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かつて事故に巻き込まれ大ケガを負ったショーン・ロドリゲスがサヨナラHR!(MLB2019)

S-ロッドに久々のスポットライト

現地2019年8月26日、パイレーツ@フィリーズの3ゲームシリーズが始まり、そのGame1でフィリーズがショーン・ロドリゲス(S. Rodriguez)のサヨナラHRで劇的な勝利を納めました。

シーズン終盤にナショナルズとの直接対決5連戦を控えるフィリーズにとってパイレーツとの3ゲームシリーズの初戦を取ったのは非常に大きな意味があります。

ショーン・ロドリゲスを襲った事故

そしてその勝利に大きく貢献したのがショーン・ロドリゲスだったということは感慨深いものがあります。

少しさかのぼりますが、2017年1月28日のことです。

その日奥様と二人の子供を連れて自身のSUVでマイアミの道を走っていたショーン・ロドリゲス。

スプリングトレーニングを2週間後に控え、野球選手にとっては家族とともに過ごす貴重な日だったことでしょう。

2016年にキャリアハイ

ショーン・ロドリゲスは前年の2016シーズンはパイレーツに在籍。その年、キャリアハイの140試合に出場し、打率.270、OBP .349、SLG .510、HR 18 、打点56を上げました。捕手以外、全てこなせるスーパーユーティリーティーです。

そのオフの2016年11月にブレーブスと2年$11.5Mでサイン。

事故が起こったのは「さあ、これからブレーブスで頑張るぞ!」という矢先のことでした。

盗難車両がバンに激突!

そんな家族とのありふれた日常をぶち壊す出来事にショーン・ロドリゲスは巻き込まれました。

幸せいっぱいのファミリーSUVに、盗難された警察車両が激しく激突。

盗難車両を運転した犯人はその激突で即死。衝突の激しさで犯行車両が炎上する中、なんとか家族全員を救い出しました。

しかし、この事故で奥様は両足を骨折。4人のお子さんのうち当日バンに乗っていた7才と2才のお子さんも大怪我。7才のお兄さんの方は腕と眼窩を骨折という痛ましさでした。

ショーン・ロドリゲス自身も左肩を傷め、容態が安定した2月半ばに完全に断裂した左肩のローターカフを結合する手術を受けました。

このような痛ましい事故が過去にあったのでした。

事故後のS−ロッド

ショーン・ロドリゲスとサインしたブレーブスは2Bは安泰と思っていたのですが、このアクシデントから2週間後の2月13日にレッズからブランドン・フィリップス(Brandon Phillips)を獲得しています。

ショーン・ロドリゲスはオールスター明けの7月17日にようやくブレーブスデビュー。しかし15試合出場にとどまり、打率も.162でした。そしてマイナーリーガーとのトレードで8月に古巣のパイレーツに戻ったのでした。

パイレーツ復帰後の初戦ではサヨナラHRを放っています。

2018年もパイレーツで過ごし、オフにフィリーズに移籍しました。

選手生命を絶たれることを怖れてかと思いますが、結構気の荒いところもあります。過敏に反応するという言い方の方が良さそうですが。

以上、ショーン・ロドリゲスの背景についてでした。

ゲーム展開

このゲームですが、よくまあショーン・ロドリゲスがあそこで1本打ったなというゲーム。

ジョー・マスグローブとジェイソン・バルガスの先発で始まったのですが、フィリーズはマスグローブから2点を奪ったとは言え、やはり手こずりました。

7回表にパイレーツに2本のタイムリーを許して2-4と2点リードされた展開となった8回裏、ブライス・ハーパーがソロHRを放ち3−4の1点差に。

さらにその後にコーリー・ディッカーソンの2ランHRも飛び出し逆転。5−4とフィリーズがリードに成功。

しかし、この日もヘクター・ネリスで逃げ切り失敗で5−5の同点に。

フィリーズは9回裏、1アウト満塁のチャンスでリース・ホスキンスが1塁へのファウルフライ、ブライス・ハーパーが三振に倒れサヨナラのチャンスを逃します。

ハーパーを三振に仕留めたクリス・ストラットンのボールはたしかに伸びのあるいいボールだったと思います。ハーパーはボールの下を振っています。

10回裏もノーアウトランナー1・2塁の大チャンスがあったのですが、ジーン・セグラの当たりをCFスターリン・マルテが好捕。当たりに釣られた2Bランナーが戻れずダブルプレーに。さらにその後四球でもう一度スコアリングポジションにランナーを置いたチャンスだったのですが、シーザー・ヘルナンデスの当たりは2Bライナーに。

このようなまずい攻撃が続いてパイレーツに流れが行きそうだったのを11回裏にショーン・ロドリゲスが先頭でHRを放ったのでした。

本当によくあそこで出たと思います。

BOX SCORE

シーザー・ヘルナンデス、スタメンから外される

なお、前日のゲームでハッスルがないと監督から指摘されたシーザー・ヘルナンデスはスタメンから外れました。

しかし、総力戦になってきたので監督も代打で出しましたね。

フィリーズ、パイレーツ戦で善戦しておかないと今後が大変です。

メッツ→レッズ→メッツ→ブレーブス→レッドソックス→ブレーブス→インディアンス→ナショナルズ5連戦→マイアミと続きます。

結構、厳しいカードが続いております。

お読みいただき、ありがとうございました。

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