大谷が打席に入らず!
大谷選手はもはや打席に入らないことがニュースになってしまいました。
現地2026年4月15日、メッツ@ドジャースの3ゲームシリーズのファイナルで大谷選手が先発。この日はDH兼任でなく投手ONLYでの出場でした。
今回の投手ONLYは13日に死球を右肩に受けていた影響や、チームとしてはダルトン・ラッシングを出したい!などいろいろな背景があったようです。他のチームからは攻守交代時に時間がかかるという不平等感のクレームもありましたが、それはあまり関係なかったようです。
なお、この日は4月15日ということでジャッキー・ロビンソン・デーでした。ドジャースはジャッキー・ロビンソンがいたブルックリン・ドジャース時代のBのロゴのキャップを被ってプレー。背番号はもちろん、全員が42番です。
2021年以来の投手ONLY
大谷選手が投手ONLYで出場するのは2021年以来のこと。2021年は投手ONLYで計3試合に出場しました。
- 2021/4/20 vs レンジャーズ 6-2で勝利(勝ち星つかず)
- 2021/5/5 vs レイズ戦 1-3で敗戦(負けはつかず)
- 2021/5/28 @ アスレチックス戦 1-3で敗戦(敗戦投手)
計11.0 イニングを投げて失点3、ER 3、BB 16、SO 19。この頃はなかなかコマンドに苦労していた時期でBB数はかなり行きました。
忘れてはいけない!大谷ルールは2022年から
そして今の大谷ルールが施行されたのは2022年からのこと。大谷ルールとは先発投手がDHとしてラインナップされている場合、降板後もDHとして残ることが出来るというもの。
2021年当時、ア・リーグでは先発投手が打撃のラインナップに組まれていた場合、そのゲームはDHを没収されていたのです。よって大谷選手降板後はリリーバーも打席に入らなければなりませんでした。
そして自身もマウンドから降りた後は守備に就くこと4度。以下の4試合では降板後にRFの守備に就きました。
- 2021/05/11 LAA @ HOU L, 1-5
- 2021/05/19 LAA CLE L, 2-3
- 2021/06/11 LAA @ ARI W, 6-5 (Final/10)
- 2021/07/19 LAA @ OAK L, 1-4
契約で二刀流を認めさせてはいたものの、当初は懐疑的な空気が蔓延し、さらにチームメイトにはその余波を受けさせる羽目になったのは本人にとってもかなりプレッシャーとなったことでしょう。DHは大谷選手自身が使い、登板日はそのDH枠がなくなり、その上で他のリリーフ投手も打席に立つことを余儀なくされましたから。もっともエンゼルスは代打でなんとかそれを回避しましたが、打席に送らざるを得ない状況もありました。
そんな厳しい状況をまさに実力で跳ね返してルール変更までさせたのですから、もう人間業ではありませんね。
投手ONLYの大谷は無双
さて、投手ONLYで出場した大谷選手はいつもなら1回表を終えた後に慌ててマウンドを降りていましたが、この日はその必要もなく、ゆっくりとベンチに戻ることができました。また、いつもならドジャースの攻撃開始のためにネクストバッターズサークルへ猛ダッシュしていましたが、その必要もありませんでした。
そして投球はもうまさに無双でしたね。6回を投げ、失点1、今季最多となる10三振を奪い、8対2のスコアでメッツに勝利。メッツとのシリーズはスウィープしたということに。
大谷選手は通訳を通じ「イニング間の間隔がいつもより少し長く感じました。感じた違いはそれだけです」と語っております。
最初の4イニングを危なげなく投げ、3回1アウトからMJ・メレンデスに二塁打を許した以外は、ほとんど走者を許しませんでした。5回表には四球などで1死二塁三塁のピンチとなり、メレンデスにグラウンドルール・ダブルを打たれて1失点を喫したものの、その後がすごかったですね。
トミー・ファムをファウルチップで三振に仕留めた対戦では、100.2mphと100.3mphを記録。さらにフランシスコ・リンドーアをライナーで打ち取った際には、100.1mphと100.4mphを繰り出し、失点を最小限に。
大谷選手はルイス・ロバート・Jr、ブレット・ベイティ、ボー・ビシェットからそれぞれ2三振を奪い、計10奪三振。これは今季のドジャースの先発投手として初めて二桁奪三振です。
この日はファストボールも走っていたものの、スローカーブも抜群。特にブレット・ベイティを三振に仕留めた71.5mphは、キャリアで3番目に遅いウィニングショットでした。
無失点は途切れた
なお、大谷選手の無失点記録は32.2イニングで途切れました。
しかし、打者としての48試合連続出塁記録は、この日に打席に立たなかったため継続しています。
次のロッキーズとのでシリーズでもこの記録は伸びそうです。
ちなみに1913年にER(自責点)が公式記録となって以来、メジャーリーグで30試合以上連続出塁と30イニング以上連続無失点(ER)を達成した選手は、大谷選手とベーブ・ルースの2人だけというまたしてもベーブ・ルース以来という記録が生まれました。
ダルトン・ラッシングがGS
さて、ドジャース打線ですが、この日はDHにダルトン・ラッシングが入りました。ウィル・スミスの打撃がすごすぎてなかなか出場機会がありませんが、この日はGS(グランドスラム)を含む4打数2安打と活躍。
大谷選手に代わるDHとしていい仕事をしました。
さて、大谷選手の今後の登板時ですが、また投手兼DHで出場するとデーブ・ロバーツ監督は言っております。
たまには投手ONLYというのも良いかもしれませんね。
そして試合のスコアは8-2でドジャースが勝利しました。

お読みいただき、ありがとうございました。



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