ギャレット・クロシェ、キャリアワーストの大炎上
現地2026年4月13日、ブルワーズ、カージナルスとの2シリーズ連続で勝ち越したレッドソックスはこの日からターゲット・フィールドでツインズとの対戦。
これまでオフェンスのあらゆる面で下から数えた方が早かった打撃陣もタイムリーが出始め、非常に良い傾向にありました。このまま、上昇気流に!というところで、この日はローテーションの4巡目となり、ギャレット・クロシェ(Garrett Crochet)が先発。
ALイーストもヤンキースが黒星を重ねて突出がなくなってきた今、4月中に上位へ行きたいところでした。
ギャレット・クロシェ、2回持たず
このままチームをプッシュしてくれると信じてマウンドに上がったエースのギャレット・クロシェですが、もうこの日は大炎上となってしまいました。
1回裏、先頭のバイロン・バクストンをCFフライに打ち取り、いい入りとなったクロシェでしたが、ここから2連続ダブルとタイムリー・シングルで2点を失うと、ジョシュ・ベルをLFフライに打ち取り、2アウトまでこぎつけます。しかし、2連続四死球で満塁とした後、ブルックス・リーのCFへ抜けようかという打球をSSのトレバー・ストーリーが止めたのは良かったのですが、2Bへの送球がグラブまで外れるトスとなってしまい、これで2点を追加され、0-4。その後は抑えてなんとか4点で1回裏は終了。
2回は悪夢の7失点
2回裏、すでに2巡目となったバイロン・バクストンにCF前シングルを打たれたクロシェは2連続四球でノーアウト満塁とした後、ライアン・ジェファーズにLFへタイムリーを打たれて1失点。
さらにジョシュ・ベルにはCFへ2点タイムリー・ダブルを打たれてこの時点で0-7のスコアに。そしてノーアウト2、3塁でベテラン捕手のビクター・カラティー二に3ランHRを打たれてスコアは0-10に。
この後、2アウトを奪うも9番LFのライアン・クライドラー(Ryan Kreidler)にLFへソロHRを打たれて11失点目。クロシェはここで降板。
1.2イニングで被安打11、失点11、ER 10、BB 3、HBP 1、SO 0,HR 2と大炎上。
2024年から先発に回ったクロシェはこれまで68試合に先発し、7失点がワースト。2024年に2試合、2025年に1試合記録しています。
今回は断然、キャリア・ワーストとなってしまいました。
怪我ではない
この日のクロシェはとにかくコマンドどころか、コントロールの悪さが目立ちました。ストライクとボールがはっきりしており、カウントを悪くして甘いところに投げて痛打を繰り返しました。
心配したのがベロシティーのダウン。普段よりも1-2mphではありますが、球速が落ちておりました。
これに対し、監督のアレックス・コーラ及びピッチング・コーチのアンドリュー・ベイリーは怪我の有無を調べましたが、クロシェ自身も全く問題ないと。しかもフォームも固めてかなり万全の状態でマウンドに上ったということでした。それはそれで心配ではありますが、怪我ではない以上は次に向けて調整するしかありません。
ERAは7.58に
クロシェのERAはこの日の登板で7.58に。最近のサイ・ヤング賞は品質を重視する傾向があり、ローERAが大きな指標の一つとなっています。
ここから2点台前半に戻すには高品質投球を連発していくしかありませんが、賞はともかく、いい状態でマウンドに上がってもらうしかありません。
試合の方はレッドソックスも6点を奪い、打線はまずまずです。
13-6のスコアでツインズが勝っております。

ツインズ、スクーバルに次いでクロシェも攻略
今季のツインズはパブロ・ロペスがトミー・ジョン手術となり、先発ローテーションがかなり頼りない状態で開幕。おまけにいつものようにロイス・ルイスが怪我(今度は膝の捻挫)で離脱中。
いいところなくスタートし、前評判もかなり低かかったのですが、開幕してからは打線が好調。打率は.230でMLB18位と低いのですが、HR21本はMLB2位タイ。BBは76個でMLB 5位タイで、得点は92で5位タイ。
投手の方はERAは4.29でMLB 20位。スターターは3.67でMLB 10位となんとか頑張っています。
特別際立ったスタッツはないのですが、いかんせん4月7日には4-2のスコアでタリク・スクーバルを攻略し、この日はギャレット・クロシェをご覧のように打ち崩しました。
ここぞという時の集中力が非常に高いです。
ツインズはこの勝利で10勝7敗。レッドソックスは下手をするとスウィープされかねませんので、打ち勝ってもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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