今永は2戦連続でフィリーズ戦に登板
現地2026年4月21日、リグレー・フィールドでフィリーズ@カブス戦が行われ、今永昇太投手が先発し、フィリーズ打線をしっかりと抑えました。
今永昇太投手はこの日で5度目の先発だったのですが、荒れたのはシーズン・デビューとなった3月29日のナショナルズ戦の5回4失点のみ。それ以降は4戦連続で1失点以内の好投が続いており、2025シーズンの不調を完全に払拭しました。
今永投手ですが、前回登板は4月15日で、シチズンズ・バンク・パークで行われたフィリーズ戦でした。ここ数年のスケジュールの妙で3連戦のあと1カード挟んで再戦というケースが多いのですが、ローテーションの関係で今永投手は2戦連続でフィリーズ戦に登板することとなり、2連勝となりました。
クレイグ・カウンセルのLADのロスター批判
ちょっと横道に逸れますが、カブスと言えば、クレイグ・カウンセル監督の大谷選手の二刀流のロスター登録についての批判が波紋を広げておりますが、何を批判しているかというと、こうです。
MLBは開幕から8月31日までは各クラブはアクティブロスターに26人を登録出来ますが、そのうち投手登録は最大で13人と決まっています。ところが、ドジャースの大谷選手の場合は「TWP(Two Way Player)」としての登録のため、投手としてカウントされておらず、ドジャースは実質14人の投手を抱えられる状態にあり、不公平だというものです。
これは現地2019年11月16日にMLBとMLBPA(選手会)が双方の交渉の末、2020シーズンから適用されるルールについて合意に至った結果です。
クレイグ・カウンセル監督としてはルール変更後から今季で6年となったが、これが適用されているのは大谷選手一人だけじゃないかという点もあります。
この点も含めて2026年オフのCBAの改定はやはり揉めそうですね。
今永、スプリット不調でプラン変更
さて、今永投手です。この日は実はスプリットのキレが今ひとつでした。これに気づいた今永投手は捕手のカーソン・ケリーとすぐさまゲームプランを変更。
スプリットの割合を減らし、4シーム中心に切り替えました。
カーソン・ケリーは、それでも今永投手の最大の武器はスプリットに違いないので、スプリットは使ったと。ただ、スプリットは失点を最小限に抑えられるような場面のみで使用することにしたと語り、このバッテリーの息のピッタリ合ったプラニングがフィリーズ戦での2連勝に繋がりました。
今永投手は7回で87球を投げ、BB1、被安打 3安打。失点は6回表にカイル・シュワーバーに浴びたソロHRによる1点のみで、それを除けば、走者を3塁まで進ませんでした。
15日のフィリーズ戦
なお、4月15日の前回登板のフィリーズ戦では6イニングを投げ11三振を奪いました。空振りは26個。この時はフォーシームを35%、得意のスプリッターを33%の割合で投じました。
この試合では、ファストボールの割合を51%(87球中44球)に増やし、スプリッターの使用率を28%にダウン。また、スイーパーも減らし(前回は20%、今回は11%)、より積極的なスタイルを選択したのが奏効しましたね。
鈴木も援護
カブスのオフェンスはフィリーズ先発のヘスス・ルザルドに対し、最初の5イニングで多くの走者を出塁させたものの、得点には至らず。
先制点は5回裏で2アウト2、3塁となってフィリーズがオライオン・カーカリングにスイッチ。ここでダンスビー・スワンソンが四球を選んで満塁とした後、代打で登場したモイセス・バヤェテロスが満塁から押し出し四球を選び1点。
ここからカブスの攻撃は勢いづき、6回裏には、マイケル・ブッシュが満塁から2点タイムリーヒットを放ち、3対1とリードを拡大。
7回裏には、ニコ・ホーナーがソロホームランを放ち、鈴木誠也選手も2ランホームランを放ってリードをさらに拡げました。この5、6回のオフェンスが今永投手に燃料を与えたのも事実ですね。

今永投手、ゲーム中にしっかりとプランを変更させるなど、さすがの投球ですね。これで4戦連続で1失点以内の高品質投球が続いています。
今永投手は2勝目となりました。
お読みいただき、ありがとうございました。


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