改めて定義を
東部時間2026年8月3日午後6時、2026年のトレード・デッドラインが訪れました。
改めて、トレード・デッドラインを簡単にまとめると、シーズン中に40manロースターに登録されている選手が他クラブへトレードされることができる最後の期限のことです。この期限を過ぎても、選手が「アウトライト・ウェイバー」にかけられ、他クラブに獲得される(クレームされる)ことはあり得ますが、トレード自体は米国東部時間の8月3日午後6時以降は認められなくなります。
2019年以前との区別
2019年以前は7月31日が「ノン・ウェーバー・トレード・デッドライン」とされ、それ以降でも「取り消し可能なトレード・ウェイバー(revocable trade waivers)」を通過すればトレードが可能でした(8月のウェーバー・トレード)。
しかし、2019年に「8月のウェーバー・トレード期間」が廃止され、MLBは単一のデッドラインを設ける方式へと移行しました。それが2026年だと東部時間8月3日午後6時でした。それまでは言ってみれば、8月も若干の逃げ場があったのです。
なお、40manロスターに入っていないマイナーリーグの選手は、トレード・デッドラインも引き続きトレードの対象となり得ます。
ポストシーズン出場資格
ただし、ポストシーズンに出場する資格を得るためには、8月31日までに(40manロスター入りか否かを問わず)ポストシーズンに出場するクラブに所属している必要があります。これはポストシーズン用に急遽補強することは許されないということでもあります。そうしたければトレード・デッドラインまでにやってねということです。
8月時点でポストシーズンの当落選上にあるクラブもあらかじめそれを見越して動くわけです。
また、8月に動く選手もおります。しかし、たいがいは怪我などなんらかの理由でシーズンが不調でDFAとなって40manから外れ、ウェーバーでクレームされて、そのクラブがポストシーズンに出場した・・・というケースが多いです。
デッドライン日の設定
2022-2026年の労使協定(2022-26 Collective Bargaining Agreement)により、コミッショナー・オフィスはトレード・デッドラインを7月28日から8月3日の間で柔軟に設定できるようになりました。それ以前は、トレード期限はほぼ例外なく7月31日に設定されていました。
今季はあらかじめ、8月3日に設定されておりました。
2026年が終了すれば現行のCBAが期限を迎えます。2026年のワールドシリーズ終了後は2027年からの新CBA締結に向け協議を開始します。今回は、サラリー・キャップ制などヘビーな議論がてんこもりですので、ロックアウトは必至と言われています。
トレード・デッドラインの日付をいつにするかは、インパクトとしては重いものではないので現行通りになるかもしれません。
簡単ではありますが、まとめてみました。
お読みいただき、ありがとうございました。

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