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【NLDS 2018 Gm2】ブルワーズとドジャースが連勝!NLCSへ王手

ブルワーズ、連日の好ゲーム

現地2018年10月5日、ナ・リーグの地区シリーズのGame2の2試合が行われ、ブルワーズとドジャースがそれぞれ連勝。NLCSへ王手をかけました。

ブルワーズ、目下10連勝

まず、ロッキーズ@ブルワーズのGame2ですが、こちらはブルワーズの強さが目立ったゲームでした。ロッキーズもかなり仕掛けてはいるのですが、ブルワーズのブルペンと好機を掴む力がそれを阻んだという流れと言っていいと思います。

ブルワーズはこれで9月23日からのカージナルス3連戦、タイガース3連戦、カブスとのタイブレーカー、NLDSの2勝を含め10連勝となっています。

J・チャシーンが5回スコアレス

Game2の勝利の立役者の一人は間違いなく先発のジョーリス・チャシーンです。10月1日のタイブレーカーで5回2/3を投げたばかりです。中3日のショートレストにもかかわらず、5回を被安打3のスコアレスで乗り切りました。3回にはフォアボールとシングルでランナーを2人ためた場面があったのですが、ノーラン・アレナドを3球三振、カルロス・ゴンザレスには7球を要したもののスライダーで1Bゴロに仕留めピンチを切り抜けました。

なお、ロッキーズ先発のタイラー・アンダーソンもよかったです。6回を被安打4、失点1でゲームメイクしました。

つながるブルワーズの攻撃

ブルワーズは4回裏、M・ムスターカスとH・ペレスの連続2塁打でまずは1点を先制。

7回裏にはH・ペレスのこの日2本めの2塁打とトラビス・ショーのシングルでノーアウト1、3塁のチャンスを迎えたものの、ロッキーズのスコット・オバーグに3者連続三振に抑えられ無得点。

8回裏、ロッキーズはリレーに綻びが出ました。マンスグレイブとOhが満塁にしたあと、前日のヒーロー、M・ムスターカスが打席に。ムスターカスは前日のVTRを見るかのような火の出るような打球をライトへ放ち、ランナー1人が還り2-0。

2アウト後、エリック・クラッツがランナーを2人還すタイムリーを放ち、4-0に。

ムスターカス、当たってます。

ブルワーズはブルペンが立ちはだかる

まず先発のチャシーンから受けたコーリー・ネーベルが6回を三者凡退に。7回はホアキン・ソリアがランナーを一人出すも2人連続で三振に取り2アウト。さらにチャーリー・ブラックモンを迎えたところで出てきたのはジョシュ・ヘイダー。ヘイダーは結構危ない当たりを打たれたのですが、ブラックモンを2Bライナーに抑え、この回無得点。

8回からジェレミー・ジェフレスが2イニングをスコアレスに抑え、完封リレー。

勝負どころでブルペンもいい仕事をするので、ロッキーズ打線はストレスがたまる状況となっております。

このカードは1日移動日を挟み、現地7日からコロラドのクアーズ・フィールドへ場所を変えて行われます。

【スコア】2018 NLDS Game 2, Rockies0 @ Brewers4 

【動画】Recap: MIL 4, COL 0

ドジャース、カーショウで連勝

もう一つのカード、ブレーブス@ドジャースのGame2は前日と同じようにドジャースのいいところばかりが出たゲームとなりました。

カーショウが8回をスコアレス

まず先発のクレイトン・カーショウがブレーブス打線を8回、被安打2、スコアレスに抑える完璧な投球。ブレーブス打線に仕事をさせませんでした。

これだけ安定感があれば、攻撃陣も安心してバットを振れます。

ドジャースは初回にブレーブス先発のアニバル・サンチェスからマニー・マチャードが2ランHRを放ち2−0と先制。サンチェスはその後は落ち着き、中盤までいいピッチングをしていたのですが、5回裏、先頭のヤズマニ・グランダールに右中間にHRを打たれ3失点目。

この日のカーショウにはこれで十分といったところでした。ゲームはこのまま終了。3−0でドジャースが連勝です。

ブレーブス、またしてもつながらず

この日のブレーブス打線は計3安打。1番のロナルド・アクーニャ・Jr.に2本、7番のエンダー・インシアーテに1本のみ。それも散発だったのでドジャースに脅威を与えることが出来ず。

初回、R・アクーニャ・Jr.が勢いをもたらす先頭打者2塁打を放ったのですが、2番ヨハン・カマルゴに工夫がなく、凡退。3番、4番にもなんとかしなくてはという焦りが出て凡退。

さすがに打線はいじった方がいいようです。

ブレーブス、ブルペンは良し!

この2戦、いいところがなかったブレーブスでしたが、1つ光明がありました。それはブルペンです。このゲーム、2番手のマックス・フリード、3番手のトゥーキー・トゥーサン、4番手のアローディス・ビスカイーノが3人でヒットレス・リレーを実現。

実はこの日、アニバル・サンチェスも被安打5しか打たれておらず、ドジャース打線にそれほど仕事はさせていなかったのです。

これは次戦にいい影響が出そうです。

このカードも1日置いて、今度はアトランタに場所を変えてGame3です。ブレーブス、地元でリズムを取り戻して欲しいですね。

【スコア】2018 NLDS Game 2, Braves 0 @ Dodgers3

お読みいただき、ありがとうござました。

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