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【MLB2022】フィリーズ、終盤に4点差をひっくり返す逆転勝利!A・ボームの放った言葉とは?

NLイーストのライバル対決

 現地2022年4月11日、メッツ@フィリーズのナ・リーグ東地区のライバル対決の3連戦がスタート。

 そのGame1では色々なことが起こりましたので、記しておきたいと思います。

レンジャー・スアレスがシーズン・デビュー

 フィリーズの先発は左腕のレンジャー・スアレス。2021年は素晴らしいシーズンで、シーズン開始当初はリリーフ。7月終わりまでに27試合に登板し、ERAはたったの1.12。あまりに出来が良かったため8月からはスターターに転向。スターターとして12試合に投げ、3勝2敗。その3勝のうちの1つが、2021年9月25日のマーリンズ戦でのシャットアウト勝利。リリーフの成績も含めたシーズンを通しての成績は、8勝5敗、4セーブ、ERAは1.36でした。

https://www.baseball-reference.com/players/gl.fcgi?id=suarera01&t=p&year=2022

 そのレンジャー・スアレスは、スプリングトレーニングにはビザ・イシューで出遅れ、開幕前日まで調整登板をしていて、この日、ようやくシーズン・デビューとなりました。

 一方のメッツはタイワン・ウォーカー。彼も今季が初登板となります。2021年は30試合、159.0イニングに登板するも、メッツの低迷もあり、7勝11敗と数字がついてきませんでした。ERAは4.47。

 その両先発の立ち上がりは、なかなかトラブル含みでした。

アレク・ボームがエラー3つ

 波乱含みとなった理由はまずはフィリーズの守備。3Bのアレク・ボームが1、2,3回と立て続けに3つのエラーを犯してしまいます。いずれもスローイング・エラー。

 1つ目は1回表、ノーアウトランナー1塁で、スターリン・マルテの放った投手への強いゴロをレンジャー・スアレスが弾き、それをカバーしたアレク・ボームが1塁への送球を試みたものの、暴投に。これでノーアウト、ランナー2、3塁となり、ピンチを拡げてしまいました。無理な体勢でのスローイングでしたので、投げないという判断をしてもらいたかったところです。

 これにより、メッツはエドゥアルド・エスコバー、マーク・カナのタイムリーなどで3点を先制します。

 2つ目は、2回表。先頭のジェームズ・マッキャンの3Bゴロを1塁へスローイング。これが高く浮いてしまい、またしても暴投に。

 そして、3つ目は3回表。先頭のアロンソの3Bゴロを1塁へスローイングするも、今度はホーム側に逸れてしまいセーフに。

 このようなトラブルがあり、レンジャー・スアレスは2.2イニングのショート・イニングで降板ということに。もっとも、調整期間が短かったため、当初より長いイニングは予定していなかったかもしれません。

タイワン・ウォーカーは右肩痛で降板

 立ち上がりの2イニングを被安打0,無失点、無四球、奪三振4と最高のスタートを切ったタイワン・ウォーカーでしたが、2回終了後に右肩痛を発症。ゲームから退場しました。素晴らしい立ち上がりだっただけに、非常に残念な降板に。

ともに2番手が好投

 このゲームが締まったのはともに2番手が機能したため。

 レンジャー・スアレスの後を任されたニック・ネルソンは2021年11月にトレードでヤンキースから入ってきた投手。

 タイワン・ウォーカーの後を任されたのは、左腕のデービッド・ピーターソンで、2017年のメッツの1巡目指名です。

 ニック・ネルソンは3回2アウトから7回2アウトまでの4.0イニングを被安打1、失点1。

 デービッド・ピーターソンは、3回から6回までの4.0イニングを被安打3、スコアレス、奪三振3。

 8回表を終えて、メッツが4−0とリードでこのまま逃げ切るかと思われました。

フィリーズが8回に一挙5点を奪い、逆転

 8回裏、メッツのマウンドは7回からゲームインしたトレバー・メイ。フィリーズは先頭のアレク・ボームが四球で歩き、ノーアウト・ランナー1塁。ここでメッツはジョーリー・ロドリゲスにスイッチ。

 フィリーズはヨハン・カマーゴがRFへシングルを放ち、チャンス拡大。カイル・シュワーバーの内野ゴロの間にまずは1点を返し、1-4。

 メッツは1アウトを奪った後、セス・ルーゴを投入。

 しかし、J.T.リアルミュートがLFへ豪快な2ランHRを放ち、スコアは4-3の1点差に。さらに、リース・ホスキンス、ディディ・グレゴリアスが連続2塁打を放ち、5-4と逆転に成功。

 9回表、フィリーズは新加入のブランド・ハンドをマウンドに送り、ハンドは期待に応えて、3者凡退に。フィリーズが負けゲームを一気にひっくり返してという非常にスリリングな展開のゲームでした。

Just a moment...

アレク・ボームの独り言

 序盤に3つのエラーをしてしまったアレク・ボーム。2回表に2つ目のエラーを犯したとき、Fワードの入った言葉を発したのをカメラにぬかれてしまいます。

 「まったくこの場所は嫌いだ」というような言葉を吐いたのですが、これにフィラデルフィアの地をなじったりするような大きな意味はありません。

 そもそも高いプライドを持った若いエリート野手が、この時点で2度もスローイング・エラーをしてしまったがゆえに、引っ込みがつかなくなり、ちょっと強気に出ようとしてふと吐いた言葉だと筆者は思っています。少しだけですが、責任転嫁する要素を感じところもあるのですが、大きな意味などないと思います。

 3回目はもうイップスになりそうなくらいに追い込まれた感もありましたが、5回には二塁打を放ち、しっかりと仕事も果たしています。

ハーパーが右肘を押さえる

 7回表にメッツのフランシスコ・リンドーアが4点目となるタイムリーをRF前に放ち、ハーパーがホームにスローイング。

 この後、ハーパーは右肘を押さえる仕草を見せました。これが大事に至らなければというところです。確かにこの時のスローイングは腕に負担のかかるような投げ方でした。

 まずはフィリーズが初戦を取ったというライバル対決でした。Game2以降も楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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