クリストファー・サンチェスが8勝目
現地2026年6月8日、フィリーズ@ブルージェイズの実力のあるクラブ同士の対戦がスタート。
ブルージェイズはけが人続出でまだ本来の力を発揮出来ておりませんが、そもそもは実力のあるクラブ。後半にはかけてラッシュをかける余力がありますし、その可能性は大です。
そんなブルージェイズの前に立ちはだかったのが、フィリーズの左のエース、クリストファー・サンチェス(Cristopher Sánchez)。
2026シーズンが始まる直前に6年/$107M (2027-32)+ 2033 クラブオプションの契約延長にサイン。

フィリーズの見立て通り、今季は素晴らしい投球を披露し続けています。
安定した立ち上がり
1回裏、クリストファー・サンチェスはブルージェイズのリードオフ、ジョージ・スプリンガーを96mphほどのシンカーとチェンジアップで追い込み、ほぼ全球ゾーンという投球で空振り三振。2番のネイサン・ルークはアレク・ボームの攻守でアウトにし、3番のヴラディミール・ゲレロ・Jr.はスライダーでCFフライに打ち取り、三者凡退。この日も安定した投球を予感させる立ち上がりでした。
2回表にアドリス・ガルシアの2ランHRで2点を先制してもらったクリストファー・サンチェスは2回裏は岡本選手、アーニー・クレメントから連続三振を奪うなど三者凡退。
3回表にはブルージェイズ先発のパトリック・コービンのコントロールが乱れ、4四死球とタイムリーで3点を追加したフィリーズは5-0とリード。
この日は無失点とは行かず
3回裏、クリストファー・サンチェスはマイルズ・ストローに許した二塁打をきっかけに2つに内野ゴロで1点を失い、この日は無失点というわけには行きませんでした。
5回裏にはイニング先頭のアーニー・クレメントにインハイへのシンカーを左中間スタンドに放り込まれ2失点目。
6回裏も先頭のヨヘンドリック・ピニャンゴ(Yohendrick Piñango)に二塁打を打たれて先頭打者の出塁を許したクリストファー・サンチェス。この打球をRFのアドリス・ガルシアがファンブルして三塁まで進塁させてしまいます。これでブルージェイズは3点目を挙げるチャンスを迎えたかに見えたが、サンチェスはジョージ・スプリンガー、ネイサン・ルークス、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニアを三振に打ち取り、ピンチを切り抜けました。ここはもう貫禄に満ちた投球でサンチェスはベンチに戻る途中、力強く拳を突き上げて喜びを表現。素晴らしかったですね。
7回裏のマウンドにも上がったクリストファー・サンチェスはブルージェイズは再びピンチを招き、2アウト1、2塁。このピンチにサンチェスは、ドン・マッティングリー監督(暫定)に「このまま投げるから大丈夫」という合図を送ったように見えました。そしてこの強い意思が功を奏し、ブランドン・バレンスエラをSSゴロに打ち取り、ピンチを脱出。107球目でした。
クリストファー・サンチェスはここで降板。7イニングを投げて被安打4,失点2、ER 2、BB 1、SO 10、HR 1という内容でフィリーズの勝利に大きく貢献しました。
今シーズンの二桁奪三振はこれで4度目。
試合後、クリストファー・サンチェスは「ランナーを残塁させるのは好きじゃないし、今日は100球近く投げたけど、調子は最高だった」と語りました。また7回裏のピンチの場面については「監督が僕を信頼してくれたことに本当に感謝している。試合後にもそう伝えたよ」とも。
先発の大量失点を止める
この日の好投で、クリストファー・サンチェスは週末のホワイトソックスとの3ゲームシリーズで16失点を喫したフィリーズの先発ローテーションの、いわばストッパーとしての役割を果たしました。
また、クリストファー・サンチェスの好投が光るのは、試合終盤まで投げ切れる能力を持っているからで、5月5日から7試合連続で7イニング以上を投げています。
そしてゲームの方はブラッド・ケラーが8回を無失点に抑え、ヨアン・ドゥランが16セーブ目をマーク。5-2のスコアでフィリーズが勝ちました。

サイ・ヤング賞争いで大谷のライバル
今季、際立った投球を披露し続けるクリストファー・サンチェスは6月3日のパドレス戦で失点するまで50.2イニングも無失点を継続。
この日の勝利で8勝2敗とし、ERAは1.54。ERAは同じNLのスターター、ブルワーズのジェイコブ・ミズロウスキーの1.50に次ぐ2位。
大谷選手のERAは0.74ですが、規定投球回数にわずかに足りずにランク外になっています。
今季のNLのサイ・ヤング賞争いはすごいですね。ポール・スキーンズ、そして山本由伸投手という二人もその候補です。
お読みいただき、ありがとうございました。
「彼がマウンドに上がる時はいつでも、彼のようなタイプの投手であれば、序盤に得点を稼げばほぼ確実に勝てます。」

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