今季のブルージェイズ最終戦
現地2026年8月13日、レッドソックスはロジャース・センターでブルージェイズとの4ゲームシリーズのファイナルを行い、ペイトン・トーリの快投で連敗を5でストップ。再び息を吹き返しました。
この連敗中はいずれも僅差での敗戦で、あと1本出ればというのもありましたし、12日のゲームでウィルソン・コントレラスがフライを落としてそこから失点したというケースもあり、若干の粗さも出た上での5連敗でした。ちょっと疲れも出ていたのかとも思っています。
なお、レッドソックスとブルージェイズの対戦は今季はこれが最後。同地区同士ですが、早い段階で終了しております。
ウィットロックがIL
前日は信頼できるリリーバーのタイソン・ゲレーロが崩れて敗戦に至りましたが、そのゲレーロもお疲れ気味。さらに悪いことにチャップマンへとつなぐセットアップ・ロールを担っているギャレット・ウィットロックが13日に右肘の炎症で15 Days IL入り(スタートは10日に遡っています)となりました。
よって、この日はリリーバーの起用を最小限に抑えたいというのがレッドソックス・ベンチの本音でしたが、それをこの日先発のペイトン・トーリがやってのけました。
ペイトン・トーリ、また好投!
前回のアスレチックス戦では6回で14奪三振という快投を演じたペイトン・トーリ。しかも84球でこれだけの三振を奪ったのでした。

この日のペイトン・トーリは前回のような「圧倒感」はなかったものの、むしろ、マスター・クラスの痺れるピッチングを披露し、違う形で「圧倒感」を出しました。
4回からはランナーを出さず
空振りを奪うような決め球を連発するのではなく、トーリは序盤に走者を背負う場面もありましたが、とにかく打たせて取る投球で対応。2回裏、3回裏にはそれぞれイニングの先頭に出塁を許す投球となりましたが、2イニング連続でダブルプレーを奪い、結果3人で終えています。このあたりの投球が渋いと言わざるを得ませんでした。
その後、トーリは4、5、6、7、8と5イニング連続で三者凡退。これがまたすごかったですね。
結果、トーリはは8回を投げ、被安打2、スコアレスBB 2、SO 4という投球。あえて三振を抑える投球でした。
試合後、トーリは「試合を進める中で、相手が与えてくれる状況に合わせていくものです。相手は積極的なチームで、どんどんバットを振ってボールを前に飛ばしてきます。守備陣も素晴らしいプレーをしてくれました。全員による完璧な試合でした。タイミングの面で少し苦労していました。打者に対してカウントを有利に進められていなかったんです。自分の投球の感覚を取り戻せました。(捕手のコナー・)ウォンとは素晴らしいコンビネーションで投げられました。カウントを有利に進め、その時々の状況に合わせて試合を組み立てることができました」と語っています。
この日はアドレー・ラッチマンではなく、コナー・ウォンがマスクをかぶりました。ラッチマンはまだ本調子ではありませんね。ウォンかジェイク・ロジャースでしばらくは乗り切ってもらいたいです。
トーリは前回登板した8月7日のアスレチックス戦(13-1で勝利)で6回/14奪三振を記録していました際も、前夜にレッドソックスは延長13回の激闘を経験しており、その直後の試合での快投でした。今回も似たような状況できっちりと仕事をしており、ベンチとしては高校息子というしかない存在ですね。
しかも連敗を5で止めました。
また、ブルージェイズ監督のジョン・シュナイダーもトーリのピッチングを絶賛しております。
打撃陣も復活
ブルージェイズの先発はマックス・シャーザー。レッドソックスは1回表に2アウトからウィリャー・アブレイユが四球で出塁すると、前日のゲームで失点のきっかけをつくる捕球ミスをしたウィルソン・コントレラスがRFへ二塁打を放ち、1点を先制。
ただ、その後は5回までシャーザーから得点を得ることが出来ませんでした。
シャーザー、3000イニングを達成
なお、マックス・シャーザーはこの日の登板前までに2999.0 イニング。この日の5イニング登板で3004.0イニングとなり、キャリア通算3000イニングをクリアーしました。さすがですね。
小指を痛めているダービンがGS
ゲームは7回を終えて1-0とレッドソックスが初回に1点を取ったまま動かず。しかし、8回表、ブルージェイズがチェイス・リーにスイッチしたところをレッドソックスが捉えます。
セダン・ラファエラとウィリャー・アブレイユが連続シングルでチャンスを作ると、ウィルソン・コントレラスがなんと犠牲バントを実施。1塁が空いて吉田選手を迎えたところを、ブルージェイズは深刻敬遠を選択。吉田選手、警戒されています、
1アウト満塁となり、ケーレブ・ダービンが打席に。
ダービン、前日に小指の症状が悪化するも、GS
ケーレブ・ダービンは2026年6月24日のロッキーズ戦で、1塁にヘッドスライディングした際に左手小指を脱臼。それ以来、小指が機能しないまま試合に出続けています。その小指もかなりよくなっていたようですが、前日の12日に再度、悪化させておりました。このシリーズでダービンの打撃があまりよくなかったのもそのせいです。
そんなダービンですが、8回の満塁のチャンスでスウィーパーに対応。これがLFスタンドに飛び込みグランドスラムとなり、レッドソックスが8回に4得点を上げ、試合をほぼ決めました。
吉田がマルチ安打
レッドソックスは9回表にも2得点。
吉田選手はこの日、5番DHで先発。4回の第2打席ではシャーザーからCF前シングルを放ち、6回の第3打席でもシングル。8回表の第4打席は警戒されて深刻敬遠。9回表の第5打席はCFへの大きな犠牲フライ。この日は3-2、RBI 1でした。

レッドソックスは今季のブルージェイズ戦の成績は4勝9敗で終えました。
次はピッツバーグでのパイレーツ戦です。初戦でバッバ・チャンドラー、Gm2でジャレッド・ジョーンズ、Gm3でポール・スキーンズと対戦。レッドソックスはジェイク・ベネット、ソニー・グレイ、パトリック・サンドバルで挑みます。
お読みいただき、ありがとうございました。

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