タイガース、待望の右腕が復帰!
現地2026年8月8日、サンフランシスコで行われたタイガース@ジャイアンツ戦のGm2でジャクソン・ジョーブ(Jackson Jobe)が登板。トミー・ジョン手術からの復帰登板初戦で見事な投球を披露し、勝利投手となりました!!
ジャクソン・ジョーブとは
ジャクソン・ジョーブは2002年7月30日生まれの24才。2021年のアマチュア・ドラフトのタイガースの1巡目指名(全体順位3位)でプロ入りした右腕(高校卒でのプロ入り)。
とにかく評判の高かった右腕でPre-2024のトップ・プロスペクト・ランクで25位にランクイン。スプリング・トレーニングでも結果を出しましたが、タイガースは大事に育て、2024年のシーズン終盤の9月25日にメジャー・デビューさせました。


2024年のレギュラー・シーズンはリリーフでの2試合のみで、4.0 IPでERA 0.00で終わりましたが、彼の力に期待したタイガースはポストシーズンのロスターにも登録。そしてアストロズのALWCのGm2の7回に登板させたものの、捕まってしまいました。また、ガーディアンズとのALDS Gm4にも登板。ここでも1失点を喫し、さすがの素材の彼もレギュラー・シーズンで2.0イニングを投げただけでポストシーズンに投げるのは荷が重かったようです。相手バッターの本気度がさらに上がりますからね。
2025年、タイガースの開幕ローテーションに入ったジャクソン・ジョーブは5月28日までの10先発で49.0 IPで4勝1敗、ERA 4.22をマーク。しかし、同年5月30日に右前腕部の張りを訴えて、15 Days IL入り。複数の精密検査を経てトミー・ジョン手術が必要という診断が下りました。そして同年6月16日にトミー・ジョン手術を実施。今回はその復帰初戦でした。
ちなみに彼のファミリー・ネームのジョーブはいみじくも1974年にメッツのトミー・ジョン手術を成功させたフランク・ジョーブ博士と同じですが、特に血縁があるわけではないです。
ジャクソン・ジョーブ、ジャイアンツを圧倒
1回裏、2025年5月28日以来となるメジャーのマウンドに上がったジャクソン・ジョーブはブライス・エルドリッジへの初球で97.3mphを計測。カーブ、スライダー、チェンジアップを交え、全てゾーンで勝負する意思を見せ、7球目には100.1mphを計測して空振り三振。初回を三者凡退に抑える素晴らしい立ち上がりを見せました。復帰登板とは思えない落ち着きぶり。
もともとどちらかと言えばがっちりタイプの体型の彼ですが、リハビリ中に頑張ったのがわかるくらいさらにマッチョになったように思いました。
2回裏、先頭のラファエル・デバースとの勝負ではなんと三球三振。デバースにスイングをさせませんでした。2イニング目も三者凡退。
3回裏は先頭のエディス・レオナードから三振を奪い、つづくドリュー・ガバノーには四球を与え、初めての出塁を許しました。ジョーブはランナーを背負っても4シームの威力は衰えず、90mph後半をコンスタントにキープ。このイニングも無失点でした。
4回裏には1アウトからウィリー・アダムスに初安打を許したものの、つづくラファエル・デバースをダブルプレーに打ち取り、無失点。
5回裏も三者凡退に抑えたジャクソン・ジョーブはここで降板に。ジャイアンツ打線を圧倒し、気持ちよくスイングさせませんでした。
結局、出したランナーは四球とシングルによる2人だけで、投球数が71球に達したところで、A.J.ヒンチ監督はスコアレスのまま降板させたのでした。あらかじめの投球制限は何球だったのかはわかりませんでしたが、70-80球というところだったでしょうか。ジョーブも少しでもイニング・イートするように初回からゾーンで勝負していました。
タイガース、7回に6得点
ジャイアンツ先発のランデン・ループに抑えられていたタイガース打線でしたが、6回表にジャイアンツ投手陣の4四球による押し出しで先制点を奪うと、7回表にはトレント・ハリスに代わった途端に連打を浴びせ、1イニングに3本の二塁打、1本の三塁打を集めるなど6得点。ゲームを決めました。
ジャクソン・ジョーブが降板した後は、タイガースはタイラー・ホルトンとタイ・マッデンが継ぎ、シャットアウト・リレーを完成。
8-0のスコアで快勝しました。
ジャクソン・ジューブが降板した時点では0-0のスコアレスでしたが、その直後にタイガースが勝ち越したため、ジャクソン・ジョーブに勝利投手の権利が発生。復帰後初登板で初勝利となりました。

スクーバル、マイズの移籍で早めに復帰
タイガースの関係者が一様に喜んだこの日のジャクソン・ジョーブの復帰登板。
タイガースはこのトレード・デッドラインでタリク・クスーバルとケイシー・マイズの2人が抜けました。ジョーブは現時点で術後1年2ヶ月ほどでしたから、タイガースはリハビリを続けさせるか、メジャーに上げるかどちらにするかかなり検討していたようでしが、2人も抜けたことで昇格へ一気に傾いたということです。
実際、ジャクソン・ジョーブはマイナーで5試合に登板し、かなりじっくりと調整することが出来たと語っています。ヒンチ監督もファストボールだけでなく、変化球もじっくりとチューンナップ出来たと思うと語りました。
なお、ジョーブは、この試合を「メジャーでの2度目のデビュー」のように感じたと語り、「球場に着いてから、どう過ごせばいいのか分からなかったんです。ワクワクしていましたし、心地よい緊張感もありました。この14ヶ月間、何のために、どれだけ懸命に取り組んできたかをみんなに見せられるのが楽しみで仕方なかったんです。最高の気分ですね」と語っています。
楽しみが右腕が帰ってきました。
タイガースはひょっとしたら、まだワイルドカード枠の3枠目のチャンスがあります。また、まずは勝率5割に届いてからの話ですが、ALセントラル制覇の可能性も。この日の勝利で57勝60敗で借金3。連勝があればすぐに5割を超え、60勝56敗で首位のホワイトソックスの背中も掴むことができます。
タイガース、どうなるでしょうね?それにしても楽しみな右腕が帰ってきましたね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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