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【MLB 2021】クリスチャン・イェリッチが価値ある2HRを放つ

NBAのMVPがオーナーの一部になった日に2HR!

 現地2021年8月21日、ミルウォーキー・ブルワーズはNBAのミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(Giannis Antetokounmpo)がオーナーシップの一部に加入したと発表しました。

 ミルウォーキー・バックスは2020-21シーズンのファイナルでチャンピオンに輝いたクラブ。ヤニス・アデトクンボはそのバックスの中心選手であり、2021年のファイナルのMVP受賞者。また、2018-19シーズン及び2019-20シーズンで2季連続でシーズンMVPを受賞したすごいプレーヤーでもあります。

 そんな輝かしいプレーヤーがオーナーの一部になった日、2020シーズンから不振にあえいでいたクリスチャン・イェリッチ(Christian Yelich)が復活を印象づける2HRを放ちました。

イェリッチ、ほぼ2年ぶりの1試合2HR

 クリスチャン・イェリッチが1試合2HRを放ったのはほぼ2年ぶりとなる2019年8月17日以来のこと。いみじくも対戦相手はこの日と同じナショナルズでした。

 なお、スタジアムは違います。前回がナショナルズ・パークで今回がミラー・パークことアメリカン・ファミリー・フィールド。2021年からアメリカン・ファミリー保険が命名権を取得し、球場名が変更。それまでは、ビールの醸造会社であり、ブランドでもあったミラー社が命名権を持っていました。

肝心な場面で飛び出した2本のHR

 そのクリスチャン・イェリッチの2HRですが、非常に良い場面で飛び出しました。まさに価値ある2本だったのです。

1本目

 ブルワーズが左腕のエリック・ラウラー、ナショナルズが右腕のパオロ・エスピーノの先発で始まったこのゲームは、エリック・ラウラーが先に掴まりました。立ち上がりの1回表に、制球が乱れ、フアン・ソトのタイムリーなどで2点を許す展開。

 そして1回裏、2番LFでスタートしたクリスチャン・イェリッチの第1打席。イェリッチは初球の89.6mphの4シームを強振。これがCFのトヨタの看板近くに飛び込む大きなソロHRに。2点を先制された直後の打席でまずは1点を返し、チームを活気づけました。

 その後、なんとか立ち直ったラウラーでしたが、5回表にアルシデス・エスコバーにタイムリー・ダブルを打たれ、3失点目。ラウラ−はここで降板しました。

 イェリッチは3回裏の第2打席ではLFフライに倒れました。

5回にはタイムリー 

 スコアが1-3となった5回裏、追加点を取られた直後、ブルワーズはコルテン・ウォンのシングルなどでチャンスメイク。そしてクリスチャン・イェリッチの第3打席。イェリッチはランナー2人を置いて、RF前にシングルヒット。これで2Bランナーが還り、2-3と1点差に。このイニング、ブルワーズはエドゥアルド・エスコバーのタイムリーなどで3点を奪い、4-3と勝ち越しに成功します。

 6回表、ナショナルズはヤディエル・ヘルナンデスのLFへのHRで1点を奪い、4-4のタイスコアに。

2本目

 迎えた8回裏。ナショナルズのハビー・ゲラが乱調。JBJの死球などで満塁としたあと、コルテン・ウォンが死球を受け、まずは押出で勝ち越し点(5-4)。

そしてクリスチャン・イェリッチの第5打席。イェリッチは3球で2ストライクと追い込まれたあと、粘りを見せます。フルカウント後も2球、ファウルで粘り、9球目。4シームを叩いた当たりは、またしてもトヨタの看板あたりのCFへ飛びこむ大きなHR。これがグランドスラムとなり、ブルワーズが一気に9-4とし、勝敗を決定づけました。

 1本目の追撃のソロHRといい、2本目のグランドスラムといい、ここで1本欲しいという場面でそのとおりにHRを放ったイェリッチ。復活も近いかもしれません。

ほぼ2年連続MVPだったイェリッチ

 2018年にシーズンMVPに輝いたクリスチャン・イェリッチ。このシーズンは神懸っていました。

 そして2019年も同じように活躍したイェリッチ。ところが、シーズン後半の現地2019年9月10日、イェリッチは自打球を当て、これが右膝の膝蓋骨(しつがいこつ)を骨折する大怪我に。イェリッチはこのまま残り18試合を欠場し、シーズンエンドとなってしまいました。

 もしこの怪我がなければ、2年連続MVPも大いに考えられただけにちょっと残念でもありました。ちなみに、2019シーズンはMVP投票で2位。

2020年は大不振

 新型コロナパンデミックで選手の調整も大きく乱された2020シーズン。クリスチャン・イェリッチも調子を崩した1人でした。崩したどころの成績ではありませんでしたね。

 58試合に出場し、打率.205、OBP .356、SLG .430、HR 12、RBI 22。ほぼ全試合に近い形で出場したものの、壊滅的な数字となったのでした。

2021年もまだHR6本だった

 この不振は今季も続いていて、このゲームが始まる前の成績は、80試合で、打率.238、OBP .370、SLG .358。HRがまだ6本しか打てていなかったのです。

 2019年の自打球による骨折の影響もあったかもしれませんが、2018年と2019年の成績とのギャップが大きすぎて、信じられないような成績でした。

 このゲームの2HRで復活と断定できないかもしれませんが、これが契機となり何か良い時のイメージを思い出してくれたらと思いますね。

 ナ・リーグ中地区をかなりの高い確率で制覇しそうなブルワーズ。ポストシーズンを勝ち抜くにはやはりクリスチャン・イェリッチの活躍が必要です。

コルテン・ウォンのナイスラン 

 なお、このゲームの5回裏、イェリッチのタイムリーで3塁に進塁したコルテン・ウォンがホームへのいい走塁を見せてくれました。

 オマール・ナルバエスのファウルフライで、タッチアップを敢行。見事セーフになりました。

オマール・ナルバエスの行き届いた指示

 これはよく見ると、オマール・ナルバエスの好プレーとも言え、捕手がフライを追い、ポジションから離れたところを「空いてるぞ」としっかり指示しています。さらにスライディングせよとの指示も。

 さすがキャッチャーですね。周囲がよく見えています。コルテン・ウォンとの連携がバッチリでしたね。

 この勝利でブルワーズは75勝目を上げました。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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