBI 35が濃厚ですが、ガルビスをメインSSとして起用していくのではないか?と筆者は見ております。

ルルデス・グリエル

ルルデス・グリエルは現アストロズのユリ・グリエルの弟。

兄は2014年に横浜DeNAで65試合プレー。2015年2月に兄に代わってこのルルデスが横浜に来る予定でしたが、結局来日しなかったという無法ぶりを発揮したことがあります。

契約がどうだったのか疑わしいところがあり、本人や代理人はMLBの可能性を探っていたのでしょうが、契約をどう捉えているのか大人としての見識が疑わしいのは確かです。

こういう選手ほど活躍するものですが、あえて応援も何もせずガルビスに頑張ってもらいたいなと思っております。

元フィリーズ。がんばってほしいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
【2025NLDS_4】救世主誕生!佐々木の3イニングの完璧投球がドジャースをNLCSへ進める
タイトルとURLをコピーしました