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【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!

大谷が2度目の登板

 現地2025年6月22日、ナショナルズ@ドジャースのシリーズ・ファイナルで予告通り、ドジャースは大谷選手が先発。

 前回の16日の登板では相棒は正捕手のウィル・スミスでしたが、この日はルーキーのダルトン・ラッシング。エンゼルス時代から大谷選手が配球を考えることが多かったように思うのですが、この日は捕手がルーキーということもあってか、登板前は入念にピッチクロックの調子を整える姿がありました。

2戦目は明らかにシャープな投球に

 立ち上がり、大谷選手は今季からモデルチェンジしたワインド・アップから左打席のCJ・エイブラムスに97.2 mphの4シームを投じました。エイブラムスは狙っていかのように鋭いスイングで対応しますが、これが1Bゴロとなり、大谷選手がベース・カバーに入ってまずは1球で1アウト。

 つづく2番のジェームス・ウッドに対しては変化球オンリー。キレを確かめるようにスウィーパーを2球連続で投じて2ストライクを奪った後はスプリッターで三振を奪いに行も、これはボールに。

 5球目、やはりインコースへのスウィーパーを投じ、左打席のウッドに窮屈なスイングをさせて高い内野フライに打ち取ります。2アウトかと思ったのですが、フライ処理にあたったSSのムーキー・ベッツがまさかの落球。サングラスをかけていたとは言え、なかなか落ちてこない高い打球と太陽の強い日差しが相まってさすがのムーキー・ベッツも1エラーを犯してしまいました。

 セット・ポジションからの投球となった大谷選手はつづく左打席のルイス・ガルシア・Jr.にもやはり変化球中心の投球。カット・ボールも交えて2-2カウントからの5球目、最後は落差のあるスウィーパーで空振りを奪い、三振。これがドジャース移籍後初三振となりました。

 2アウトから対したのはやはり左打席で、元レンジャーズのナサニエル・ロウ。AL西地区時代によく対戦した知己のバッターです。おそらくこれがファイナル・アウトになるということで大谷選手はここで緩急をミックスした投球に。

 2球目にはこの日最速の98.8mphをマーク。2ストライクからはスプリッターで三振を奪いに行きますが、これがひっかかってワイルド・ピッチに。しかし、7球目はカット・ボールをアウトコースに落として空振り三振。

 この日は1.0イニングで18球、パーフェクトでSO 2という結果でした。

 球数が少なかったので、2イニング目もあるか?とも思ったのですが、1イニングで降板となりました。もともと1イニング想定だったようです。

メジャーでの調整 

 本来ならマイナーでしっかりと時間をかけてリハビリ投球して調整するところですが、大谷選手は打者としても欠かせない存在なので、実戦中の実戦でメジャーのマウンドでの調整。試合も壊せませんし、なかなか難しい中での調整ですが、意図とか課題をもって投げているのがよくわかった2戦目でした。

 2戦目は1戦目のようなトリプル・ディジッツは出ましたが、かなり質の良い4シームが投げられていたのではないでしょうか?スプリットはこれから精度を上げていくというところでしょうか。

 次も楽しみではあります。

打者では3ラントリプル&26号HR

 一方、打席の方では7回に4-3と1点差リードの状況で3ラントリプルを放ち、8回には26号となる2ランHRも飛び出しました。

登板時は打順が変わるか? 

 この日、1回表をスコアレスに抑えて1回裏の初打席ではマイク・ソロカから空振り三振を奪われました。前回のパドレス戦でも1回裏の打席では空振り三振。

 投球を終えて、ガードなどの準備をしてすぐの打席なので、ほとんどスイング出来ずに打席に入っており、あまりの慌ただしさにさすがに次の登板時はリードオフではなくなるかもしれません。

 この日は計5RBIでした。

マンシーが大爆発

 ドジャースはマックス・マンシーが非常にホットです。

 この日、先制点はナショナルズで3回表に2アウト1、2塁で2番手のベン・カスパリアスからナサニエル・ロウが3ランHRを放ちました。

 ビハインドだったドジャースですが、6回裏に疲れの見えてきたマイク・ソロカからチャンスを作り、左腕のホセ・A・フェレールにスイッチした直後、マックス・マンシーが左中間にグランドスラムを放ち、一気に逆転。

 さらにマンシーは7回裏に大谷選手のタイムリー・トリプルとムーキー・ベッツのタイムリーが出た後にCFへ3ランHRを放ち、ドジャースはこのイニング計7得点。試合を決めました。

 マックス・マンシーはこの日、4打数2安打、RBI 7と大爆発しました。

 9回表、ドジャースは点差が開いたということでまたしてもキケ・ヘルナンデスを投入。キケはこの日も4失点でまたもアンソニー・バンダのヘルプをもらいましたが、ドジャースは13-7のスコアで勝利。このシリーズも2勝1敗で勝ち越し、厳しい対戦シリーズが続く中でどんどん勝ち星を増やしております。

MLB Gameday: Nationals 7, Dodgers 13 Final Score (06/22/2025)
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 ドジャースは現地23日はお休み。24日からはコロラドでロッキーズと対戦です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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