【MLB2019】レイズvsヤンクス、アストロズvsハロズ、シーズン後半に火をつけそうな2つのベンチ・クリアー

ベンチクリアーに伏線あり

現地2019年7月16日は、ベンチクリアーが2つもありました。

レイズ@ヤンキース、アストロズ@エンゼルス戦の2試合です。

いずれも言葉の応酬に終わっていますが、それぞれに伏線があり、またそれぞれ同地区ライバルでシーズン後半にも競い合ってそうですので、これからの対戦が非常に興味深くなる因縁でした。

レイズ@ヤンキース戦

1つ目はレイズ@ヤンキース戦です。

C.C. サバシア vs アビサイル・ガルシア

こちらは6回表、C.C. サバシアがレイズのアビサイル・ガルシアを外から入ってくるスライダーで三振に取った後に発生しました。

VTRの1:19でトロピカーナでの死球のシーンは2018年9月27日の1シーン。当てられていたレイズの選手は当時在籍していたヘスス・スクレ(Jesús Sucre)。最後、サバシアは誰に吐いたのかはわかりませんが、Fワードでしたね。この時もあやうくベンチクリアー。故意死球の匂いをプンプンさせながら、ブチ切れているとしか思いません。

New York Yankees beat Tampa Bay Rays (12-1). Sep 27, 2018, Attendance: 12349, Time of Game: 2:49. Visit Baseball-Reference.com for the complete box score, play...

サバシアが2018年に与えた死球は11。このうちレイズ戦はたった2つだったのですが、VTRのシーンの日に2つ当てていました。

また2019年のサバシアの死球はこのゲーム前までは2つ。そのうちの1つが7月6日のレイズ戦。ネイト・ロウに当てています。

サバシアは際立って死球の多い投手ではありません。

どちらかと言うと250勝の方が尊大

下記のツイート(がずっと残っていればいいのですが)、解説してくれています。アビサイル・ガルシアは裏を書かれた配球だったのでしょう。三振後に悔しさのあまり何かつぶやいたのかもしれません。

それに対して、サバシアが反応。投手らしく投球にケチをつけられたと思ったのでしょう。サバシアのセリフにかなり乱暴な訳を入れるとすると「誰に文句いうとんねん」という感じ。250勝投手なのでこれくらいの俺様感はあるでしょう。

しかし、尊大ですね。

アビサイル・ガルシアは怖い顔をしていますが、やりとりを見る限り気の毒な感じがします。

なお、アビサイル・ガルシアは4回表にブレッド・ガードナーにホームラン・ロブリーをされているので、余計に三振が悔しかったのだと思います。ガードナーに取られた後の悔しがりようを見てください。子供ので好感が持てます。

また、ディディ・グレゴリアスの仲介はなかなかよかったですね。サバシアがいかに重い選手かというのもよくわかりました。彼の体重で右肘の腱を傷めないかとヒヤヒヤするくらいでした。

この2チーム、首位争いをしているだけにこの死球の因縁がシーズン終盤にヒートアップしそうで、意地と意地がぶつかりそうという意味で非常に楽しみです。

なお、このゲームはヤンキースが終盤に逆転。8-3で勝利しています。

シーズン終盤にヒートアップしそうなのはむしろこちらかもしれません↓。

アストロズ@エンゼルス戦

このゲームでのベンチクリアーは明快ですね。

ジョナサン・ルクロイをILに追いやったジェイク・マリスニックへの報復死球です。

現地2019年7月8日、パイレーツの捕手フランシスコ・セルベリが脳震とうで捕手を断念することに。同じ日、ホームプレートコリジョンが発生しました。

エンゼルスは計算の上(推測)

ジェイク・マリスニックは2試合のサスペンション処分を受けたあと、すでに試合に復帰していますが、前日15日のエンゼルスとのシリーズ初戦は不出場でした。

よって、エンゼルスにとってはこのゲームが「あの日」以来初めての顔合わせになりました。マリスニックは9番CFで出場。

エンゼルスも計算しています。第一打席で当てるのは「いかにも」と思えてしまいます。初回に6点を奪っていたものの、ゲーム序盤で余計なチャンスを与えるのもどうかということもあったでしょう。

そしてゲームが落ち着いたと見えた6回の第4打席についに決行。

当てたのはネイト・ラミレス。いかにも内に抜けそうな投げ方をする投手だったのもエンゼルスにとっては故意に見せるのを防ぐのに役立ったかもしれません。

よくわかっていたマリスニック

おそらく、マリスニックはこの試合で報復を受けるのはわかっていたと思います。それがMLBの常識というところもあるでしょうから。

また、自身の行為で正捕手をILに追いやったという自覚もあったのでしょう。彼は非常にスポーツマンシップを発揮してサバサバしていたのはよかったです。

プホルズが切れる

どうもランス・マッカラーズ・ジュニア(推測)が結構な言葉を吐いていたようです。ベンチに向かってプホルズが切れるというシーンも。

それに対してのマリスニックの態度はなかなかよかったです。ベンチに「やめてくれ」というのはエンゼルスにとっては好感だったかもわかりません。

ただ、アストロズベンチは納得していないでしょうね。ルクロイは事故だったが、これは故意だろう!という主張です。そのように思っている選手が少なからずいるだろうという筆者の推測でもあるのですが。

いずれにせよ、エンゼルスは不運がつきまといながらもミラクルを起こす雰囲気が出ていますので、首位のアストロズとエンゼルスはシーズン終盤にもつれるかもわかりません。そうなるとこの死球がまた因縁をつくっているかもしれませんね。

お読みいただき、ありがとうございました。

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