メモリアル・デー
現地2026年5月25日、アストロズ@レンジャーズのテキサス州同士のローンスターシリーズが始まりました。
この日はメモリアルデー(Memorial Day・戦没将兵追悼記念日)で、アメリカの祝日。国のために命を落としたすべての軍人を追悼する日で、毎年5月の最終月曜日に定められており、週末と合わせて「メモリアルデー・ウィークエンド」として夏の始まりを告げる連休でもあります。

サプライズのNO-NO
今井達也投手は、この日、最初の4人の打者のうち3人に四球を与える立ち上がり。この立ち上がりを見て、誰がノーヒットノーランを達成すると思ったことでしょう。まさにサプライズのノーヒットノーランでした。
しかも完全にボールとわかる軌道で、これは一体どうなるのか?と思われた方が大半だったのではないでしょうか。
しかし、今井投手は立て直しました。まず1回表に2連続四球を出した後、ブランドン・ニモをダブルプレーに斬って取り、2アウト。これが大きかったと思います。この後、エジキエル・デュランにも四球を出して、やはりだめかと思われたのですが、エバン・カーターをフライアウトに仕留めて初回を無失点。
2回からは一転、リリース・ポイントも定まったようでゴロを打たせる投球となり、2回、3回と三者凡退。
4回裏に先頭のブランドン・ニモに四球を出すも、つづくエジキエル・デュランをダブルプレーに仕留め、エバン・カーターをフライアウトにしてまたも無失点。5回、6回も三者凡退に抑えた今井投手はここで降板。
6.0イニング、97球でノーヒットノーランのままマウンドを降りました。BB 4、SO 2。
アストロズが先制
アストロズ打線はレンジャーズ先発のクマール・ロッカーから初回にヨルダン・アルバレスの犠牲フライで1点を先制。4回表にはヨルダン・アルバレスに16号HRが出て追加点。5回にも集中打を浴びせて2点を追加して今井投手を援護しました。
7回表にはクリスチャン・ウォーカーの3ランHRなどで5点を追加し、ゲームを決めます。
スティーブン・オカートがノーヒット・リレー
7回裏は2番手にスティーブン・オカートが上がり、先頭打者に四球を出すも、その後は無難に抑えてノーヒット・リレーを継続。
デビュー戦となったサンタもノーヒットを継続
そしてサプライズ・ポイントの2つ目ですが、アストロズは3番手にこの日、デビューを迎えたアリンバー・サンタ(Alimber Santa )を起用。23歳の右腕は8回裏を三者凡退に抑えると、そのまま9回裏のマウンドにも上がり、ここでも三者凡退に抑え、見事にコンバインド・ノーヒットノーランを達成。
こんなこともあるんですね。
守備が光ったNO-NO
この日、アストロズは守備が光りました。今井投手のノーヒットノーランを支えたのは内野の守備であったと言っていいでしょう。堅かったですね。
そしてもう1点、驚かされたのが捕手がクリスチャン・バスケスだったこと。レッドソックスに在籍していたクリスチャン・バスケスは強打の捕手ではありましたが、リードは疑問符がつくことが多かったです。
しかし、もはやベテラン捕手となったバスケスはリードにも磨きがかかり、見事にコンバインド・ノーヒットノーランを支えました。
2024年以来のノーヒットノーラン
さて、今回のノーヒットノーランは2024年9月4日にカブスが今永投手を擁してパイレーツを相手にコンバインド・ノーヒットノーランを達成して以来のことです。2025年はノーヒットノーランがなかったのです。


なお、完投によるノーヒットノーランは2024年8月2日にサンフランシスコ・ジャイアンツのブレイク・スネルがシンシナティ・レッズ戦で達成して以来、出ておりません。
23歳のサンタは、デビュー戦でノーヒットノーランに関与した1900年以来初の投手となっております。
また、アストロズの前回のノーヒットノーランは、2024年4月1日にトロント・ブルージェイズに10対0で勝利した試合で、ロネル・ブランコが達成したもの。この試合ではエスパダ監督の初勝利でもあった。実際、ヒューストンは過去7回のメジャーリーグノーヒットノーランのうち3回、過去11回のうち5回を記録しています。




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