スポンサーリンク

【ギリギリ】STL、ベースランニング・ミスで同点を逃し、MILにスイープされる

ホーム画面にも書かせていただいておりますが、ナ・リーグ中地区、西地区、ワイルドカード・スポットは日毎に様相が変わる大激戦が行われております。

現地2018年9月26日は、ワイルドカード2枠目を狙うカージナルスとNL中地区のペナントを狙うブルワーズとの3連戦最後のゲームが行われました。

なお、MLBレギュラーシーズン2018はほとんどのチームが28日からの3連戦が最後のシリーズです。ほんとに残りわずか。

Game前の状況

ゲーム前の順位はこうなっておりました。

NL central

NL-Central
2018 Sep 25
W
L
勝率
Gm
1 CHC
Lose0-6 PIT
91
66
.580
2 MIL
Win12-4 @STL
91
67
.576
0.5

NL WC

NL WC
2018 Sep 25
W
L
勝率
1 MIL
Win12-4 @STL
91
67
.576
2 COL
Win 10-3 PHI
87
70
.554
3 STL
Lose4-12 MIL
87
71
.551

Game1、Game2とブルワーズが連勝したため、カージナルスはワイルドカード2枠目から外れてしまう緊急事態に。

一方のブルワーズはペナントを奪う最大のチャンス。首位カブスにトラブルが発生。アディソン・ラッセルはDV容疑で欠場を余儀なくされ、クリス・ブライアントは左手首に死球を受けて離脱。肝心なときに主力が離脱するトラブルに見舞われ打線が沈黙。この最大のチャンスにチームの士気も上がっております。

そしてポストシーズン出場が目の前まで来ているカージナルスはなんとかGame3を奪いたかったのですが、意外なトラブルが勝敗を左右しました。

イェリッチがキーマン

イェリッチがキーマン

ゲームは締まったいい展開。ブルワーズ先発のジョーリス・チャシーン、カージナルス先発のジョン・ガント(3年目)が決戦の空気を読む素晴らしい立ち上がりを披露します。

先制したのはブルワーズ。3回表、1アウトから好調クリスチャン・イェリッチが四球で出塁。次打者のヘスス・アギラルがレフトへクリーン・ヒットを放ち、イェリッチが3塁へ進塁し、1アウト1、3塁に。つづくトラビス・ショーがライトへシングルを放ち、まず1点。

カージナルスも負けておらず、直後の4回裏、四球と二塁打で作ったチャンスにジェド・ジョーコが犠牲フライを放ち、1−1の同点に。

中盤にゲームが動き、お客さんも盛り上がっておりました。

ブルワーズが強いのはその直後に1点を勝ち越したことです。5回表、イェリッチが警戒されてまたしても四球でチャンスを作り、ヘスス・アギラルの打球がボテボテでちょうど送りバントのような形となり、2アウトでランナー2塁を状況を作ります。ここでトラビス・ショーがまたしてもタイムリーを放ち、2−1と勝ち越しに成功。

イェリッチのターンなので危ないイニングと警戒していてもこうなってしまうんですね。恐ろしい。

流れを呼び込んだSTLのブルペン

このままゲームは終盤へ。7回表、カージナルスのマウンドにはジョーダン・ヒックスが上がり、イェリッチに四球を出すも、3人で仕留める好投。この日も速かったです。14球を投げて、100mile超えが8球。Maxは102.6mph (165.12km/h)。

8回表もカージナルスのブルペンが好投。カルロス・マルチネスがライアン・ブラウン、マイク・ムスターカス、エリック・クラッツと主力を3者連続三振に仕留め、攻撃への流れを作りました。

代走ガルシアがつまづいてしまう

そして問題の8回裏。いい流れだったカージナルスでしたが、7回2アウトから登板しているジョシュ・ヘイダーが立ちはだかり、先頭と次打者が凡退し、2アウトに。しかし、マット・カーペンターが粘りに粘って四球を獲得。この辺のマット・カーペンターの価値は計り知れないですね。

ここでブルワーズはジョシュ・ヘイダーからジェレミー・ジェフレスにスイッチ。カージナルスは代走にアドリス・ガルシアを起用。バッターはホセ・マルチネス。

ご覧ください。

3Bのムスターカスも一か八かで投げたと思うのですが、後逸するような送球は避けたかったですね。みんなギリギリのプレーなので責められません。しかし、まさかつまづいてアウトになるとは。甲子園だったらテロのようなヤジが飛んでいそうですね。

それにしてもブルワーズは運も味方につけております。

代走のアドリス・ガルシアはキューバ出身の25才のルーキー。2016年4月に読売ジャイアンツと契約し、8月に契約解除になっています。2017年にカージナルスとマイナー契約し、今季メジャー・デビューという選手です。

この後もジェフレスがしっかりと締め、2−1でブルワーズが勝利しました。

301 Moved Permanently

ブルワーズはこれで4連勝。この日、カブスが勝利しましたので0.5差で2位は変わりません。2018最後はタイガースとの3連戦。調子の悪いチームにコロッと負けることがよくあるので3連勝してもらいたいですね。

一方のカージナルスの2018最後の3連戦の相手はカブス。ブルワーズはカージナルス頑張れ!という感じでしょう。なお、ブルワーズはこの日、ポストシーズン進出が決定しました。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
【2025NLDS_4】救世主誕生!佐々木の3イニングの完璧投球がドジャースをNLCSへ進める
タイトルとURLをコピーしました