天覧試合!
日本時間2026年3月8日、WBC 2026の1次ラウンドで日本はオーストラリアと対戦。
なんとこの試合は天皇皇后両陛下と愛子内親王がご覧になる天覧試合に!
天覧試合そして「君が代」と大谷翔平
— サナエトしんじろう (@24chokemaru) March 8, 2026
なんか尊すぎるんだが…野球って最高!
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過去の天覧試合と言えば、1959年6月25日に後楽園球場で行われた巨人-阪神戦が有名で、長嶋さんにサヨナラHRを打たれた村山さんは「あれはファウル」とずっと言っていたという逸話もありますが、実はその後にもう一度天覧試合があり、それが1966年11月6日 にやはり後楽園球場で行われたゲームで、これは日米野球で全日本vsドジャースのゲームでした。全日本のメンバーは長嶋さん、王さんらの日本球界のレジェンド達。
なお、天覧試合とは直接関係はありませんが、ドジャース・レジェンドのサンディー・コーファックスのファイナル・イヤーが1966年です。彼のファイナル・イヤーの成績は27勝9敗、ERA1.73という嘘のような数字で、まさに英雄のまま引退したのでした。サンディー・コーファックスはこの日本との親善野球には不参加ででしたが、シリーズ終了後の11月18日に突如引退を発表したのでした。
今回の天覧試合は60年ぶりです!
試合後に陛下が席を立たれる際、井端監督は身動ぎもせず、きちんとした起立の姿勢でお見送り。大谷選手も同様でした。大谷選手と天皇陛下は互いに何かを感じたでしょうか??興味深いところです。
レンジから外れた対戦の難しさ
試合経過はご覧になった方がほとんどだと思いますので省略しますが、苦戦しましたね。
オーストラリアは台湾に3-0でシャットアウト勝利し、チェコに対しても5-1で勝利し、2連勝で日本戦を迎えました。
台湾戦では投手陣が奮闘して3人の継投でBB 2、SO 9をマーク。準々決勝に進むためにも戦略的に台湾戦は必ず取る!という決意の下、オリオールズのアレックス・ウェルズを先発に起用し、彼もその期待に見事に応えました。打線も素晴らしく、強いことは強いのですが、やはり選手層という点では薄いかと思いました。
日本戦では軟投派が次々に登板し、打撃陣は意図しないボールとたまに決まる良いコースへの制球、そして普段の対戦よりは遅い球速にかなり手こずりました。
四球は出すも、肝心なところで抑えるという図式は、まるで甲子園で強豪校を翻弄するフレッシュなチームのような戦いぶりでした。こういう時はたいがい、ゲーム終盤にその実力差が露呈し、最後は総崩れで大敗するパターンが多いのですが、オーストラリア投手陣は最後までゲームを作り、たったの4失点。さすが地元のプロリーグで鍛えているだけのことはあると思いました。
苦戦した日本打撃陣は最後には対応。そしてオフェンスが苦戦している中、投手陣が相手につけ入る隙を与えず、流れを渡さなかったという圧倒的な実力も発揮(先制はされましたが・・・)。
それにしても日本の選手たちはやり辛そうでしたね。
青木(2009)-吉田(2023)- 吉田(2026)
もはや遠い過去になりつつありますが、2009年のWBCは世界のイチロー選手がまさかの大スランプ。苦労して苦労して韓国とのファイナルの最後の最後で、神の一撃でCF前勝ち越しタイムリーを放って、これで日本が優勝しました。イチローさんおタイムリーが出た時はそこら中で「よっしゃー」という声が上がるくらいに盛り上がりました。
Hall of Famer Ichiro Suzuki led off for Team Japan when it won the 2009 #WorldBaseballClassic title! 🇯🇵 pic.twitter.com/LA4z6ANQNL
— World Baseball Classic (@WBCBaseball) February 3, 2026
その時のJAPANでイチロー選手をリカバーして大いに活躍してくれたのが、現ヤクルトGMの青木宣親選手。全9試合で37打数12安打、打率.324、RBI 7、HR 1、SB 5をマーク。「青木がいなければ2009年のチャンプはない」と言われたくらい機能しました。
前回大会の2023年、その「青木」となったのが吉田選手で、全7試合で主に「5番・LF」として出場。打率.500(28打数14安打)、HR 2、RBI 13、OPS 1.783をマーク。準決勝でのメキシコ戦での逆転3ランHRはその最たるものです。
吉田の起死回生の2ランHR
そしてこの日、6回表にちょっとした綻びから1点を先制された日本は、7回裏、先頭の大谷選手が四球で歩き、2アウト1塁で打席が回ってきた吉田選手は2球目、左投手が投じた膝下の難しいスライダーに対応。これがRFスタンド中段に入る2ランHRとなり、2-1と逆転。まさに値千金の一発を放ったのでした。
種市が好投
日本は隅田投手が5回表からの3イニングを好投。吉田選手の一発を引き出しました。そして種市投手が8回の1イニングをピシャリと抑え、完全に流れを日本側に。8回裏には代打の佐藤輝明選手が2点タイムリーダブルを放って追加点。
最終回は大勢投手が2本のHRを打たれましたが、4−3で逃げ切りました。
日本はこれで3勝とし、Pool Cの1位通過を決定。マイアミに行くことに。
Pool Cは波乱
このゲームの前のデーゲームでは台湾と韓国が対戦。シーソーゲームとなりましたが、延長10回に台湾がスクイズでタイブレークを制して勝利。
これでPoolCは月曜のオーストラリアvs韓国戦でもし韓国が勝てば2勝2敗で3チームが並ぶことに。その場合はタイブレークとなり、以下の1番からの適用で2位通過が決定。
- 同率チーム間の直接対決成績。
- 台湾 5-4 韓国 (10回)
- 台湾 0-3 オーストラリア(AUSは9回裏X勝ち)
- 韓国 – オーストラリア (TBD)
- 同率チーム間の試合における守備アウトあたりの最少失点。
- 同率チーム間の試合における守備アウトあたりの最少自責点。
- 同率チーム間の試合における最高打率。
- くじ
2勝2敗なら、もう1で決まらないので2に進みます。2がちょっとわかりにくいのでシナリオを1つ。
(例)Team A, Team B, and Team C が2勝2敗ずつ
- Team A: 失点5/18 innings (54 outs) vs. B & C
- 計算:
5 / 44 = 0.092
- 計算:
- Team B: 失点8 in 18 innings (54 outs) vs. A & C.
- 計算:
8/ 54 = 0.148
- 計算:
- Team C: 失点 3 in 18 innings (54 outs) vs. A & B.
- 計算:
3/ 54 = 0.055
- 計算:
結果: Team C (0.055)が最小ゆえに勝ち抜け。こうなります。
たぶん、2で決まると思います。現時点で試合が終了している台湾は数字が出ます。
- 台湾
- 失点 7 (vs AUS: 3 + vs KOR: 4)
- イニング数( vs AUS: 8 ※ + vs KOR: 10 ) =18 Innings / 54 Outs
※9回裏は守備なしゆえ - 7/54 = 0.129629
どうなるでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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