ホワイトソックス、劇的勝利を上げるも・・・
現地2026年5月29日、シカゴ・ホワイトソックスはこの日から始まった地区ライバルのタイガースとのシリーズ初戦に劇的な形で勝利。延長10回裏に元ドジャースのミゲル・バルガスがサヨナラ2ランHRを放ち、4-3でサヨナラ勝利を収めました。

村上が右ハムストリングスを傷めて途中交代
ただ、この勝利で大きな代償も払うこととなりました。
今季のホワイトソックスの象徴的存在となっている村上宗隆選手が右ハムストリングの張りのため途中退場となりました。
このゲーム、先制したのはタイガースで2回表に、ディロン・ディングラーがホワイトソックス先発のエリック・フェディーから2ランHRを放ち、2点を先制。
追うホワイトソックスは直後の3回裏に1アウトからタイガース先発のトロイ・メルトンからサム・アントナッチがCFへのラインドライブのシングルを放ち、チャンスメイク。
ここで2番1Bの村上選手が2球目のスライダーをひっかけてしまい、打球は4-6-3のダブルプレー・コースに。これを阻止するべく、懸命に1塁に駆け込んだ際に右足をかばう仕草を見せました。
明らかに怪我とわかる状態を本人に確かめるべく、ホワイトソックスはトレーナー、監督が1塁ベース付近に集まり、話し合った結果、代走にはルイサンヘル・アクーニャが送られることになりました。

この後、ホワイトソックスはミゲル・バルガスがLFへ2ベースを放ち、1塁ランナーのルイサンヘル・アクーニャが生還。1点を還し、1-2と反撃しました。
この後の守備は3Bのミゲル・バルガスが1Bに、ルイサンヘル・アクーニャはSSに入り、SSのコルソン・モンゴメリーが3Bにシフトしました。
数週間離脱の可能性
ウィル・ベナブル監督は試合後、村上選手は肉離れの可能性が高く、翌日に画像検査を実施し、最終的に判断すると述べました。
ただ、検査結果待ちではあるものの、数週間欠場する可能性があるとも述べています。
20HRと好調の村上
村上選手のデビュー・イヤーは好調そのものでしたが、一旦、ここで途絶えることになりました。
今季はここまで20HRを放ち、ルーキーでトップどころか、MLB全体でもカイル・シュワーバーに次ぐ2位タイでアストロズのヨルダン・アルバレスと並んでいます。ALではトップ争いということですね。
移籍前にしばしば指摘されてきた三振の多さはここまで80とMLBでも4位の多さで、ALではエンゼルスのザック・ネトーの81にあと1つと迫っており、やはり多いのは間違いありません。この試合でも1打席目は三振でした。
ただ、この三振の多さを出塁率の良さでカバー。BB 44はMLBで5位の多さで、ALでは4位です。ここまで打率.240、OBP .378、SLG .560、OPS .938の好成績をマークしていました。
筆者は6月を経ないとこの好調ぶりもどうかわからないと思っていたのですが、このような形で一旦は離脱することに。ただ、MLBでやっていく何かを掴んだようですから、復帰すればまた活躍してくれるのではないか?とも思います。

CWSは3Aで打ちまくっているゴンザレスを招集
村上選手が離脱するということでホワイトソックスは内野のトップ・プロスペクトのジェイコブ・ゴンザレスを昇格させる予定です。
ジェイコブ・ゴンザレスは2023年のホワイトソックスの1巡目指名(全体15位)。右投げ左打ちで24歳。今季のトリプルAでの成績は.317/.419/.668、OPS 1.087、HR 19、RBI 62ともはや打ちまくっているという状態。
Pre-2026のトップ・プロスペクト100には入っておらず、現時点のホワイトソックス内のプロスペクト・ランクでは23位。彼がまた化けるか、注目ですね。
内野は村上選手退場後の布陣で2Bはチェイス・メイドロスも使うことになると思われます。
ミゲル・バルガスのサヨナラHR
最後にミゲル・バルガスのサヨナラ2ランのシーンです。
2-3のスコアの10回裏、2アウトからドリュー・アンダーソンから放ちました。
この一発でホワイトソックスは30勝27敗とし、ALセントラルの2位。今季最高の勝率となっています。
なんと言っても村上選手が大きな起爆剤になったというのが大きいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。


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