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【MLB2026移籍】ドジャースがエステウリ・ルイーズをマーリンズにトレードし、宝くじ級の右腕を獲得!

E・ルイーズは2023年のAL盗塁チャンプ

 現地2025年12月29日、ドジャースとマーリンズ間でトレードが成立。こちらはまだ合意状態でオフィシャルではありませんが、まもなくそうなる見込みです。

 両者には人的なつながりがあり、マーリンズの現監督はクレイトン・マカラ(Clayton McCullough)で、2024年までドジャースで1Bコーチを務め、大谷選手との1Bでの所作も話題になった人。

マーリンズの監督は元LAD 1Bコーチ

 表記はマッカローと書くケースが多いようですが、発音は「マカラ」が近いです。マカラは2015年からドジャースのコーチに就任し、近年のメジャーの1Bコーチの前にはマイナーのフィールド・コーディネーターなどもこなしておりました。

 2015年からマーリンズの監督に就任。就任1年目で79勝83敗とNLイースト3位に入ったのは大健闘です。マーリンズは前年は100敗で最下位でしたから。

トレード概要

 そんな両クラブの間に成立したトレードの概要です。

マーリンズGet

  • エステウリ・ルイーズ(Esteury Ruiz/ 27)OF | B/T: R/R

マイアミはロスター調整

 マーリンズはロスター調整で28歳の1Bで右投げ右打ちのエリック・ワガマン(Eric Wagaman)をDFAにする見込み。DFA後の数日間はクリスマスから元旦まで凍結されるためワガマンが仮にどこかにクレームオフされる場合は年明けになりそうです。ワガマンは2025年は150試合に出場し、.250/.296/.378、HR 9をマーク。

ドジャースGet

  • アドリアーノ・マレロ(Adriano Marrero/18) RHP

マイアミはルイーズをOFで起用する見込み

 マーリンズは現地2025年12月27日のトレードで2025年にインパクトを残したデーン・マイヤーズをレッズにトレードしたばかり。見返りはプロスペクトOFのイーサン・オドネルでまだメジャーには上がってきません。

​​ 今回のトレードはそのデーン・マイヤーズの穴を埋めると目的もあったと見て良さそうです。

2023年に67盗塁

 ちょうど藤浪投手がアスレチックスでメジャー・デビューした2023年。アスレチックスはチームを解体していたので果たして勝てるのか?と思われるほど大苦戦。112敗を記録しました。このとき、アスレチックスは2022年に続いて2年連続で100敗超え。ただ、負け数に関しては2024年のホワイトソックスがメジャー・ワーストの121敗を記録してアスレチックスの2023年の大苦戦をかき消してしまいました。

 そんな2023年のアスレチックスで躍動していたのが、エステウリ・ルイーズ。ア・リーグ最多の67盗塁を記録しました。

 2023年は132試合に出場し、.254/.309/.345、Run/RBIともに47を記録。

 ただ、エステウリ・ルイーズがメジャーで30試合以上出場したのはこのシーズンのみ。

 ドミニカ共和国出身のエステウリ・ルイーズはもともと2015年7月にアマチュアFAとしてロイヤルズとサイン。2017年のトレード・デッドラインでロイヤルズがマット・ストラムとトラビス・ウッドを獲得したトレードでトレバー・ケイヒルらとともにパドレスに移籍。

 メジャー・デビューは2022年でパドレスで14試合に出場した後、同年のトレード・デッドラインでパドレスがジョシュ・ヘイダーを獲得したトレードでディネルソン・ラメットらとともにブルワーズに移籍。

 ブルワーズでは3試合に出場したのみでした。

 そして2022年12月にブレーブスがアスレチックスからショーン・マーフィーを獲得した3チームトレードの一員としてブルワーズからアスレチックスへ移籍し、2023年に大爆発したという流れです。

直近2年は出場機会減

 エステウリ・ルイーズは2024年シーズンの大半をトリプルAで過ごし、年末には右膝の鏡視下手術を受けました。

 アスレチックスは2025年3月30日にルイーズをDFAに。同年4月2日に、トレードでドジャースに移籍しました。

 ルイーズにはさらにハードルが上がった状況となり、それでもなんとかドジャースで19試合に出場。ここで打てば彼のキャリアにいい華を添えたのですが、いかんせん打率は.190。

 このオフはドジャースの40manロスターに入っていましたが、今回、トレードとなった訳です。直近2シーズンはたった88打席のみです。

 ちなみにトリプルAでは.303/.411/.514、盗塁数62/73と好成績を残しましたので、出場機会があれば、メジャーでの結果も再度期待されております。

 戦術のデーン・マイヤーズのレッズへのトレードと話はつながるのですが、マーリンズはマイヤーズよりもルイスを優先した形です。マイヤーズはCFの守備では優れたものを見せましたが、ルイーズはとにかくスピードがあるのが大きな利点。またルイーズはマイヤーズより3歳若く、トリプルAでの通算成績も上回っているのもマーリンズを動かしたところかと。

 とにかく打席で出塁率を上げたいところではあります。

ドジャースは宝くじ級のプロスペクトを獲得

 今回のトレードでドジャースはファームシステムに宝くじ級の右腕を加えることになります。

 アドリアーノ・マレロはキューバ出身の18歳の右腕。2025年はドミニカサマーリーグで10先発でERA 3.82をマーク。33.0 IPでSOは35、BBは12、HBPは9。コントロールにまだまだ雑なところがあるものの、契約時はマーリンズと$0.35Mでサイン。

 身長193cmで90mph前半のシンカーを中心にスイーパー、チェンジアップで横の揺さぶりを得意とする投手で、まだまだベロシティーも伸びます。ベースボール・アメリカは、今年のアマチュア契約クラスで最も興味深い投手プロスペクト20人の1人にマレロを選出しております。

 彼が化ける可能性もあり、まさに宝くじ級。贅沢税を複数年超過しているドジャースはドラフトではもはや上位指名は見込めません。その代わりこうやってトレードでプロスペクト達を集めており、ファームシステムが潤沢なのもこういった手をうち続けているからです。

 ドジャースにとっても楽しみな投手です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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