ホワイトソックス、勢い継続
現地2026年10月3日、どのカードよりも先に行われたのが、このホワイトソックス@ガーディアンズのALDS Gm1です。
プログレッシブ・フィールドでおこなれたこのゲームは、すでにALウエスト地区優勝のアストロズを連勝で下して勢いに乗って温まっているホワイトソックスに対し、ガーディアンズ投手陣がどこまで抑えるか?という視点で見るつもりでしたが、むしろこの日はホワイトソックス投手陣が頑張りました。
ロスター
ALDSのロスターはこちら。
ホワイトソックスはALWCSと同様、左キラーのベテラン、トミー・ファムが入っています。投手はALWCS同様、ルイス・カスティーヨはやはり無理だったようです。
ガーディアンズは右手首炎症で終盤は退いていたコリン・ホルダーマンが入りました。あとはキーマンのホセ・ラミレスがシーズン終盤に有鉤骨骨折から復帰しましたが、この数日でどこまで復活出来たかも鍵です。
スターティング
スタンディング・ラインナップはこちらです。
ホワイトソックスはガーディアンズの先発が左腕のパーカー・メシックであることを見越して、トミー・ファムを5番に起用。捕手はカイル・ティールがマスクをかぶります。ブレイデン・モンゴメリー、チェイス・マイドロスと元レッドソックス(G・クロシェとのトレードでCWSへ)のメンバーが名を連ねました。アンドリュー・ベニンテンディーはベンチ・スタート。
ガーディアンズは3番、4番がいかに機能するか?が問われるラインナップ。ジョー・アデルもその力を見せてもらいたいところです。ポストシーズンに強いデービッド・フライは1Bでスタメン。
パーカー・メシック、村上に打たれる!
ガーディアンズ先発は、ALROYの有力候補でシーズン12勝、ERA 4.15のパーカー・メシック。立ち上がり、メシックは村上選手にヒットを打たれるなどランナーを2人背負いますが、無失点に切り抜けます。
その後、2回、3回と三者凡退に抑えて、ガーディアンズに流れを作ります。
ガーディアンズ、大チャンスを逃す
すると、ガーディアンズにチャンスが到来。ホワイトソックス先発のヘイゲン・スミスは3回裏、先頭のトラビス・バザーナに捉えられますが、これをRFのブレイデン・モンゴメリーが好捕し、先頭打者の出塁を阻止。
つづくオースティン・ヘッジスは粘ったものの三振に打ち取られて2アウトとなります。
しかし、ヘイゲン・スミスはここからブライアン・ロッキオ、スティーブン・クワンそしてホセ・ラミレスと三者連続四球を与えます。左打席のチェイス・デローターを迎えるということでホワイトソックスは左腕のブライアン・ハドソンを投入。ハドソンはボール先行となるもカウントを作り直し、フルカウント後の6球目、4シームがと真ん中に行ったのですが、角度があったからかこれをデローターがミスショット。平凡なLFフライとなり、ガーディアンズが先制のチャンスを逃します。
こうなると流れはホワイトソックスに行き、4回表、先頭のミゲル・バルガスがシングルで出塁すると、つづく村上選手が初球の93.4mphの4シームがインハイのゾーンに来たところをしっかりと捉え、 飛距離440 ft (134.11m)の特大のHR(打球速度112.2mph)を右中間スタンドに放ち、2-0とホワイトソックスが先制します。
メシックはこの後、ファムに四球を出し、危なかったのですが、後続を抑えました。
ガーディアンズ、2度目の満塁も逃す
4回裏、ホワイトソックスはジョーダン・ヒックスがマウンドに。ガーディアンズはジョー・アデル、アンヘル・マルチネスが連続三振で2アウトとなった後、ナサニエル・ロウが四球で歩き、3人で終わりません。
するとホワイトソックスはここでアンソニー・ケイを投入。バッターはトラビス・バザーナでしたから。しかし、バザーナはここでしっかりとケイを捉えて、RFのライン際に二塁打を放って2アウト2、3塁のチャンス到来。
ここで打略はいまいちの捕手のオースティン・ヘッジスでしたが、アンソニー・ケイがストライクとボールが割とはっきりしていた投球だったゆえに四球を選んで出塁。またも2アウト満塁のチャンスを作ります。
ここでバッターはブライアン・ロッキオ。今季は打力が向上し、期待されました。しかし、右打ちの狙いは良かったものの、打球はほぼ定位置へのハーフ・ライナーとなり、ガーディアンズはまたも得点ならず。
パーカー・メシックは5回1アウトで降板。87球で被安打4、失点2、ER 2、BB 2、SO 6、HR 1。村上選手へのHRが悔やまれますね。
ホワイトソックスが追加点
ガーディアンズは6回表も凌ぎ、2-0のまま7回表に。左腕のエリック・サブロウスキーは1アウトからカイル・ティールに四球。ブレイデン・モンゴメリーを三振に打ち取り、2アウトまで行きますが、コルソン・モンゴメリーに三塁線を破られ、打球に勢いがなかった分、1塁ランナーのカイル・ティールが激走。LFのアンヘル・マルチネスも本塁へタイミングはアウトの好送球で対応しましたが、捕手のオースティン・ヘッジスのグラブからボールがこぼれ落ち、ホワイトソックスに追加点。スコアは3-0となります。
グラント・テイラーが最後の4イニングを完璧に抑える
ホワイトソックスですが、6回裏からアンソニー・ケイを引き継いで24歳の右腕、グラント・テイラーが登板。彼が良かったですね。
実は6回裏は、2アウトからナサニエル・ロウが二塁打を放ち、トラビス・バザーナに回るというガーディアンズにとってはいいチャンスがあったのですが、バザーナを98.5 mphの4シームで押して、1Bゴロに仕留めて得点の芽を摘みます。
7回裏は、先頭の代打、パトリック・ベイリーにシングルを打たれて先頭打者の出塁を許しますが、立てに大きく割れるカーブを有効に使い、ブライアン・ロッキオ、スティーブン・クワンを打ち取り、無失点。
8回裏はホセ・ラミレスに回るターンでしたが、三者凡退。
9回裏に至っては、90mph後半の4シームと大きなカーブで三者連続三振。最後のバッター、トラビス・バザーナには99.6 mphを計測しております。結果、3-0でホワイトソックスがシャットアウト勝利を収めました。

レギュラー・シーズンでは60試合で10SVを記録しているグラント・テイラー。球際に強いガーディアンズを完璧に封じました。
グラント・テイラーは42球を投じましたが、ALDSのスケジュールは独特で、Gm1の後1日OFFが入ります。これはシリーズ中は毎日ゲームをやっている状況を作るためにもう何年も前からこのスケジュールです。
よって、1日空きますので、Gm2で再び登板してくる可能性がありますね。
ガーディアンズ、3安打
満塁のチャンスを2度のがしたガーディアンズ。いずれも2アウトからのチャンスメイクだったのがしんどかったです。この日は3安打しか放っておりません。奪われた三振はジョー・アデルの4三振を含めて12三振。これではちょっとしんどいですね。
もともと貧打でありましたが、なんとかしないといけませんね。Gm2は打線を入れ替えてきそうですね。
ホワイトソックス、未だリードを許さず
ホワイトソックスはここまでポストシーズンで3試合を戦い、未だリードを許しておりません。
この日も先制点を奪われそうなところをなんとか凌ぎました。ウィル・ヴェナブル監督の采配もズバリ当たっていますね。
なお、村上選手はポストシーズン3試合で、12-3、HR 1、RBI 3で、SO は7。.250/.286/.500、OPS .786という成績です。
お読みいただき、ありがとうございました。

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