オリオールズ、試練のシリーズが始まる
現地2026年8月14日、オリオールズは今季の命運を握る試練の10連戦がスタート。一体、誰がこんな日程を考えたのか?というくらい、レイズ4連戦、ヤンキース3連戦、レイズ3連戦というALイーストの上位2クラブとの10連戦という嘘のようなシリーズがスタート。
BALはまだPS進出の可能性あり
この試合前までにオリオールズは58勝63敗で借金5でALイースト最下位。しかし、ALワイルドカード争いは3位のレンジャーズが60勝61敗で借金1。しかも4位ツインズは60勝で、5位以下は59勝でタイガース、ガーディアンズ、ブルージェイズが並び、58勝でオリオールズが追うという状況。レギュラーシーズンがまだ1ヶ月以上残っている中、オリオールズも現時点ではまだポストシーズンを諦める状況ではないのです。
ゆえにこのレイズ、ヤンキースとの10連戦がオリオールズにとっての今季の山場です。
ガナー・ヘンダーソンが4-4!
このゲームの先発はオリオールズがクリ・バシット、レイズはオープナーでスティーブン・マッツが1イニングを投げ、2回表からはジェシー・ショルテンズが3イニングを任されました。
オリオールズはピート・アロンゾがリードオフに入るという非常に攻撃的なラインナップ。先制点はオリオールズで2回表にガナー・ヘンダーソンのシングルなどでチャンスメイクすると、クリスチャン・エンカーナシオン=ストランドの犠牲フライで1点を先制。
一方のレイズも元オリオールズのセドリック・マリンズのシングルなどでチャンスメイクすると、リッチー・パラシオスのタイムリー・ダブルで1点を返し、1-1の同点に。
オリオールズは3回表にコルトン・カウザーのソロHRで1点を勝ち越して2-1とするも、その裏、レイズもビクトル・メサ・Jr.のタイムリーで1点を上げ、2-2の同点に。
ガナー・ヘンダーソンは4回の第2打席もシングルを放ち、チャンスメイクするも中盤は両クラブともに投手が頑張って試合は膠着。
その状況の中、試合を動かしたのはガナー・ヘンダーソンで7回表に先頭として二塁打を放ってチャンスメイク。このイニングでオリオールズはディラン・ビーバーズのタイムリーなどで2点を勝ち越して4-2と2点をリード。
さらに8回表には2アウト2塁で回ってきたガナー・ヘンダーソンが右中間へ2ランHRを放ち、オリオールズはリードを拡大。6-2とします。
ガナー・ヘンダーソンはこの日、4-4、ダブル1、HR 1、RBI 2、Run 2と勝利に大きく貢献しました。
レイズ、9連勝でストップ
9回裏、9連勝中のレイズはイェニエル・カノーからチャンスを作り、3点を上げて5-6と追い上げるも、最後はキャム・サンダースが抑えてゲームセット。
オリオールズが6-5のスコアで勝利し、レイズの連勝を9で止めたのでした。

ラッチマン移籍で気落ちしていたヘンダーソン
今季は.221/.302/.403と極度の不振に陥っていたガナー・ヘンダーソン。オリオールズはオフにいい補強を実施した中、彼の不調はかなりの計算外の出来事となってしまいました。
そんなガナー・ヘンダーソンに追い打ちをかけたのはチームの顔、アドレー・ラッチマンの流出でした。

クラブの精神的支柱でもあったアドレー・ラッチマンが今トレードデッドラインでレッドソックスにトレードされたのはガナー・ヘンダーソンにとってはショック以外の何者でもありませんでした。
噂ではガナー・ヘンダーソンはオリオールズとの契約延長はもうサインしないと宣言したとも言われていて、それくらいラッチマンを放出したクラブ側に不信感を募らせているということです。
ガナー・ヘンダーソンの2026年1月時点のMLSは3.036で調停ステータス。今季のサラリーは1年/$8.5M (2026)。アドレー・ラッチマンにも延長契約を出していなかったオリオールズは今季のガナー・ヘンダーソンの成績次第では彼に対してもどうするのか?今のところは不透明です。
切り替えたか?
そしてこの日、4-4と本来の力を出し始めたガナー・ヘンダーソンはようやく心の整理を付けたのかもしれません。
この日、ガナー・ヘンダーソンは5番で起用されました。彼が4番より後ろの打順を打つのは、2023年9月28日のレッドソックス戦で6番打者を務めて以来のこと。
そんなヘンダーソンがこの日、結果を出したということでこの試練の10連戦でオリオールズはかなり健闘するかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。

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