衝撃のニュースの前の試合
現地2025年6月15日、レッドソックスはフェンウェイ・パークでヤンキースとの3ゲームシリーズのファイナル。現地は日曜日ということでデーゲームとなっています。
まさか、このゲームの後に嘘のような衝撃のニュースが走るとは!
そのラフィーの移籍記事はこの次の記事で記載します。
ブライアン・ベイヨーが7回3ヒッターの快投!
このゲームの先発はヤンキースがマックス・フリードでレッドソックスがブライアン・ベイヨー。ちょっと荒れ気味の投球が続いていたブライアン・ベイヨーだけにプローバブル・ピッチャーの発表でマックス・フリードとの対戦がわかった時に、Gm3はかなりハードルが高いなとは思ったのですが、そこをいい意味でブライアン・ベイヨーが裏切ってくれました!ようやくベイヨーも温まってきたのではないでしょうか。
そのブライアン・ベイヨーは立ち上がり、いきなりトレント・グリシャムにCFへの二塁打を打たれ、どうなるか?と思われましたが、この日はひょっとしてラフィーの件を知っていたのか?割と落ち着いた投球を見せます。
この後、コディー・ベリンジャーにはストレートの四球を出し、2アウト1、2塁でジャズ・チザム・Jr.を迎えましたが、チェンジアップをひっかけさせて2塁ゴロに打ち取り、ピンチを脱出しました。
NYYの拙攻にも助けられる
ベイヨーは3回表に2本のシングルを打たれ、2アウト1、2塁でまたもチザムに対する場面を迎えましたが、ここはレッドソックスがサインプレーでピンチを切り抜けます。
サインを伺っていたベイヨーは捕手のコナー・ウォンがミットを下げたのを合図に2塁へ牽制。これに2塁ランナーのベン・ライスがひっかかり、3塁へ進塁を試みますが、アウト。
ヤンキースは2日続けて2塁ランナーが走塁をミスしてしまいます。
これはベイヨーも助かりました。
その後、ベイヨーは尻上がりに調子を上げ、6回にはジャッジ、ベリンジャー、チザムを三者連続三振。さらに7回も三者凡退に抑え、全く隙を与えません。
ベイヨーは7回を投げきって降板。114球を投げ、被安打3、スコアレス、BB 3、SO 8の力投を見せました。
ラフィーが15号!
一方のレッドソックス打線は立ち上がりのマックス・フリードを攻め、この日、リードオフに入ったロブ・レフスナイダーがSSのボルピーのエラーで出塁。次のデバースは6-4-3のダブルプレーにひっかかってしまいましたが、つづくロミー・ゴンザレスがRFへのトリプルを放ってチャンスメイク。
この後、トレバー・ストーリーがLF前に落とすタイムリーを放って先制点を上げました。
3回裏、デバースはこの日、2度目のダブルプレーにひっかかってしまいます。
ただ、この日のマックス・フリードはなんとか攻略できそうな投球ではありました。
5回裏、そろそろ追加点の欲しい場面でレッドソックスは2アウトを奪われます。ここで打席はラファエル・デバース。その初球、93.6mphの低めの4シームを逆方向へ弾き返したデバースの当たりは左中間へ。またグリーン・モンスターに当たるフェンウェイ・シングルかと思いきやこれが伸びてLFスタンドに届くHRに。ヤンキース側の申し出により、VTR判定となりましたが、判定は覆らずにHRに。
レッドソックスがデバースのバットで追加点を上げました。
ウィットロックが好投
ブライアン・ベイヨーが降板した後、レッドソックスは8回表のマウンドにブレナン・バーナディーノを投入。しかし、バーナディーノはゴールドシュミットとグリシャムに連続シングルを浴びてピンチを招きます。せっかくのベイヨーの好投も消えてしまうのか?と切なくなってしまいましたが、バーナディーノはDJ・ルメイヒューから三振を奪って1アウト。
ここでコーラはギャレット・ウィットロックを投入。アーロン・ジャッジを迎えての厳しい場面でしたが、ここでウィットロックはジャッジをダブルプレーに斬って取り、ピンチを脱出。ここは見応えがありましたね。
9回表、レッドソックスはウィットロックをそのままマウンドに送り、ゲームを任せます。ベリンジャー、チザムと一発のある打者が相手でしたが、ウィットロックは3人で斬って取り、ゲームセット。
レッドソックスが2-0でヤンキースにシャットアウト勝利。
このシリーズを見事にスウィープしました。
まさかラフィーが最後になるとは
そしてこの後、衝撃のニュースが待ち受けているのでした・・・。
ラフィーのレッドソックスでの最後の試合は3打数1安打、1HR。
シーズン成績は15本塁打、58 RBI、.272/.401/ .504、OPS .905。58 RBIはALではジャッジの60に次いで2位。MLBではメッツのピート・アロンゾの63、ジャッジの60、そしてデバースの58で3位という成績で西海岸へ行くことに・・・
お読みいただき、ありがとうございました。
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