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【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!

2024年全体2位がデビュー

 またナ・リーグ中地区にすごいのが出てきましたよ!

 現地2025年6月24日、シンシナティ・レッズのチェイス・バーンズ(Chase Burns)がヤンキース戦でメジャー・デビューを果たしました。

 ナ・リーグ中地区はスーパー・プロスペクト右腕が次々に出現しており、2024年にデビューしたパイレーツのポール・スキーンズを筆頭に、今月デビューしたブルワーズのジェイコブ・ミズロウスキー、そしてこの日デビューしたチェイス・バーンズと強烈な右腕の宝庫となっています。

2024年ドラフトのデビュー済み選手 

 現行のCBA(2022-2026)ではProspect Promotion Incentive Picks(プロスペクト・プロモーション・インセンティブ・ピックス)を制定。2023年のアマチュア・ドラフトから施行されることとなりました。

 これにより、クラブ側が有望な選手のFAの時期を意図的に遅らせるMLS操作が出来なくなり、実力のあるいい選手がとんどんデビューするようになっています。

 2024年のドラフトで1巡目及び2巡目で指名された選手はすでに現地2025年6月24日時点でチェイス・バーンズを含めて計6名がデビューしております。

 チェイス・バーンズは2024年のアマチュア・ドラフトの全体2位です。

【Round1】

  • 全体2位 | CIN チェイス・バーンズ(Chase Burns) RHP
    • 6/24 デビュー
  • 全体4位| A’s ニック・カーツ(Nick Kurtz)1B
    • 4/23 デビュー
  • 全体6位 | KC ジャック・カリアノーネ(Jac Caglianone)2Way
    • 6/3デビュー
  • 全体8位 | LAA クリスチャン・ムーア (Christian Moore) 2B 
    • 6/13デビュー
  • 全体14位 | CHC キャム・スミス (Cam Smith) 3B
    • 指名はカブスだったものの、K・タッカーのトレードでHOUへ
    • HOUのRFとして3/27の開幕からデビュー

【Round2】

  • 全体74位 | LAA ライアン・ジョンソン(Ryan Johnson) RHP
    • 3/27の開幕からデビュー(今はマイナー)

マイナーで確固とした成績を残し昇格

 今季、クラスA+で開幕を迎えたチェイス・バーンズはすぐにダブルAに昇格。ダブルAでは8試合に先発して42.0 IPでERA 1.29、SO9は11.8、BB9は0.8。文句のない成績でした。そしてメジャーへの最終調整でトリプルAで2試合に登板したバーンズは12.1 IPでERA 2.19をマーク。

今季のマイナーでのトータルは13先発、66.0 IPでERA 1.77、SO9は12.1、BB9は1.8でした。

 2024年、トリプルAで開幕を迎えたポール・スキーンズと比較しても遜色はなく、ポール・スキーンズの場合は7先発、27.1 IPでERA 1.32、SO9は14.8、BB9は2.6でした。ちょっとこのSO9は異常値ですね。

立ち上がりから5者連続K

 そのチェイス・バーンズですが、立ち上がりがすごすぎました。

 先頭のトレント・グリシャムを4球で三振。最後はスライダーでした。2球目には100.1mphを計測。2番のベン・ライスに対しても98-99mphの4シームで押し、一旦は3−0カウントとなったものの、そこから三振を奪いました。そして最初のハードルであるアーロン・ジャッジにはスライダーを中心に配球。キレ、コースともに文句のないところに決め、見事に三振を奪いました。

 さらに2回表には先頭のコディ・ベリンジャーにスライダーを狙われ、球数を費やしてしまいましたが、最後は直前に99.9mphの4シームを見せておきながら、92.2mphのチェンジアップで見逃し三振を奪うなどテクニカルな面も披露。

 そして、つづくポール・ゴールドシュミットにはまたも3−0カウントとなってしまいますが、そこから4シームでカウントを作り、最後はスライダーで空振り三振。

 ここまで5者連続三振です。

 2回2アウトからはジャズ・チザム・Jr.にRFへ初ヒットを許しましたが、つづくボルピーは3球三振。1、2回はアウトすべてが三振という恐ろしいデビューを果たしたのでした。

 なお、1961年のエクスパンション以来、メジャー・デビュー戦で、最初の5人の打者から三振を奪った先発投手はチェイス・バーンズが初です。

2巡目に3失点

 無双状態のデビューとなったチェイス・バーンズ。3回表、ヤンキースはスライダーを狙いに行きます。オースティン・ウェルズ、オズワルド・ペラーザはともにスライダーを打って内野ゴロで2アウト。三振を避けたような打席でもありましたが、それでも3アウト目のトレント・グリシャムはチェンジアップで三振。

 しかし、4回表、チェイス・バーンズは失点してしまいます。2巡目となり、先頭のベン・ライスに初球の甘いスライダーをRFスタンドに持っていかれ、これがメジャー初失点で初被弾となりました。

 さらに3番ジャッジにはCFに弾き返され、HRを含めて2連打。この後、ベリンジャー、ゴールドシュミットを連続でフライアウトに打ち取り、2アウトまでこぎつけましたが、1打席目に初ヒットを昼したジャズ・チザム・Jr.にはまたもRFへシングルを弾き返され、2アウト1、2塁となります。

 つづくボルピーも初球のスライダーをCFに弾き返し、守備位置次第ではアウトか?という打球でしたが、どうやらそのような守備位置ではなかったらしく、CFのTJ・フリードルがなんとか失点を防ごうとダイビング・キャッチを試みます。しかし、後ろに逸らすという最悪の結果となり、これで走者2人が還ってヤンキースがこのイニングに3得点を上げます。

 5回表、バーンズは先頭のオズワルド・ペラーザにシングルを許すも後続をきっちり打ち取り、無失点。

 チェイス・バーンズのメジャー初登板は5回で降板となりました。球数は81球でストライクは53球。被安打6、失点3、自責点3、BB 0、SO 8、HR 1という結果となりました。 

 試合後、テリー・フランコーナ監督も4回はややガス欠になったと失点の要因を明かしてくれました。

 

インシナティ-テネシー州で育ったチェイス・バーンズはヤンキースが好きで、多くの若者と同じように、時折ピンストライプのユニフォームを着ることを思い描いていた。しかし、火曜日の夜、グレート・アメリカン・ボール・パークで、22歳のバーンズはレッズのユニフォームを着てヤンキースと対戦し、メジャー・リーグ・デビューを果たした。

レッズ、7回に同点!

 素晴らしい投球を続けていたチェイス・バーンズを勝たせようとレッズ打線もなんとか支援を試み、2回から4回まで1安打ずつを放ちましたが、ヤンキース先発のカルロス・ロドンの前にそれをチャンスに変えることを許されませんでした。

 レッズは結局、カルロス・ロドンに6回まで抑えられ、散発の3安打でノーチャンスでした。

 しかし、7回裏、ロドンが降板し、ジョナサン・ロアイシガがマウンドに上がってからレッズ打線がつながりました。1アウトから四球と3連続長短打で3点を奪い、3-3の同点に持ち込み、チェイス・バーンズの負けは消しました。もう一押し、チャンスは続いたのですが、そこは得点ならず。

レッズのブルペンが力を発揮

 チェイス・バーンズ降板後、6回からリレーとなったレッズのブルペンですが、これが素晴らしい仕事をしました。6回はイアン・ギボーが1イニングをパーフェクトに抑えると、その後はブレント・スーターとライオン・リチャードソンの2人で7-8-9の3イニングを無失点に。

 延長10回はトニー・サンティランがスコアレスがスコアレスに。延長11回表にコナー・フィリップスがワイルドピッチで1点を与えてしまいましたが、6回からは被安打がたったの1で、BBも2個とヤンキースを相手に素晴らしい投球を見せました。

11回裏にギャビン・ラックスが決める! 

 そして延長11回裏、レッズはマーク・ライター・Jr.からまずはエリー・デラクルーズが内野安打で出塁し、チャンスメイクするとスペンサー・スティールがCFへ弾き返して4-4の同点に。

 さらにワイルド・ピッチと四球でノーアウト満塁となったところをテリー・フランコーナ監督はレケ・ハインズの代打にギャビン・ラックスを起用。

 ヤンキースは1、2塁間に野手を3人置き、失点を防ごうとしましたが、ここはギャビン・ラックスがRFにまで打球を持って行き、これがサヨナラ安打に。レッズが粘った末、5-4でサヨナラ勝利を納めました。

MLB Gameday: Yankees 4, Reds 5 Final Score (06/24/2025)
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 レッズに頼もしいルーキー右腕が登場しました。

 ちなみにチェイス・バーンズはテネシー州の出身でヤンキース・ファンでした。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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