レッドソックスが7回に6得点!
現地2026年5月31日、レッドソックスにとって非情に厳しい2か月となったシーズン序盤ですが、その5月の最終日、ALセントラル首位のガーディアンズとの3ゲームのファイナルが行われ、ここに来てようやくオフェンスが機能しはじめ、このシリーズの勝ち越しを決めました。
サラリーランク、MLB NO.6 vs NO.29の戦い
2026年の贅沢税上の40manの予測サラリーが$269.2MでMLB6位のレッドソックスは、メッツ同様に勝ちに行って、この大苦戦。一方、ガーディアンズは現時点で同サラリーが$88.8MでMLB29位。
にもかかわらず、ALセントラル首位であり、ALで勝率NO.3を誇ります。彼らの試合ぶり、そして現有の戦力を育てる方法をしっかりと学んで欲しいところではあります。投手グルをパドレスに奪われてもチームERA 3.74をマークし、MLB 6位のガーディアンズ。学んで欲しいところはたくさんあります。
シーソー・ゲームの序盤
さて、このゲームですが、レッドソックスがレンジャー・スアレス、ガーディアンズがタナー・バイビーが先発。
ホットなデュラン
先制したのはレッドソックスで、1回表に3-1カウント後のインハイの4シームをRFへライナーで運ぶリードオフHRを放ち、まずはレッドソックスが1点を先制。
3月/4月は.170/.231/.250、OPS .481、HR 1だったジャレン・デュランはレッドソックスのコールドスタートの要因の一人でもありましたが、5月に入ってようやく復調。復調どころか、5月の成績は.261/.331/.548、OPS .879でHR 9をマーク。これは月初の数字も入っているので打率は.261ですが、このゲームも含めた直近7試合の打率は.375。
ようやく核弾頭が機能し始めました。
しかし、2回裏、レンジャー・スアレスは四死球を絡めて1アウト満塁のピンチを招き、打撃は弱い捕手のオースティン・ヘッジスに2Bの頭を抜かれる2点タイムリーを打たれて1-2と逆転を許します。
ただ、レッドソックスも5回表にマーセロ・マイヤー、コナー・ウォンの長短打でチャンスメイクし、1アウト満塁からミッキー・ギャスパーに犠牲フライが出て2-2の同点に。さらにウィリャー・アブレイユのタイムリーで3-2と逆転に成功。
このアブレイユの2Bへのスライディングで、ガーディアンズのルーキー、トラビス・バザーナが転倒したシーンがありましたが、結果的にここは怪我がなくて本当に良かったです。これでルーキーを傷めたら、チーム力がしぼんでしまいますからね。
吉田、R・スアレスの足を引っ張る
直後の5回裏、ガーディアンズは先頭のブライアン・ロッキオが2ベースを放ってチャンスメイク。
問題はこの後、バザーナが三振に倒れて1アウトとなり、ホセ・ラミレスを迎えた場面。スアレスはカットボールで詰まらせ、ホセ・ラミレスをLFへのポップフライに打ち取ったのですが、この日はデーゲーム。LFを守っていた吉田選手が太陽との戦いに敗れ、ボールを見失って落球。
これで2Bランナーのロッキオが生還して3-3の同点に。記録上はホセ・ラミレスにダブルがつきましたが、実質的にエラーですね。レンジャー・スアレスが吉田選手に文句たらたらという態度を取っていましたので、今後の2人の関係が心配になりました。
この後、スアレスはチェイス・デローターにLF前にシングルを打たれて同点に。スアレスはこの時の吉田選手の打球処理にも不満な表情を浮かべているように見えました。吉田選手は確実な動きを見せるのですが、メジャーのOFはワイルドでアスレチックな動きをする選手が多いので、3塁に止められたのでは?と思われたかもしれませんね。この後、スアレスは1アウト満塁の大ピンチを迎えますが、最少失点で乗り切りました。
吉田らしいスイングのタイムリー
4-3と逆転を許したレッドソックス。直後の6回表に先頭打者で打席に入った吉田選手は2Bゴロで出塁出来ず。ここまでは立場的に非情に厳しい状況が続いていた吉田選手。
バイビー、ニコニコで降板
タナー・バイビーは6回表を無失点に抑えて降板。バイビーは降板後、ダグアウトではニコニコ。というのはここまでリードを保って降板という機会がなかったのです。バイビーはここまで0勝7敗と首位チームでありながら、負けが込んでおりました。ただ、1点差だったので、さすがに心からは喜んでいなかったとは思います。
7回表、ガーディアンズはコリン・ホルダーマンが2番手で登板。先頭打者を打ち取ったまでは良かったのですが、四球とシングルで1アウト1、2塁としたところでティム・ヘリンに交代。そのヘリンもジャレン・デュランに四球を出し、1アウト満塁。ミッキー・ギャスパーを三振に打ち取り2アウト目を奪いましたが、この後、ウィリャー・アブレイユに押し出し四球を出して4-4の同点に。
ここでバッターは吉田選手。もはやここで打たないとトレード・デッドラインでの移籍も確実視されそうな状況でした。吉田選手は3球目、高めに入ってきた4シームを鋭いスイングで振り抜き、これがCF前に抜けるシングルとなり、2人が生還してレッドソックスが6-4と逆転に成功。
甘いボールを切り裂くような吉田選手らしい鋭いスイングが戻ってきたのが良かったですね。
さらにレッドソックスは当たりの出てきたIKF、そしてケイレブ・ダービンにそれぞれタイムリーが出てこのイニング6得点。9-4としてゲームを優位に進めました。
この後、両チームともにリリーフが踏ん張り、結局、9-4でレッドソックスが勝利。シリーズ勝ち越しを決めました。

吉田選手は9回表にもシングルを放ち、マルチ安打を達成。打球も上がりつつあるので、このまま調子を上げて行ってもらいたいですね。
レッドソックスはようやく25勝目。果たしてこれから巻き返せるのか?ギャレット・クロシェは少し復帰まで長引きそうですし、ローマン・アンソニーもまだ、セダン・ラファエラも離脱し、状況はかなり悪いですが、なんとか踏ん張ってもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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