【NLCS2019-Gm1】アニバル・サンチェスが輝く!8回2アウトまでノーヒッター!ナッツが先勝!(追記あり)

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2019NLCS開幕!

現地2019年10月11日、ア・リーグより1日早く、ナ・リーグのリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ、NLCSが開幕しました。

リーグチャンピオンシップ・シリーズから2試合-3試合-2試合の7試合制で4戦先勝になります。ワイルドカード勝ち上がったナショナルズはロードスタート。

セレモニアル・ファーストピッチはスコット・ローレン(Scott Rolen)とジェイソン・イズリングハウゼン(Jason Isringhausen)という2000年代に活躍したOBが務めました。2006年WSチャンプのメンバーですね。

午後7時8分にファーストピッチが行われたミズーリ州セントルイスのブッシュ・スタジアムの気温は華氏45度(摂氏7.2度)。ついに10度を切る厳しい環境でのプレーボールとなりました。

スターティング・メンバー

名前-ポジション-R=右打席、L=左打席、S=スイッチ・ヒッター、DSでの打率。ピッチャーはERA。

NationalsCardinals
1.ターナー-SS-(R)-.286
2.イートン-RF-(L)-.188
3. レンドン-3B-(R)-.412
4.ソト-LF-(L)-.278
5. ケンドリック-2B-(R)-.250
6. ジマーマン-1B-(R)-.286
7. M・テイラー-CF(R)-.333
8. ゴームズ-C-(R)-.167
9.サンチェス-P-(R) ERA 1.80
1. ファウラー-CF-(S)-.091
2. Ko.ウォン-2B-(L)-.250
3. ゴールドシュミット-1B-(R)-.429
4. M・オズーナ-LF-(R)-.429
5. モリーナ-C-(R)-.143
6. M・カーペンター-3B-(L)-.200
7. エドマン-RF-(S)-.316
8. デヨング-SS-(R)-.222
9. マイコラス-P-(R)-ERA 1.50

ナショナルズはNLDS Game5でビューラーから死球を受けたカート・スズキが外れ、ヤン・ゴームズがマスク。ビクター・ロブレスはハムストリング痛でNLDS後半から出始めたマイケル・A・テイラーがCFを守ります。

レンドン、ソトと続く打線のコア中のコアの活躍が期待されます。

そしてNLDSでGame3でしびれるピッチングを披露したアニバル・サンチェスが登板。

カージナルスは、勝負強いマット・カーペンターを3Bに起用。好調のユーティリティー・ルーキー、トミー・エドマンはRFに残り、デクスター・ファウラーがCF、ハリソン・ベイダーがベンチスタートです。

先発はマイルズ・マイコラス。NLDS Game1で先発して好投。Game4ではリリーフでも登板。ベンチからの信頼が厚いです。

(サマリー)WSH 2, STL 0

当初の予想

対策チーム及びモリーナを含めたカージナルス投手陣がレンドンとソトをどう抑えるか?が表の注目点と思っていました。しかし、そればかりに気を取られていると、ゴールドシュミットに大事なところで持っていかれるという裏の注目点もあり、ナッツ投手陣がそもそもカージナルス打線を抑えることがナッツにとっての勝機につながるとそう思っていました。

Game Score

素晴らしい投手戦

いざ蓋を空けると、アニバル・サンチェスが素晴らしい投球を披露。そしてカージナルス先発のマイコラスも持ち味を活かした素晴らしい投球で投手戦となりました。

レンドンとソト以外で先制

ナショナルズは2回表、レンドンとソトを経過した後のケンドリックとヤン・ゴームズの2本の二塁打で先制。

マイコラス、最大のピンチを切り抜ける

5回表には、2アウト満塁でフアン・ソトというゲームのピークを迎えそうな場面が到来するも、マイコラスがソトを抑えました。モリーナはこの時、全球カーブを要求。

またもケンドリックが絡み、ナッツが追加点

7回表、カージナルスはマイコラスに代えて、ガジェゴスを起用。2番アダム・イートンにトリプルを打たれ、レンドンとソトを迎える大ピンチに。レンドンは敬遠、ソトは三振と見事な投球を披露したのですが、ホッとしたのか、ケンドリックにタイムリーを打たれ、ナッツが2−0とリード。

サンチェス、ノーノーが崩れる

8回裏、ここまでノーヒットノーランを継続してきたアニバル・サンチェス。2アウトまで漕ぎるけるもホセ・マルチネスにCF前シングルを打たれ、記録達成ならず。

ドゥーリトルがクロージング

アニバル・サンチェスはここで降板。その後、ショーン・ドゥーリトルがイニングまたぎをパーフェクトに抑え、ナッツが2−0で勝利。初戦を取りました。

際立ったシーン

アニバル・サンチェスがほぼノーヒッター

個々のプレーにフォーカスしたいのですが、アニバル・サンチェスはNLDS Game3で5回を被安打4、失点1、奪三振9の好投を見せたのに続き、この日はそれをさらに上回る投球でした。

現地2019年10月6日、NLDS Game3はドジャースがナッツに逆転勝利を収めました。

上述した通り、8回裏2アウトまでノーヒットノーランを継続。

ちらし方の配合が絶妙ですね。この日はファストボールを推したので余計に変化球が効きました。

アニバル・サンチェスは7.2イニング、103球、被安打1、無失点、与四球1、与死球2、奪三振5という内容。

三振が少なかったのも球数をセーブする上では理想的でした。

NO-NO進行の裏に好プレーあり

ノーヒットノーランの達成には味方の守備力が必要。もうだめかという時に必ずその危機を救うプレーが出ます。

この日は6回裏、名手ライアン・ジマーマンが素晴らしいプレーを見せてくれました。

このプレーが出た時は、このままノーヒットノーランを達成するのではないか?と期待してしまいました。それにしてもすごいプレーでしたね。

マイコラスが6回1失点の好投

このゲームの質をさらに向上させたのはカージナルス先発のマイルズ・マイコラスでした。

6イニング、98球を投げて被安打7、失点1、与四球2、奪三振7。

カージナルスはマイコラス降板後、一人一アウトペースで投手を交代。

VS レンドン&ソト

気になるレンドンとソトの対戦成績はご覧の通り。

  • レンドン:3AB-1Hit-2BB-1SO-残塁0
  • ソト:5AB-1Hit-0BB-2SO−残塁6

彼らを警戒して切り抜けたとしても次のケンドリック、ジマーマンが当たっているのでカージナルス・バッテリーは非常にやりにくいですね。

ショーン・ドゥーリトルが2連続の好投

ナショナルズにとって大きいのはショーン・ドゥーリトルにしっかりとした手応を感じたところかと思います。

この日はイニングまたぎでパーフェクト。DSの最終戦でダニエル・ハドソンの後もパーフェクトに抑えました。

彼の復調は大きいです。ローテーション投手は今後も後ろで投げることがあるかもしれませんが、DSではシャーザー、ストラスバーグ、コービンと3人をブルペンで使ったうち、少なくとも2人はしっかりとローテーションで専念させられそうです。

追記:D・ハドソンはパタニティー・リーブ

(2019年10月14日)

ショーン・ドゥーリトルがGame1にクロージングを務めた大きな理由は、「パタにティー・リーブ」で第三子が生まれるため休んだため、仕方なくという事情があったことを追記します。

これにはファンや色々な関係者から批判がありました。特にマーリンズの前社長のデービッド・サムソン氏は”inexcusable”、「けしからぬ」というような意見も出ました(Samson tweeted)。

こういった意見に対し、ショーン・ドゥーリトルは、このように述べています。

 “If your reaction to someone having a baby is anything other than, ‘Congratulations, I hope everybody is healthy,’ you’re an asshole.”

「誰かに子供が出来たんなら、まず言うべきは『おめでとう』でしょ。母子ともに健康であることを祈るよ。(不躾なことを言うやつは)、XXだ」(Xはクソ的なこと)。

チームメイトをかばうコメントが出てナッツのブルペンは一体になるかもしれませんね。(追記終わり)

カージナルスはリードオフのファウラーに当たりが戻ってくれば攻撃の形がつくりやすくなるのですが、彼が復調するかどうかは大事だと思います。

Game2はマックス・シャーザーとアダム・ウェインライトです。

お読みいただき、ありがとうございました。