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【MLBドラフト2025】全体1位は高校生SSのイーライ・ウィリッツに決定(ナッツが指名)

BALのホリデーの弟は全体4位でコロラド

 現地2025年7月13日、オールスター・ウィークで恒例になりつつあるアマチュア・ドラフトが開かれ、ナショナルズが指名した全体1位は高校生SSのイーライ・ウィリッツ(Eli Willits)に決定しました。

 ナショナルズが全体1位を指名するのは、2009年のスティーブン・ストラスバーグと2010年のブライス・ハーパー以来となります。

 話題性があったのは元カージナルスのマット・ホリデーのお子さんのイーサン・ホリデー。お兄さんはオリオールズのジャクソン・ホリデー。全体4位でロッキーズに決まりました。クアーズ・フィールドはボールが飛ぶことで有名ですが、それによって自信がつくのでしょうか?コロラドはいい内野手が育ちます。そういういい面も受け入れてもらいたいですね。また、平地でも打てばコロラド補正が必要などと言われなくなりますので、頑張ってもらいたいですね。

WMのロッタリーで順番が決定

 なお、ドラフトの指名順位は2024年12月に行われたウィンター・ミーティングでロッタリーが実施され、決まっております。もしも成績下位からの指名であれば(ウェーバー順)、ロッキーズが全体1位で指名できるところでしたが、ロッタリーが威力を発揮してナショナルズが4位から一気にNO.1ピックとなっております。

結果

 さて、1巡目の結果はご覧の通りです。Day1では3巡目まで指名完了となっているのですが、1巡目のみ記載させていただきます。

 上記のリンク記事と比較して後半は若干順位が変動しているところがありますが、それはFA選手のディールによる補償や罰則が割り込んできて変動しております。

表記ゆれ

 なんとか頑張って日本語読みをつけたのですが、今後表記ゆれが発生することは確実で、そこはご了承願います。マイナーまでは英語読みで実況したりしていますが、正式な名前の発音はメジャーに上がらないと周知されない感じです。

凡例

 凡例として、Slot Valueとは割り当てられたサイニング・ボーナス(契約金)の上限のことです。今後、正式にサインする際にこの額のラインを上下したりします。これが満額がもらえる訳でもないのがポイントで、高校卒のウィリッツは果たして$10Mを超えるのか?・・・おそらく超えないと思います。2024年の全体1位のトラビス・バザーナはガーディアンズと$8.95Mでサインしています。このように高校卒だとちょっと叩かれます。とは言え、NPBで考えるといかにすごい契約金かがわかりますね。

 B/TはBatとThrowの略。BatでSはスイッチヒッティング。TWPは二刀流。Fromは出身ですが、高校卒は学校名が長いケースが多いので、HS(High School)に統一させていただいております。

 Rdはラウンドで、1巡目に当たるものを記載しています。

  • PPI:Prospect Promotion Incentive Picks
  • CP:Compensation Pick
  • CB-A: Competitive Balance Round A
Rd全体ClubNamePos.B/TFromSlot Value
11WSHイーライ・ウィリッツ
Eli Willits
SSS/RHS$11.08m
12LAAタイラー・ブレムナー
Tyler Bremner
PR/RUC Santa
Barbara (CA)
$10.25m
13SEAケイド・アンダーソン
Kade Anderson
PL/LLSU (LA)$9.50m
14COLイーサン・ホリデー
Ethan Holliday
SSL/RHS$8.77m
15STLリアム・ドイル
Liam Doyle
PR/LTennessee
(TN)
$8.13m
16PITセス・ヘルナンデス
Seth Hernandez
PR/RHS$7.56m
17MIAエイバ・アーケット
Aiva Arquette
SSR/ROregon
State (OR)
$7.15m
18TORジョジョ・パーカー
JoJo Parker
SSL/RHS$6.81m
19CINスティール・ホール
Steele Hall
SSR/RHS$6.51m
110CWSビリー・カールソン
Billy Carlson
SSR/RHS$6.24m
111ATHジェイミー・
アーノルド
Jamie Arnold
PL/LFlorida State
(FL)
$5.99m
112TEXギャビン・フィーン
Gavin Fien
SSR/RHS$5.75m
113SFGギャビン・キレン
Gavin Kilen
SSL/RTennessee
(TN)
$5.52m
114TBダニエル・ピアース
Daniel Pierce
SSR/RHS$5.31m
115BOSカイソン・
ウィザースプーン
Kyson
Witherspoon
PR/ROklahoma
(OK)
$5.11m
116MINマレク・ヒューストン
Marek Houston
SSR/RWake Forest
(NC)
$4.93m
117CHCイーサン・コンラッド
Ethan Conrad
OFL/LWake Forest
(NC)
$4.75m
118AZケイソン・カニンガム
Kayson Cunningham
SSL/RHS$4.58m
119BALアイク・アイリッシュ
Ike Irish
CL/RAuburn
(AL)
$4.42m
120MILアンドリュー・
フィッシャー
Andrew Fischer
3BL/RTennessee
(TN)
$4.27m
121HOUゼビア・ナインス
Xavier Neyens
SSL/RHS$4.12m
122ATLテイト・サウゼシーン
Tate Southisene
SSR/RHS$3.98m
123KCショーン・ギャンブル
Sean Gamble
OFL/RIMG
Academy (FL)
$3.85m
124DETジョーダン・ヨスト
Jordan Yost
SSL/RHS$3.73m
125SDPクルズ・
スクールクラフト
Kruz Schoolcraft
PL/LHS$3.61m
126PHIゲイジ・ウッド
Gage Wood
PR/RArkansas
(AR)
$3.49m
127CLEジェイス・
ラヴィオレット
Jace LaViolette
OFL/LTexas A&M
(TX)
$3.38m
PPI28KCジョシュ・ハモンド
Josh Hammond
SSR/RWesleyan
CA (NC)
$3.28m
CP29AZパトリック・
フォーブズ
Patrick Forbes
PR/RLouisville
(KY)
$3.19m
CB-A30BALケイデン・ボディン
Caden Bodine
CS/RCoastal
Carolina (SC)
$3.11m
CB-A31BALウェヒワ・アロイ
Wehiwa Aloy
SSR/RArkansas
(AR)
$3.04m
CB-A32MILブレイディ・エベル
Brady Ebel
SSL/RHS$2.97m
CB-A33BOSマーカス・
フィリップス
Marcus Phillips
PR/RTennessee
(TN)
$2.90m
CB-A34DETマイケル・オリヴェト
Michael Oliveto
CL/RHS$2.83m
CB-A35SEAルーク・
スティーブンソン
Luke Stevenson
CL/RNorth
Carolina
$2.76m
CB-A36MINライリー・クイック
Riley Quick
PR/RAlabama
(AL)
$2.69m
CB-A37BALスレーター・
デブラン
Slater de Brun
OFL/LHS$2.63m
138NYMミッチ・ボイト
Mitch Voit
TWPR/RMichigan
(MI)
$2.57m
139NYYダックス・キルビー
Dax Kilby
SSL/RHS$2.51m
140LADザック・ルート
Zach Root
PL/LArkansas
(AR)
$2.44m
CB-A41LADチャールズ・ダバラン
Charles Davalan
OFL/RArkansas
(AR)
$2.39m
CB-A42TBブレンダン・
サマーヒル
Brendan Summerhill
OFL/RArizona
(AZ)
$2.33m
CB-A43MIAキャム・
カンナレッラ
Cam Cannarella
OFL/RClemson
(SC)
$2.28m

SSの嵐 ! 18名

 今回、驚いたのがなんとSSの多いこと!という点です。全体43位のうち、なんと18名。

 やはりSSを守っているということは打撃も含めた野球センスを感じさせますし、肩も強いということで潰しが効くからでしょう。SSを守っているからこそ2B、3BそしてOFへも対応可ということで打撃を活かしながら、より柔軟に育てて行こうというところでしょう。

イーライ・ウィリッツは期待大!

 全体1位のイーライ・ウィッツ(Eli Willits)は2007年12月9日生まれで指名された時点で17歳と216日。これは史上3番目に若い指名で、1987年にケン・グリフィーJr.が17歳193日で指名されて以来最年少の全体1位です。なお、ケン・グリフィー・Jr.の場合は、1987年ドラフトは6月2日に1巡目指名が行われたので、ウィリッツよりも若い指名となっていますが、仮に1987年7月14日にドラフトがあったとしたなら17歳235日になるので、ウィリッツの方が若いということに。これは蛇足でした。

 ウィリッツは野球一家に生まれ、父は元エンゼルスのレジー・ウィリッツで、2011年が最後のシーズンとなった選手で、まだ44歳。お兄さんはオクラホマ大でプレー中。

 上昇志向が強く、スカウトの中には世代最高の選手になるかもしれないと考える人がいるくらい、高評価の選手です。野球IQが高いのも特徴。アンソニー・ボルピー・タイプという人もいますが、スピードとコンタクトはPCA級で、守備はボビー・ウィット級というくらい楽しみな選手です。

エンゼルスがNO.2をピック 

 エンゼルスが全体2位でピックした タイラー・ブレムナーは身長は6フィート2インチで187cmほどですが、大きく見える投手で、角度のあるファストボールが魅力。いい投手です。

レッドソックスはカイソン・ウィザースプーンを指名

 レッドソックスは右腕のカイソン・ウィザースプーンを指名。全体15位でしたが、事前のランキングで10位にランクされていた投手。なおBaseball AmericaではNO.7でした。ゆえによく残っていたなという投手でもあります。

 今、絶賛大プレイク中のジェイコブ・ミズロウスキーは2022年の2巡目指名。誰がミズロウスキーのような逸材になるのか?楽しみでもあります。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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