トレード・デッドラインに向けて
トレード・デッドラインである2026年8月3日までまだ1か月以上時間があり、現時点では特に上位に関しては順位も混戦模様です。
しかし、ジャイアンツが報道ベースではありますが、すでに「売り」を選択することを余儀なくされる中、その他の低迷しているクラブもその方向に向けた動きが出てきています。
そしてすでにコンテンダー間違いなしというクラブもこの重要な日のカレンダーを意識しつつ、に準備を進めています。
レッドソックス、グレイとトレード拒否権について協議へ
そんな中、低迷中の低迷のレッドソックスもどうやらその動きが顕在化してきました、
レッドソックスは現地2026年6月22日のゲームを終えた時点で31勝45敗でALイースト最下位。2026シーズンのMLBで最も期待外れだったクラブの一つであり、トレード・デッドラインで「売り」にシフトする可能性が限りなく高いクラブになってしまいました。
その中で、ベテラン先発右腕のソニー・グレイは、2026年シーズンここまで非常に高い評価を得ています。成績も13先発で69.1イニングを投げ、8勝1敗、ERA 3.12。今季、チーム打撃指標の複数でMLBワースト近辺をさまよっているレッドソックス・オフェンスを抱えてのこの成績は特筆に値するものです。
レッドソックスは2026シーズンに向けて、36歳のグレイをカージナルスからトレードで獲得。ソニー・グレイはこのトレードを成立させるためにカージナルスとのフル・ノー・トレード条項を放棄しました。
さらに今後数週間で、コンテンダーのクラブに移籍するために、再びこのフル・ノー・トレード条項を放棄する方法で動き出しています。
ソニー・グレイ本人も 「もしレッドソックスにどこからかオファーが来て、クラブがそういう方向で進むという決断を下したら、私は話し合いに応じるつもりだ」と、ボストン・グローブ紙に語りました。
「その後どうなるかは、時が経ってみないと分からない。だが、話し合いには応じるつもりだ」と。
今季が3年契約の最終年
ソニー・グレイの契約は、2023年11月にカージナルスと結んだ3年/$75M(2024-26) +2027 $30M クラブ・オプション($5Mバイアウト)。今季はこの最終年を迎えています。
今シーズンのサラリーは$35Mで、トレードとなった場合にレッドソックスがどこまで持つか?その金額的な範囲も話し合われるでしょう。その際は2027年のクラブ・オプションが拒否された場合のオプトアウト$5Mも含めて考慮されます。
ソニー・グレイは3度のオールスター選出経験を持ち、MLB14シーズンでWAR34.7を記録。また、ポストシーズンでは6試合に先発登板し、その6試合でのERAは3.26。
コンテンダーでこれを逃すクラブはないと思われ、後はサラリー、そして受け入れ先の贅沢税の状況がどこまで許すか、というところになりそうです。
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