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【MLB移籍2019】ブライス・ハーパー、史上最高額の13年3億3,000万ドルでフィリーズへ!

ハーパー、ついに決着!

現地2019年2月28日、ハーパーのディールがついに決定しました。

契約内容

フィリーズと13年$330M

マニー・マチャードの10年$300M(3億ドル)、ノーラン・アレナドの8年$260M(2億6,000万ドル)の契約延長で免疫がついていたせいか、あるいはジャイアンツが10年$300M超えのオファーを出す噂、フィリースが$350M(3億5,000万ドル)ほどを出すかもという噂のせいか、いずれにせよマチャードの時ほどの高いという印象は受けませんでした。

AAV(Annual Average)で1年$25.4M(2,540万ドル)という数字となりました。

ハーパーの希望でオプトアウトなし

さらに、この契約には数年後に再度FA市場に打って出ようかというオプトアウト条項がありません。これはハーパーの希望のようです。

オプトアウトなしというのは、つまりこれから2031年まで、ハーパーが38才のシーズンを迎えるまでフィリーズでということを意味します。

フィリーズはあまり好きではないという報道もありましたが、その辺は契約の記者会見で考えを聞いてみたいですね。

フィリーズにはカリフォルニア州出身で西海岸にずっと行きたがっていたジミー・ロリンズがおりましたが、結局フィリーズでの輝かしいキャリアが彼の代名詞になりました。ハーパーもロリンズのパターンに一部当てはまっていると言えそうです。

年数を伸ばす

おそらく10年総額3億ドル以上という予想はしていましたが、予想AAVとしての年間3,000万ドル(ざっと33.5億円@¥109.5/USD)を2,540万ドル(約28.4億円)に落として13年にしたというのが味噌かなと思います。

こうすることで贅沢税への影響も少し軽減できますし、印象として3,000万ドルを超えるサラリーかどうかというのは嫉妬の度合いも違ってきます。

AAVではなく、実支払額はこのようなブレークダウンになる予定です。

歴代最高ディール

今回のディールは歴代最高とも言えるディールです。年数、年単価を考えるとジャンカルロ・スタントンのディールを抜いたと言えるでしょう。

マチャードの時にも書きましたが、AAVではMLB史上13番目ではありますが、年数と総額は歴代1位と言える契約内容です。

  • ジャンカルロ & MIA: 13年$325M(2014年11月)@$25M
  • マニー・マチャード & SDP: 10年$300M(2019年2月)
  • アレックス・ロドリゲス & TEX:10年$252M (2000年12月)
  • アレックス・ロドリゲス & NYY: 10年 $275M (2007年12月)
  • A・プホルズ & LAA : 10年$240M 
  • R・カノー&SEA : 10年$240M 
  • D・プライス & BOS: 7年$217M @$30M
  • P・フィルダー & DET: 9年 $214M 
  • マックス・シャーザー & WSH: 7年$210M @$30M
  • ザック・グレインキ & Dバックス:6年$206.5M @$34.4M
  • ジェイソン・ヘイワード & CHC: 8年$184M @$23M
  • エリック・ホズマー & SDP: 8年$144M @$18M

フィリーズの今オフのディール

財布に糸目はつけないと宣言した今オフのフィリーズはご覧のようなディールを完成

  • 2018年12月:ジーン・セグラをトレードで獲得
  • 2018年12月:アンドリュー・マッカッチェンとサイン
  • 2019年1月:デービッド・ロバートソンとサイン
  • 2019年2月:J.T. レルミュートをトレードで獲得
  • 2019年2月:アーロン・ノラと契約延長
  • 2019年2月:ブライス・ハーパーとサイン

これからまだダラス・カイケルに行くかどうかという噂もあります。ピッチャーは欲しいですね。

後日談

競合クラブのファイナルオファー

今のところわかっているドジャース、ジャイアンツのファイナルオファーの金額はご覧の通り。

  • LAD: 3年$135M、もしくは4年$168M
  • SFG: 12年$310M

ジャイアンツがかなりの良いオファーを出しておりました。筆者は最近の報道から年俸単価でドジャースを選ぶのではないか?と思っていましたが、ロングディールを選択。

ではジャイアンツを選ばなかった点はというと、税金だそうです。

SFGはカリフォルニア州の税金で避けたとの報道も

マチャードのケース

マチャードのディール完成の時に、ヘイマンさんがカリフォルニア州の高い税率について言及しておりました。

実際のカリフォルニア州の州税で彼くらいのサラリーのRateはなんと13.3%のようです。税額の決定はそれこそきちんと精査しなければ第三者がどうのと言えることではありませんが、おそらく連邦税やらも含めていろいろひかれて年俸3,000万ドルの額面で、手取りは1,450万ドルほどになるのではないか?と見られております。半分も残らないと思います。

ハーパーの場合

公認会計士(CPA)の方がざっとハーパーの税額を計算しています。13年分の総額で税額は$184Mになるのではないかと見られています。

人の税額の計算など、余計なお世話でしたね。

ハーパー加入後のフィリーズ

バックアップに回るか

フィリーズの予想オーダーです。これは強いです。

クリックすれば出てくるのですが、CFはオデュベル・ヘレーラ(Odubel Herrera)です。

2018年はリース・ホスキンスがLFを守る機会が多かったですが、彼は1B専任またはインターリーグの時はDHというケースが多くなると思います。

ハーパーの加入により、2018年に140試合に出場したニック・ウィリアム(Nick Williams)、打率.256、OBP .324、SLG .425、HR17、RBI 50とアーロン・アルテール( Aaron Altherr)27才、105試合出場、打率.181、OBP.295、SLG.33、HR8 、RBI 38がバックアップに回る見込みです。

また、マイナー契約での再契約となったトレバー・プルーフがそこに食い込めるかどうかということになります。

オデュバル・ヘレーラが開幕アウトに

現地2019年2月26日に、オデュバル・ヘレーラがグレード1程度の重度でハムストリングを傷め、どうやらブレーブスとの開幕戦はアウトになる見込みです。

よって、ニック・ウィリアムにもいきなりチャンスが巡ってくるかもしれません。

ブライス・ハーパーの実績

Just a moment...

ルーキー時代から「こんなすぐい選手がいるのか!?」とアメリカでも相当注目されていたブライス・ハーパー。

2018年10月に26才になったばかりです。2010年ナショナルズ1巡目、全体1位指名。

2012年、19才でデビュー。この年はホームスチールを決めたりと溌剌としたプレーでROY受賞。メジャー通算7年922安打、184 HR、AVG.279、RBI 521 、SB 75 でご覧の通りの成績。

  • オールスター:6度(2014年以外すべて出場)
  • NL MVP:1度(2015年)
  • シルバースラッガー賞受賞:1度(2015年)
  • 2015年の1位:WAR(10.0)、Offensive WAR(9.1)、WAR Position Player(10.0)、OBP(.460)、SLG(.649)、RUNS(118)、OBP(1.109)、HR(42)など
  • BB1位:130個(2018年)
  • 20HR以上:6シーズン(2014年以外の6シーズン)
  • 30HR以上:2シーズン(2015、2018)
  • 40HR以上:1シーズン(2015)

やはりすごい成績ですね。

ハーパーの活躍を期待したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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