スポンサーリンク

【2019ALWC】レイズ、徹底的したマナエア対策でアスレチックスに完勝!HOUとのALDSへ

レイズ、HR攻勢でALDSへ

現地2019年10月2日、ア・リーグのワイルドカード、レイズ@アスレチックス戦が行われました。

双方ともに知恵を結集してツワモノを苦しめてポストシーズンに進出したもの同士。しかも、9月は両クラブとも負けない戦いをしてきており、アスレチックスが18勝8敗、レイズが17勝8敗とともに勢いもあります。

そういう意味でどのような策が飛び出すのか非常に興味深い対戦でしたが、ゲーム内容はというと、レイズの完勝と言っていいものでした。

ワイルドカード・ロスター

レイズのロスターを見ますと、シーズン後半で左肘炎症によりILとなったクローザーのホセ・アルバラード(LHP)はもちろんのこと、右足を傷めてILとなっていた2Bのエリック・ソガード(LHB)も外してきました。

一方のアスレチックスはILの2人はILのブレイク・トライネン(腰痛)とルー・トレビーノ(肋骨にひび)だけでなく、6月に右足を捻挫して以降、リハビリで出入りを繰り返し、最終的に9月末にILから復帰させたスティーブン・ピスコッティが外れました。

スターティング・ラインナップ

知恵のレイズ、マナエア対策に右打者を並べる

RaysAthletics
1. Y・ディアス-1B-(R)
2. ファム-DH-(R)
3. メドウズ-LF-(L)
4. ダーノー-C- (R)
5. M・ダフィー-3B- (R)
6. Av. ガルシア-RF-(R)
7. アダムス-SS-(R)
8. キアマイアー-CF−(L)
9.ブロソー-2B-(R)
P. モートン-(RHP)
1. セミエン-SS-(R)
2. ロレアーノ-RF-(R)
3. チャップマン-3B-(R)
4. オルソン-1B-(L)
5. カナ-CF-(R)
6.プロパー-2B-(S)
7. デービス-DH-(R)
8. グロスマン-LF-(S)
9.S・マーフィー-C-(R)
P. マナエア-(LHP)

この日のスターターです。

レイズは明らかに左腕のショーン・マナエア対策に右打者を並べました。

9月に打率.242ながら、6HR、14 RBIのジーマン・チョイをベンチに、また怪我から復帰しロスターにも入れている2Bのブランドン・ラウもベンチ、同じく2Bのジョーイ・ウェンドルもベンチに。3人ともに左バッターです。

2Bにマイケル・ブロソー(Michael Brosseau)、1Bにヤンディー・ディアス(Yandy Díaz)、3Bにマット・ダフィー(Matt Duffy)を起用しました。

ゲームのポイント

S・マナエア、まさかの3被弾

アスレチックスの先発はショーン・マナエア。肩の手術から復帰したのが9月1日。以降、5試合に登板し、初戦は負け投手になったもののそれ以降は4連勝で、ERAも1.21と非常に安定していました。

満を持してのポストシーズンのマウンドでしたが、初回、ヤンディー・ディアス(Yandy Díaz )に先頭打者HRを許し、1−0。

2回表にはマナエア対策で起用された先頭のマット・ダフィーにシングルを許した後、アビサイル・ガルシア(Avisaíl García )に2ランHRを打たれ、2回を終えて3-0 とリードを許す展開に。

さらに、3回表には先頭のヤンディー・ディアスにまたしてもHRを浴び、4−0。ショーン・マナエアは3回途中で降板。被安打4、失点4、HR3とまさかの今季ワーストのピッチングとなってしまいました。

C・モートンは要所を抑え、ゲームメイク

一方のレイズ先発のチャーリー・モートン(Charlie Morton)はいいのか、悪いのか分からない投球を披露。

確かにファストボールは走っていましたし、カーブもいつものようにビデオゲームのように切れていました。

初回に至っては出塁と三振が交互という状況でした。先頭のセミエンにシングル、2番のロレアーノは三振、マット・チャップマンには四球、マット・オルソンは三振、マーク・カナには四球という投球。

しかし、最後はプロファーをRFに斬って獲り、1回を無失点に抑えます。

結局、モートンは5回に犠牲フライで1点を許したのみで、5イニングを被安打5、失点1、与四球3、奪三振4、被本塁打0でゲームメイクしました。

レイズ、5回にトミー・ファムの一発で追加点

レイズは5回表、2番手のヤスメイロ・ペティットからトミー・ファムが追加点となるHRを放ち、5-1と再びリードを広げました。

その後は両ブルペンが踏ん張り、結局5−1でレイズが勝ち、NLDS進出を決めたのでした。

BOX SCORE

ゲームリキャップ

アスレチックスはなぜ負けたのか?

このゲームは、スコア以上にアスレチックスが完敗したと言ってもいいゲームでした。

見ていてチャンスはあれど、点が入る気配が全くない不思議なゲームで、これはどういう訳か?と思いながら振り返ってみたところ、結局、レイズの対策に尽きたのではないか?というふうに思えました。

オーソドックスな対策

Do or Dieの1ゲームマッチアップにとにかく勝つこと。レイズがやった大きなことは、予告先発を利用して徹底的にマナエア対策をしてきたことではないかと思います。

素人が見える部分はスタメンに右打者を並べたということしかわかりませんでしたが、データをもとに調子の上がらないうちに狙い球を絞らせたのではないか?と思いました。実際、出た右打者は結果を出しました。

打者のデータも丸裸か?

捕まりそうでうまくゲームメイクしたチャーリー・モートンですが、彼の経験と技術もさることながら、アスレチックスの打者の対策も十分にしてきたのではないか?と思いました。

アスレチックスの閉塞感は、1995年のオリックスvsヤクルト日本シリーズで、イチロー選手はじめオリックス・ナインが野村監督に徹底的に対策を施されたあのシリーズに似ていると思いました。

ブルペンは付け入るスキなし

それはブルペンにも言え、ディエゴ・カスティーヨ、ニック・アンダーソン、エミリオ・パガンが抜群の投球を見せ、4イニングを被安打3、無失点、与四球0、奪三振8のリレーを披露。

それぞれに剛球をもつ投手ばかりですが、これもアスレチックス打線を徹底的に調べ上げた結果ではないか?と思いました。

ということは、アスレチックスはモートンがフラフラしている初回になんとか点を奪えば流れは変わったかもしれません。

それを逃したことでチャンスがなくなったのではないか。それくらい、レイズは徹底的に準備してきたのではないか、そんなふうに見えました。

観客

超満員

オークランド・コロシアムは超満員。54,005人ものお客さんで埋まりました。最上段の席も開放しましたからね。キャパシティがハンパないです。

記録

アスレチックスの不名誉な記録

アスレチックスはこれでポストシーズン9敗退。まだWSチャンプにたどり着いておりません。

いいシーズンを作ってはいるのですが、ここは資金の問題もあるでしょうね。

ペイロール

レイズとアスレチックスのペイロール

ご覧の通り、ペイロールの低いクラブのレイズとアスレチックスがワイルドカードに進出。

ワールドシリーズ制覇の下剋上なるか!?

注目ですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

ALNL
WCTBR 5, OAK1WSH4, MIL 3
DS-1
1. HOU 6, TBR 2 
2. HOU 3, TBR 1
3. TBR 10,HOU 3
4. TBR 4, HOU 1
5. HOU 6, TBR 1
1.  LAD 6, WSH 0
2. WSH 4, LAD 2
3. LAD 10, WSH 4
4. WSH 6, LAD 1
5. WSH 7, LAD 3 (F/10)
DS-2
1. NYY 10, MIN 4
2. NYY 8, MIN 2
3. NYY 5, MIN 1
1. STL7, ATL 6
2. ATL3, STL0
3. ATL 3, STL 1
4. STL 5, ATL 4 (F/10)
5. STL 13, ATL 1
CS1. NYY 7, HOU 0
2. HOU 3, NYY 1 (F/11)
3. HOU 4, NYY 1
4. HOU 8, NYY 3
5. NYY 4, HOU 1
6. HOU6, NYY 4
1. WSH 2, STL 0
2. WSH 3, STL 1
3. WSH 8, STL 1
4. WSH 7, STL 4

コメント

  1. 匿名 より:

    いつも楽しみにしてます。
    質問なんですが、ブレーブスの左腕のフリードって怪我ですか?
    先程BS1のワースポMLBで先発予想が
    カイケル、フォルタネビッチ、ソロカになってまして。勝ち頭なんで初戦に来ると思ってたんですが。

スポンサーリンク

NEW

【MLB 契約 2023】ポスティング受理わずか1日!レッドソックスが吉田正尚選手を速攻で獲得!
【MLB 2023 FA】アーロン・ジャッジはヤンキースに決定!9年/360Mドル保証の超大型契約へ
【MLB FA 2023】注目SSのトレイ・ターナーはフィリーズに決定!11年/300Mドルの豪華契約へ
【MLB FA 2023】ジャスティン・バーランダーはメッツとサイン。再び、シャーザーとの最強デュオ結成へ!
【MLB 2022 WM】「史上初の開催!」MLB ドラフト・ロッタリーの仕組みとは?
【MLB 移籍 2023】マリナーズがコルテン・ウォンをトレードで獲得!A・トロ、J・ウィンカーがブルワーズへ
【MLB FA 2023】レッドソックス、ブルペン補強でクリス・マーティンを獲得!
【MLB FA 2023】ジェイコブ・デグロムはレンジャーズとサイン!5年/185Mドル保証の大型契約(追記あり)
【MLB 2023 FA】フィリーズからFAのザック・エフリンはレイズと3年契約へ!
【MLB FA 2023】ロッキーズからFAのカルロス・エステベスはジワリと人気!争奪戦は間違いなし(追記:LAAに決定)
【MLB FA 2023】ドジャース、シェルビー・ミラーとメジャー契約!直近6年で3勝も、リリーバーとしての活路を見出す
【MLB FA 2023】1Bサーチのアストロズ、ホセ・アブレイユと3年契約でサイン
【NPB 2023 契約】アリスティデス・アキーノがNPBへ!中日と1年契約でサイン
【MLB FA 2023】ホワイトソックスが先発強化! “サン・シャイン” マイク・クレビンジャーと1年で合意へ
【MLB 2022 ポストシーズン・シェア】チャンプのアストロズに過去最高の516,347ドルのボーナス!
【MLB 2023】パイレーツ、カルロス・サンタナと1年6.725Mでサイン
【MLB2023】ブライス・ハーパーがトミー・ジョン手術。DHなら5月中の復帰もあり
【MLB移籍2023】エンゼルス、トレードでハンター・レンフローを獲得!過去2年で計60HR
【MLB 移籍 2023】まるでパズル!SSがきれいに動いたカイル・ファーマー(MIN)とケビン・ニューマン(CIN)のディールについて
【MLBユニフォーム2023】ツインズが、チームロゴとユニフォームをリニューアル!北極星がきらめく!
【MLB移籍2023】エンゼルスがツインズからジオ・ウルシェラ(Gio Urshela)を獲得したトレードについて
【MLB2022-23】ノンテンダー・デッドラインが到来!今年は衝撃のコディー・ベリンジャーの名が上がる
【MLBトレード2023】元ROYのカイル・ルイスがDバックスへトレード
【MLBアウォード2022】MVPはアーロン・ジャッジとポール・ゴールドシュミットに決定
【MLB 2023 契約】ルール5ドラフトに向けた40manロスターのデッドラインが到来!TBのヤーブローらがDFAに
【MLBプロスペクト】2022 AFL MVPはオリオールズのヘストン・カースタッド(Heston Kjerstad)が受賞
【MLB 移籍/トレード】2023シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト
【MLBアウォード2022】シルバースラッガー賞が決定!ジャッジ、トラウトらが受賞
【MLB移籍/FA】2023年に向けたクオリファイング・オファーを受けたのはジャッジ、ボガーツなど計14名(追記:2名が受諾)
【MLB 2023】「天才」デービッド・スターンズ退任後のブルワーズのフロント・オフィス
タイトルとURLをコピーしました